とにかく出演者が豪華な「もうすぐ死にます」
あらすじや感想、キャストやオリジナル相関図を紹介します!
プライムビデオ/韓国ドラマ「もうすぐ、死にます」概要・あらすじ・全何話?
タイトル | もうすぐ、死にます |
配信 | Amazonプライム(2024年1月現在) |
ジャンル | ファンタジー、スリラー |
キャスト | ソ・イングク、パク・ソダム、キム・ジフンほか |
話数 | 全8話 |
原作 | 「もうすぐ死にます」ウェブトゥーン |
就職浪人のチェ・イジェは絶望していた。
何年も就職がうまくいかずに焦り、そして恋人であるジスの気持ちは自分から
離れていったように感じる。
イジェは自ら死を選び、この苦しみを終えることを選んだ。その彼の前に現れたのは、
「死」だった。「死」は怒っていた。「死」を自分の思い通りになると思っているイジェに対して
罰を与えることにした。
これから死ぬ運命にある12人に、イジェの魂を次から次へと転生させるという。
果たして、イジェは「12人」の死を経験し、12回の死を体験していくことになる…。
プライムビデオ韓国ドラマ「もうすぐ死にます」相関図・キャスト・登場人物
人物紹介及び感想にはネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
チェ・イジェ/ソ・イングク
就活浪人生。初めの就活の際に、第一志望のテガングループの最終面接直前に、交通事故の現場に居合わせたため、
面接で失敗してしまい、その後ずっと就活浪人をしている。
何度も失敗するうちに、人生に絶望し、自ら死を選ぶ。
死んだら終わりだと思っていた人生に、「死」が現れ、地獄へ行く前に12回の
「死」を経験する罰を受けろと言われる。
【ソ・イングクその他出演作品】「元彼は天才詐欺師」「美男堂の事件手帳」ほか
「死」/パク・ソダム
「死」は思い通りになる、と思いながら自ら死ぬことを選んだ、イジェに対して
猛烈な怒りを持ち、イジェに対して罰としてこれから死ぬ運命にある12人の人間に転生し、
その度に12回「死」を経験する罰を受けるように言い渡す。
【パク・ソダムその他出演作品】「パラサイト 半地下の家族」ほか
イ・ジス/コ・ユンジョン
イジェの学生時代からの恋人。小説家になることを志す。
イジェのことを心から応援していたが、いつしか気持ちがすれ違うようになってしまう。
亡くなる直前、別の男性といるところを見たイジェが振られたと勘違いしてしまう。
【コ・ユンジョンその他出演作品】「SweetHome」「還魂」「還魂2」「ムービング」ほか
イジェの母/キム・ミギョン
イジェを女手一つで育てる。
イジェが亡くなる直前、イジェに電話をかけていたが、イジェは出なかった。
【キム・ミギョンその他出演作品】「車輪」「医師チャ・ジョンスク」「サムダルリへようこそ」「愛してると言ってくれ」ほか
パク・テウ/キム・ジフン
イジェが最終面接まで行ったテガングループの長男。面接でイジェと顔を合わせる。
柔和な表情の裏には隠された秘密がある…。
イジェと因縁を持つ。
【キム・ジフンその他出演作品】「悪の華」「エージェントなお仕事」「その恋、断固お断りします」ほか
「その恋、断固お断りします」にて好印象だったキム・ジフンだが、久しぶりのサイコパスやろう。(個人的に)
青筋が立つからかな…サイコパスやろうがよく似合う(褒め言葉)
パク・ジンテ/チェ・シウォン
イジェが一番初めに転生した人物。テガングループの次男。
ソン・ジェソプ/ソン・フン
二度目の転生。危険なことに挑んではその動画視聴回数などで稼ぐ。
クォン・ヒョクス/キム・ガンフン
イジェ三度目の転生。高校生。
体格が小さく、母子家庭でいじめられている。
いじめられることに絶望し、死を選ぼうとしていたが、イジェが中に入ったことで、機転を効かせピンチを乗り越えようとする。
【キム・ガンフンそのほか出演作品】「椿の花咲く頃」「ラケット少年団」「財閥家の末息子」ほか
ガンフンくん大きくなったねええええ〜と近所のおばちゃんのような感想を持ってしまう名子役。
聡明な役柄が似合う、といえばこの子。
イ・ジンサン/ユ・インス
ヒョクスをいじめるいじめっこ。でも、その内実は虎の威を借る狐、であり本人には実力も根性もない。
【ユ・インスそのほか出演作品】「今、私たちの学校は…」「還魂」「還魂2」「良くも悪くもだって母親」「悪霊狩猟団カウンターズ2」「今日もあなたに太陽を」ほか
かわいい役も、いじめっこ役も嫌な奴もどんな役もこなしちゃうユ・インスくん。
今回は「嫌なやつ」で…本当は気が小さくで、ずるい奴なのに、自分を大きく見せようと必死になっている…人生は思い改めないと、
いい方に転がらない。
イ・ジュフン/チャン・スンジョ
イジェの4回目の転生。
マフィア?の一員?殺しでも何でもやってきた。身体能力が高く、有能だが、
組織の女の人に同情し、人生を狂わせてしまった。
チョ・テサン/イ・ジェウク
イジェの5回目の転生。
ボクサーを志していたが、貧しく、お金のために請け負った仕事で刑務所に入る。
刑期を終える間近だった。若くて身体能力に優れている。
【イ・ジェウクそのほか出演作品】「天気が良ければ会いにゆきます」「還魂」「還魂2」ほか
イ・ジェウクにユ・インスにコ・ユンジョン…還魂やないかーい!!!
