Netflix配信「美男堂の事件手帳」あらすじ・概要
タイトル | 美男堂の事件手帳 |
配信 | Netflix |
キャスト | ソ・イングク、オ・ヨンソ他 |
話数 | 全18話 |
ジャンル | サスペンス、コメディ |
物語は、ある大手ホテルの会議室から始まる。
真っ赤なスーツに身を包んだナムハンジュン(ソ・イングク)が颯爽と現れ、
別室にてモニターで、支配人面接の様子をみる。
面接を受けにきた社員たちの様子をモニターで見ないがら次から次へと
問題を暴く。
彼はカフェ「美男堂」のムーダン(巫堂)。
霊感能力で次から次へと人々の悩みを解決…
と思いきや、その真実は
天才的プロファイリングと妹の天才的ハッキング能力によるもの。
彼は過去の事件の真相を追い続けていた。
ソ・イングクの巫堂っぷりが見どころ
霊感によって、死者の声を聞いたり、人の悪事を暴く…
扇子と鈴を打ち鳴らし、
体を揺すり、
首を上下させ神の声を聞く。
日本にも昔からそういった人がいて、
馴染みのあるもの。
詐欺くさいな…と思ったら、
その実、プロファイリングによるものだった。
それを全部まるっと飲み込んで霊感によるもの!と
言っちゃってるソイングクに面白みを感じる。
彼をかっこいいとは思わないのだけれど、(失礼)
彼の殴られる姿とか、巫堂になりきる姿、
笑わせてくれる振り切った演技。
それを演じ切るのはやっぱり彼の立ち姿の美しさがあってこそ。
ナム・ハンジュンの後輩を演じるクァク・シヤンの妙なコミカルな動きも
おかしみがある。
巫堂をそのまま演じきってくれても面白かったけれど、
サスペンスと交えて、警察と一緒になって解決していく上での
一つの手段としての巫堂。それはそれで見もの。
まとめ/「美男堂の事件手帳」というサスペンスに隠れたコメディ
事件を解決するという大前提があるものの、
先に述べたようなコメディっぷりが随所に散りばめられた「美男堂の事件手帳」
サスペンスでありながら、笑いながら楽しめる。
サスペンスにはやはり気味悪く、不快な場面もたくさん出てくるが、
それをソ・イングクのコミカルな演技が
緩和してくれる。
ナムハンジュンの天才的なプロファイリングを全て、
巫堂(ムーダン)の能力のせいにしてしまうところが
笑えて、逆に清々しいほど。
これならばサスペンスの苦手な人も楽しめるのでは。
展開は二転三転するものの、総じて王道通り。
裏切らない展開で安心してみていられる。