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【ドラマ感想】パクボヨン主演Netflix「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー」〜感想・あらすじ・登場人物・相関図・キャストex

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【ドラマ感想】パクボヨン主演Netflix「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー」〜感想・あらすじ・登場人物・相関図・キャストex

今日もあなたに太陽を

ほんのりと優しい気持ちになれるドラマです。

誰もがなりうる身近なものとして…

オリジナル相関図を交えて感想を綴ります。

Netflix韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を」あらすじ・概要

「今日もあなたに太陽を」予告編
タイトル今日もあなたに太陽を
〜精神科ナースのダイアリー〜
配信Netflix
話数全12話
ジャンルヒューマン
キャストパク・ボヨン、ヨン・ウジン、
チャン・ドンユン、イ・ジョンウンほか
「今日もあなたに太陽を」概要

パク・ボヨンは内科に勤務した後、3年目で精神科に異動してきた。

明るく前向きな看護師。

幼馴染のソン・ユチャンは互いに何でも言い合える親友。

初めての精神科で慣れないことはたくさんあり、失敗もあるけれど、

自分らしく、仕事に向き合っている。

「今日もあなたに太陽を」登場人物・相関図・キャスト

今日もあなたに太陽を

チョン・ダウン/パク・ボヨン

出典元:Netflix

内科から精神科へ異動してきたナース。

3年目で精神科へ異動してきたことを周りから珍しがられる。

頑張り屋で、前向き・明るい性格。

母一人子一人で生活してきた。

トン・ゴユン/ヨン・ウジン

出典元:Netflix

肛門科の外科医。いつも指をポキポキと鳴らしてしまう癖があり、精神科を受診する。

一生懸命に患者と向き合うダウンの姿を見て、徐々に惹かれる。

【ヨン・ウジンその他出演作品】「39歳」ほか

「39歳」にてソン・イェジン演じるミジョのお相手を演じていたウジンさん。

その時には多少の物足りなさがあったが(リ・ジョンヒョクと比べちゃってつい…)、今作では

純粋に彼自身を見ることができて、優しい人柄が溢れ出ていて良かった〜

ソン・ユチャン/チャン・ドンユン

ダウンの幼馴染。ダウンとは何でも言い合える大親友。

実家のチキン店を手伝っている。

ソン・ヒョシン/イ・ジョンウン

出典元:Netflix

看護師師長。看護師たちから頼りにされているベテラン看護師。

イ・ジョンウンさんそのほか出演作品】「まぶしくて」「ミスター・サンシャイン」「椿の花咲く頃」「私たちのブルース」「未成年裁判」ほか

大好きな俳優さんの一人、イ・ジョンウンさん。今回も胸に迫る演技をありがとうございました!と言いたい。

ファン・ヨファン/チャン・ユル

精神科の医師。ダウンとユチャンの元家庭教師。ゴユンとも友人関係。

医師家庭に育ち、裕福な家庭環境。有能で、一見ぶっきらぼうで、看護師たちの反感を買っているのかと

思いきや…徐々に味の出てくる役柄。

ミン・ドゥルレ/イ・イダム

精神科看護師。冷静で落ち着いて、仕事にあたる有能な看護師。

「次期看護師師長」と噂されるほどに優秀。家庭環境に恵まれず、仕方なく看護師を選んだが、実直に仕事をこなす。

徐々に周りに心を開き、自分を見つけていく彼女の姿に共感と愛しさが込み上げる。

ホン・ジョンラン/パク・ジヨン

精神科看護師。ダウンとは同期。噂好きなところはあるが、根が明るく、裏表のない性格で、

頼りになる友人でもある。

パク・スヨン/イ・サンヒ

精神科ベテラン看護師。ワーキングマザーで、子供二人の母親でもある。実家の母に面倒を見てもらいながら、

看護師の仕事と両立している。厳しい面もあるが、面倒見がよく、すぐに自分のことも省みることのできる良き先輩。

ユン・マンチョン/チョン・ベス

精神病棟の介護士。患者たちの保護をする。「すべての道はユンさんに通ずる」と言われているぐらいに、周りから信頼されている。

ミョンシン大学病院に勤めて30年の大ベテランである。

面倒見がよくダウンたちのことをサポートし、助けてくれる。

【チョン・ベスその他出演作品】「今、私たちの学校は…」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ほか

