Netflixドラマ「ブラッドハウンド」概要・あらすじ
| タイトル | ブラッドハウンド |
| 配信 | Netflix |
| 話数 | 全８話 |
| 原作・制作 | キム・ジュファン |
| キャスト | ウ・ドファン、イ・サンイ |
時はコロナ禍。人々が生活に喘ぎ、貸金業に金を借りざるを得ない中、
悪質な貸金業者による不当な取り立てが横行していた…
プロのボクサーを目指すキム・ゴヌは試合でホン・ウジンと
仲良くなる。
ゴヌは母親思いの優しい青年。
ある日、母親が高利貸しに騙されて、多額の借金を負うことになる。
昔、貸金業で働いていたことのあるウジンと共に
貸金業の世界に飛び込み、悪徳な高利貸しに立ち向かっていく。
Netflixドラマ「ブラッドハウンド」キャスト・相関図・登場人物
キム・ゴヌ／ウ・ドファン
新人王戦で優勝したボクシング界有望株。母一人子一人で育ち、
母親に大変優しい、心優しき青年。
困っている人を見捨てることはできず、誰にでも優しい。
ボクシング選手としての誇りを持っているが母親の借金のために、
その拳を悪徳金融業者と戦うことに使うことを決める。
腰が低く、丁寧で礼儀正しく素直な青年。
「ザ・キング」のウ・ドファンの心優しい青年ぷりがかわいい。
なのに筋肉ムキムキのボクシングがめちゃくちゃ強いというギャップ萌え。
【ウ・ドファンその他出演作品】「ザ・キング 永遠の君主」他
ホン・ウジン／イ・サンイ
ボクシング選手。昔、貸金業で働いていた。
元・海兵隊であることに異様なまでの誇りと自負を持っている。
海兵隊の上下関係、所属年についてのこだわりが強い。
ゴヌの母親が悪徳な貸金に騙されて、借金を負うことになったのを
助けてやる。ゴヌと違ってコミュニケーション能力が高く、少し軽い感じに見えるが、
いいコンビ。
イ・サンイの腹筋もバッキバキに割れてて、え、この人こんな人だったの？と新鮮な驚き。
【イ・サンイその他出演作品】「海街チャチャチャ」「マイデーモン」ほか
チェ社長／ホ・ジュノ
かつては貸金業界を牛耳っていたが、今は無利子で困っている人たちに
お金を貸している。
ヒョンジュを孫娘のように可愛がり、後継者として育てているが、危ないことをしないか
心配している。孫娘のためにゴヌとウジンを護衛に雇うことを決める。
チャ・ヒョンジュ／キム・セロン
身寄りのない身だったが、チェ社長に引き取られ、大切に育てられる。
利益を無視したチェ社長のやり方に不満を持っていて、貸したお金の回収をきちんとするように
訴えている。無鉄砲なところがあるが、自分の身は自分で守るように努力している。
キム・ミョンギョル／パク・ソンウン
ホテルにカジノを開くことを夢見る。貧しい人を騙すようにしてお金を貸し、高額な利子で取り上げ、お金儲けをしている。
スマイルキャピタル代表。
カジノ開業の権利を得るために、財閥賛成であるホン・ミンボムに近づく。
自分の言うことを聞かせるためなら手段は選ばない。
過去、チェ社長の元で働いていたが、社長を裏切り殺そうとした過去を持つ。
ファン・ヤンジュン／イ・ヘヨン
チェ社長の右腕的存在。引退してからは日本料理店を営む。包丁を武器にして戦う。
イ・ドゥヨン／リュ・スヨン
元・チェ社長の元で働いていた。バイクで颯爽と現れる。
クイーンメーカーでは嫌なやつだったリュ・スヨンさん。今回は普通に2枚目さんで。
【リュ・スヨンその他出演作品】「クイーンメーカー」ほか
カン・インボム／テ・ウォンソク
ミョンギルを慕い、ミョンギルの言うことなら何でも言うことを聞く。
ミョンギルも一番信頼している部下。
怪物かよ…て言うぐらいに強い。
【テ・ウォンソクその他出演作品】「グリッチ」他
ユン・ソヨン／ユン・ユソン
ゴヌの母親。カフェを営む。
スマイルキャピタルに騙されて多額の借金を背負ってしまう。
【ユン・ユソンその他出演作品】「愛と利と」他
ホン・ミンボム／チェ・シウォン
いけすかない感じの財閥3世だが、ミョンギルに脅され気が弱くなっているところに
現れた誠実なゴヌとウジンに心を許し協力し合う。
ミン・ガンヨン／チェ・ヨンジュン
ホン・ミンボムの親戚。警察。
脅迫されるミンボムを助けようとする兄貴分。
【チェ・ヨンジュンその他出演作品】「ヴィンチェンツォ」「賢い医師生活」「賢い医師生活２」「私たちのブルース」ほか
Netflixドラマ「ブラッドハウンド」感想〜Netflixドラマはやっぱりよく出来ている
全８話というスピード感の中でよくこんなに練り上げられるなあと思う。
物足りなさがない。ちょうどいい。
韓国ドラマといえば、昔なら20話以上あって、二転三転、見終わる頃にはヘトヘト…となるパターンが多かったが、最近は
全部で12話、８話というものも増えている。
20話あれば確かにへとへとにもなるが、その分その人たちの人生に入り込んだような充実感も得られる。
一人一人のキャラクター、人生、過去が十二分に描かれ、その人たちに対する愛情もひとしおである。
それを見た後に日本のドラマを見た時には物足りなく感じたりもしたものだ。
ところが、全８話になったところで、
キャクターの描き方は上手いし、スピード感もあって、
それはそれで面白いのである。
この「ブラッドハウンド」も然り。
ゴヌとウジンという青年たちのキャラクターの描き方もうまく、
すぐに好感が持てる。
そして、スピード感。
うまい、としか言いようがない。
キャラクター達の過去も描かれつつ、見応えもしっかりとある。
そしてアクションシーンもさすが、である。
こういうタイプのドラマはあまり好きでない私も、ゴヌというキャラクターの可愛さと
アクションのかっこよさで思わず一気見してしまう。
恋愛要素は全くないが、ゴヌはゴヌでかわいいし、イ・サンイ演じるウジンのお調子者っぷりも
好感が持てて、それなりに楽しめる。
男性にも女性のドラマだと思う。
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生真面目なウドファンと可愛らしいウドファン一人二役が楽しめるのも良き。
