「犯罪都市」2〜あらすじ・概要
タイトル | 「犯罪都市」the round up |
出演 | マ・ドンソク、ソン・ソック、チェ・グイファ、パク・ジフン、 ホ・ドンウォン、ハジュン、チョン・ジェガン |
監督 | イ・サンヨン |
公開 | 2022年 |
衿川警察署の強行班のマ・ソクトはベトナムの韓国領事館に出頭した犯罪者を
引き取るために、班長と二人、ベトナム・ホーチミンへ。
そこで目にしたのは韓国人による、韓国人の誘拐殺人事件。
マ・ソクトは犯人であるカン・ヘサンを追い始める。
「犯罪都市」2/暴力は嫌い、でも面白かった点3つ
予習もバッチリして、ソン・ソック観たさに劇場に足を運ぶ。
ソン・ソックの役どころはわかっちゃいたけれど、きょ、きょ、きょ、狂気。
基本、暴力シーンは嫌いだけれど、面白かった。
①ソン・ソックがかっこいい
ソン・ソックはベトナムにて、韓国人観光客を相手に誘拐殺人をして
お金を集める猟奇的な犯罪者。
すぐに斧を振り回す。(前作のユンゲサンも斧を振り回してたような…)
斧ってところが余計に怖い。
ソン・ソックに惚れた「私の解放日誌」にしても、彼の魅力はミステリアス。
ミステリアス一点のみに集中すれば、そのアクションがかっこいい。
とんでもなく強いのだ。一人で5・6人相手に次から次へと、のしていく。
走る姿は陸上選手のように綺麗なフォーム。狂人じみてるけど、その走ってる姿好き。
細マッチョで飲んだくれていた「私の解放日誌」とは違い、肩がガツンと大きくなっている。
なんか刺青入ってるし。
怖い怖い。
でも、なんか観ちゃう、それがソンソック。
②マブリーが強い
暴力シーンは苦手なのだが、主役のマ・ドンソクの圧倒的な強さが
観ていて、常に安心感を与えてくれる。
一人だけ効果音も違う。彼が一度動けば、ドゴンドゴンとまるで重機のような
音がする。しかも俊敏。鋼鉄の肉体?殴られても、刺されてもびくともしない。
体が大きくて、まるで大きな大きな球体のようなのに、その素早い動きときたら…。
犯罪者カン・ヘスンも数人の相手を戦うほどに圧倒的に強いのに、
マブリーが出てきたら、「敵わない」と瞬時に判断するのか、退散する。
マブリーが現れたら、もう大丈夫、と思えるから、心臓に悪いってことがない。
ソン・ソックが目当てだけれど、やっぱりマブリーも好き。
③コミカルな描写・脇役たちの活躍
ところで、「犯罪都市」の時代設定はどうなっているのか?
登場人物たちはスマホを使用していない。ガラケーを使用している。
「犯罪都市1」の方では、実際にあった事件をもとにしたフィクションだそうだから、
その辺りの時代設定だろうか。
「犯罪都市1」で活躍した強力班の面々も今回も登場。
強力班のソクトの次に古株っぽいビョンシクは出てこなかったが、あとは健在。
1にて、末っ子新米強力班メンバーだった、ホンソクも立派になって…微笑ましい。
そして、「私たちのブルース」のイングォン役のパク・ジファンさんが
1に続いて、イス役で登場。
「the round up」ではヤクザの組長からは足を洗っているが、
ソクトに敵わずいいように扱われている。大活躍である。笑
こう言うのは好みの問題だけれど、私はこうしたコミカルな描写や
人情味のある人間関係が描かれている方が、観ていて楽しくて好きである。
暴力シーンばかりではなくて、ちょっとほっこりできる部分や、
クスッと笑える場面がある方がいい。
私は、「犯罪都市」推しだ。
「犯罪都市3」では、好きな日本の俳優・青木崇高さんが出るとあって、これもまた
楽しみである。
が、日本人がマブリーのアクションの相手をしないといけないとあったら、相当鍛えないと
いけないんじゃなかろうか。と、要らぬ心配をしてみる。