コ・ユンジョンとの絡みはないけれども。「還魂」好きにはたまらないこの絡み。
チャン・ゴヌ/イ・ドヒョン
イジェの7回目の転生。
モデルをしているが、兄のカフェを手伝うことになる。
そこへイジェの恋人であるジスがやってきて、ジスの事情や悲しみを知ることになり、また自分のことを
話す決意をする。
【イ・ドヒョンそのほか出演作品】「ホテルデルーナ」「SweetHome」「怪物」「ザ・グローリー」「良くも悪くもだって母親」ほか
モデル、という役所ね。いや、わかるよ。うん。イ・ドヒョンのイケメン具合ね。
そして、恋人であるジスと再会するビジュアルが、イ・ドヒョンというキャスティング。素晴らしい。
すれ違ってしまったジスともう一度心を通わせる、というストーリー展開において
ときめくビジュアルは必須。イ・ドヒョン、大正解です。
チョン・ギチョル/キム・ジェウク
サイコパス画家。人殺しに快楽を覚え、連続殺人をしている。
人を殺すことに長けた人物。
アン・ジヒョン/オ・ジョンセ
イジェ9回目の転生。
刑事。自分の身を守ることを常に優先させてきたダメダメ刑事だったが、イジェが乗り移ったことにより
優秀な刑事へと変わっていく。
【オ・ジョンセそのほか出演作品】「ストーブリーグ」「椿の花咲く頃」「サイコパスだけど大丈夫」「悪鬼」「SweetHome2」ほか
恋人と再会するのはイ・ドヒョンで、母親と再会するのはオ・ジョンセさん、というこの匙加減!
素晴らしい!
ジヒョンとイジェの母親のやり取りは泣かせてもらった。
韓国ドラマ「もうすぐ、死にます」感想〜豪華キャストが一番の見どころだと個人的に思う理由
生きる意味を問うている。
まさにその通りであると思う。
人生に絶望し、自ら命を絶とうとする若者に今一度
「本当にそれでいいのか?」
と問う内容となっている。
一つ一つの人生の終わり、「死」は決して思い通りになるものではない、ということ。
12回の人生の終わりを通して、考えさせられるつながりとなっている。
誰にどの順番で生まれ変わっていくかも緻密な流れとなり、
生きていくこと、の大切さを見つめていくことになる。
が、最後に母親に生まれ変わって、母親の気持ち、苦悩を知り、最大の後悔へとつながるが、
母親の気持ちで考えるならば、自分の気持ちを知られて、後悔、つまり苦悩へと繋がるならば、
知られたくないだろうなという気もする。
もちろん、それで人生をやり直すことができて、「死を選ばない」ことにつながることが
大前提ならば話は違うのだが。このドラマはもちろん、そんな結果になっていたので、
それは良かったと思う。
けれども、母親の気持ちになるまでにも、「死を12回も経験する」ということだけでも、
「そんなにも苦しむ必要ある?」とも思ってしまった。
ドラマの展開だけでいうならば、構成もよくできているし、各かキャスティングも素晴らしいと思う。
アベンジャーズかよ、というぐらいに、有名俳優が次から次へと出てくる。
それだけでも大変見応えがある。
イ・ジェウクにユ・インス、イ・ドヒョンにオ・ジョンセ…カメオ出演で、キム・ソンチョルさんまで
出演。個人的には豪華すぎるやろーと叫びたい。
恋人と再会する時にはイ・ドヒョンの姿でときめかせ、
母親と再会し、死んだことを後悔するにはオ・ジョンセでとことん泣かせてくれる。
オ・ジョンセさん、実はそんなにドラマを見ていないのに、私の中では
彼が出ていたらもう大正解な気がしている。
「悪鬼」では感情を抑えた演技だったオ・ジョンセさん。
今回は、別人の姿で母親と対峙する、故に感情を抑えなければいけない、
けれど母親への気持ち、後悔が押し寄せる、という表情がなんとも言えずに
泣かせてくれる。
オ・ジョンセさん、大正解!!!
「もうすぐ死にます」原作は、LINE漫画やebookjapanにて、日本語で読むことができる。
最近のドラマは日本でも韓国でも本当に漫画原作が多いですね!!!