脇役でよく見るチョン・ベスさん。時には嫌な役もあるけれど、大体「いいお父さん」という役柄が多くて好印象。

今回も面倒見をよく見てくれる、看護師たちの「お父さん」的立ち位置。

コン・チョル/イム・ジェヒョク

精神科の新人医師。空気を読めなさそうな、鈍感そうな雰囲気が「ムードーメーカ」的立ち位置。

頑張りすぎて「痔」になってしまったらしい。

イム・ヒョクス/キム・ジョンテ

精神科の教授医師。穏やかで、物静かな態度が医師からも看護師からも患者からも信頼されている。

チャ・ミンソ/コン・ソンハ

精神科医師。冷静沈着に塩対応するので、看護師から若干反感を買っているが、

実は優秀な医師。

キム・ソワン/ノ・ジェウォン

精神科病棟の患者。ダウンのことを「仲裁者さま」と呼び、時には励ましてくれる心優しい患者。

ダウンの母/ファン・ヨンヒ

ダウンのことを女手一つで育ててきた。ダウンを心配し、朝は起こしてあげたり、異動した際にはよもぎ餅を持たせたりと

あれこれと世話を焼く。

韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を」感想〜じっくりと寄り添ってくれる暖かなドラマ

精神科病棟のナースのお話で、いろんな精神科の患者が出てくる。

精神科と一括りに言っても、病名はさまざまで、症状もさまざま。

通常の看護師の仕事とは違うこともたくさんある。

内科にて、「一人一人の患者に時間をかけすぎる」と言われ、

「精神科」への異動を勧められたダウン。

自信をなくしつつあった彼女が、精神科の患者と向き合ううちに、

自分らしさを発揮し、周りの助けもあって、徐々に「精神科」という仕事を自分のものへとしていく。

さまざまな患者が出てくる。その一つ一つに対して、物語があり、

なぜ、そうなったのか、を紐解き、それらは皆、誰にでも起こりうることなのだと実感する。

今、まさに精神科に通っている人には見るのは辛いドラマだと思う。

元気な人には自分には関係ないものとは思ってほしくない、というドラマだと思う。

ダウンや、ユチャン、ゴユン、など一概に患者とは呼ばない人々の内面の葛藤も描いていく。

支える側の人、支えられる側の人、医療に従事する人、患者…それぞれの境界線は曖昧であり、

いつでもその線は越えていく可能性がある。

精神科に対する「偏見」というものも、さまざまな形で出てくる。

精神科に娘がかかるなんて…とそれをひた隠しにしようとする母親。

双極性障害の妹を抱えて引っ越し先に悩む看護師師長。

「まさか自分の娘が精神科にかかるなんて…」

ある年代の人にはありがちな発想だと思う。

最近でこそ、精神科にかかる人は多く、欧米ではたくさん精神科にかかっているという話だが、

日本や韓国ではまだまだ精神科に対する偏見があり、その敷居は高い。

一人一人に焦点の当たったストーリー展開では、真面目に頑張るが故に、心に溜め込みすぎて

溢れる瞬間、溢れそうになる瞬間が描かれており、

はっとさせられる。

ああ、いつでも自分もその風邪をひく可能性はあるよな、と。

出てくるキャラクターがそれぞれに暖かくて、ほんのりと心に響く内容となっている。

恋愛展開も実は見どころ

精神科のお話だから、そこに対してすごく焦点が当たっているわけではないが、

恋愛要素もある。

ダウンの元気な様子に心惹かれるゴユンに、幼馴染のユチャンは実は昔からダウンのことが

好きだったが言えずにいた…とか。

ヨファン先生はツンツンして、看護師に嫌がらせをして嫌われているのかと思ったら、

実はドゥルレのことが大好きで、影で猛アプローチをしていたりとか。

男性陣がとにかく、イケメン男子というわけではないけれど、それぞれに一生懸命に

女性のことを思いやり、好きでいてすごーく好感が持てる。

一生懸命すぎて若干「アホだな」というところがまた可愛らしくていいのだ。

ときめき要素もあって、個人的に好きなドラマ展開の一つとなった。

重めのテーマに挟まれる、「クスっ」と笑える瞬間

「クスっ」と笑える瞬間の作り方、挟み方が上手い。

精神科に通っている人は、真面目ゆえにそこまで追い込まれてしまった人が多く、

その人たちの心情を描いていくと、自然と暗くなりがちになるかもしれないが、

そこへ「くすっ」と笑える瞬間がちょっとずつ合間に挟まれている。

そのタイミング、挟み方、エピソードがすごく上手いと思う。

人生って、深刻な時もどこか抜けていて、その抜けた瞬間に少し笑えるかどうかで

救われる瞬間があると思う。

そうしたことを感じられる、温かみのあるドラマに仕上げてくれているのが、

合間に見られる「笑える」瞬間なのだと思う。

患者さんに時々「あ」と思えるカメオ出演

個人的にだけれど、「あ」と思えるカメオ出演の俳優さんがちらほら。

脇役俳優さん、結構見たことあるなという人が増えている。

内科の看護師師長さんは、「ヒップタッチの女王」で完全な「2521」パロディを披露してくれた

パク・ソニョンさん。(え、そう思っているのは私だけ?)

第5話に、子供がいじめにあってしまい、子どもを精神科に連れてきたワーキングマザーを、

キム・ヨジンさん。ヴィンチェンツォでは、キレッキレのダンスを披露していたが、

今回は悩めるワーキングマザー。

第3話にて精神科に実習生としやってくるユ・インス

ダウンに心を開き、ダウンも特別に目をかける患者として描かれる

キム・ソワンのお父さんに、イ・ギュフェさん

イ・ギュフェさんも脇役ながら、いつも目にとまる存在。

ダウンが入院することになった精神科の医師にコン・ミンジョンさん。

コン・ミンジョンさんは「海街ダイアリー」で主人公の親友を演じた後、

「シスターズ」にて感じの悪い記者役をしていて気になっていた存在。

カメオというかそれぞれにゲスト出演的な感じで登場する。

だえがどんな役でどんなエピソードをもたらしてくれるのか。

それも楽しみの一つである。

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原作は韓国ウェブトゥーン「精神病棟にも朝が来ます」。

元精神科の看護師による漫画だとか。

看護師もされて、漫画も描いて…世の中には多才な人がいっぱいいらっしゃる…としみじみ。

精神の病気の中にいる時、いや、全ての病気においてそうかもしれないが、

どんよりと「曇り空」や「雨の日」がずっと続くように描写される。

それは暗い暗い、夜の描写とも似ている。

「精神科は窓が広く、朝が来るのが早い。」

暗い暗い夜が明けて、朝が来る時、新しい希望に包まれる。

「精神科病棟にも朝が来ます。」いい言葉だなと思う。

イラストがどこかほっこりする漫画が原作。

韓国の蓬餅は日本のそれと一緒なのかしら。

日本では異動の際のご挨拶に「よもぎ餅」を持っていく風習はないと思うが(あるのかな?)

引越しの時に、お餅を配っているシーンを見たことがあるし、それに並んだことなんだろうか。

昔ながらの風習が描かれるところも韓国ドラマの好きなところである。


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