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【Netflix】ユンゲサン&ハジウォン「チョコレート 忘れかけてた幸せの味」感想 キャスト&登場人物 相関図紹介

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【Netflix】ユンゲサン&ハジウォン「チョコレート 忘れかけてた幸せの味」感想 キャスト&登場人物 相関図紹介

韓国ドラマ「チョコレート」感想

ユンゲサンが恋愛もの?????

私の中でユンゲサンは斧を振り回している人。(初めて見たのが「犯罪都市」だったから」

あれから、「誘拐の日」を見て、「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」を見て、ユンゲサンへの

イメージはもちろん変わったけれど、恋愛もののイメージがまるでなかった。

恐る恐る開封してみたら、それはもう…じんわりと心に迫る最高のラブストーリーだった。

韓国ドラマ「チョコレート」あらすじ&概要 

タイトル「チョコレート 忘れかけてた幸せの味」
放送局JTBC
配信Netflix
監督イ・ヒョンミン
脚本イ・ギョンヒ
キャストユン・ゲサン、ハ・ジウォン、チャン・スンジョほか

ムン・チャヨン(ハ・ジウォン)とイ・ガン(ユン・ゲサン)は幼い頃、莞島(ワンド)島で

出会い、互いに初恋を経験する。

が、そのまま出会うことがないまま、イ・ガンは母親とソウルへ引っ越してしまう。

大人になったムン・チャヨンは調理師として働きながら、自由奔放な弟の借金に振り回されていた。

チャヨンは心に傷を抱えながら一生懸命働いていた。

ある日、倒れたチャヨンが入院した先で、初恋の「イ・ガン」を見つける。

しかし、イ・ガンは幼いチャヨンに料理をくれた優しい男の子ではなく、

復讐に燃えて医者を続ける男になっていた。

韓国ドラマ「チョコレート」 相関図

韓国ドラマ「チョコレート」相関図

Netflix「チョコレート」キャスト&登場人物

ムン・チャヨン/ハ・ジウォン

出典元:Netflix

調理師。子どもの頃に、母親に捨てられたデパートで崩落事故に遭い、

九死に一生をえる。そこで出会ったおばさんにチョコレートをもらったことで、元気がない時はチョコレートを食べる。

大人になって初恋の人、イ・ガン(ユンゲサン)に出会うが思いを告げないまま、彼が死んでしまったと思い込む。

同じ頃であった弁護士のクォン・ミンソン(ユ・テオ)との交際を受け入れた途端、そこへイ・ガン(ユン・ゲサン)が

彼の親友として登場し、想いに苦しみ、ギリシャへ姿を消す。

数年後、余命数ヶ月のミンソンのために、韓国へ戻り、ホスピスへ。成り行きでそのまま働くことになる。

明るくて前向き。人のために、心より体が先に動いてしまう。

【ハ・ジウォンその他出演作品】「カーテンコール」ほか

イ・ガン/ユンゲサン

出典元:Netflix

コソン病院神経外科医。幼い頃は莞島に母と二人で慎ましく暮らしていたが、

そこへ祖母、ハン・ヨンソル(カン・プジャ)が現れ、後継者になれ、と母と二人ソウルへ連れて行かれる。

所が母親は事故で亡くなる。

以来、一族に恨みを持ち懸命に勉強して復讐を誓って医者になった。

親友のミンソン(ユ・テオ)だけが心の拠り所だった。

叔父の策略により戦地へ派遣され、事故に遭う。九死に一生を得て戻ってくる。

ミンソンを亡くしたあと、チャヨン(ハ・ジウォン)と一緒に交通事故に遭い、チャヨンを助けるために

措置が遅れて神経に後遺症が出る。

そのため、ホスピスに派遣されてしまう。

【ユンゲサンその他出演作品】「犯罪都市」「誘拐の日」「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」ほか

イ・ジュン/チャン・スンジョ

出典元:Netflix

コソン病院神経外科医。

コソン財団長男のこども。ガンがやってきたせいで、幼い頃から争わされる。

気難しくてイケすかないやつかと思いきや、本当は心優しくて、

両親が共に卑怯な手でガンを陥れて自分を勝たせようとすることが腹立たしくて仕方ない。

【チャン・スンジョその他出演作品】「知ってるワイフ」「ボーイフレンド」ほか

ムン・テヒョン/ミン・ジヌン

チャヨン(ハ・ジウォン)の弟。幼い頃に、母親に連れられて姿を消したが、ある時から、

姉のところにやってきて、世話になっている。

定職に就かず、姉に迷惑をかけてばかりいる。

いつも調子のいいことばかり言っているが、本当は気持ちの優しい弟だったりする。

【ミンジヌンそのほか出演作品】「いつかの君に」ほか

クォン・ミンソン/ユ・テオ

弁護士。ガン(ユンゲサン)の親友。ガンが復讐のために医者をやっていることが許せずに、

やめるように勧めている。

チャヨン(ハ・ジウォン)を好きになり、アプローチをし続けてやっと恋人同士になれたが、

自分の気持ちに嘘をつけないチャヨンは別れを告げてギリシャに行ってしまう。

その後、婚約者ができるが病気になり、ホスピスで過ごす。

死ぬ前にどうしてもチャヨンの料理を食べたい、とガンに言う。

【ユ・テオその他出演作品】「その恋断固お断りします」ほか

クォン・ヒョンソク/キム・ウォネ

コソン系列のホスピス病院長。ミンソン(ユ・テオ)の父親。

ミンソンは二人目の妻との息子。

【キムウォネそのほか出演作品】「良くも悪くもだって母親」「悪鬼」「ソンジェ背負って走れ」「貞淑なお仕事」ほか

ハン・ソンエ/キム・ホジョン

ホスピスの調理師。苦しんでいたチャヨン(ハ・ジウォン)を調理師として病院に置く。

認知症を患っている。

元々はヒョンソク(キム・ウォネ)の一人目の妻だったが、ある日家を出て行方をくらませる。

ある日、突然戻ってきて病院の調理師として働き始める。

ハン・ヨンソル/カン・プジャ

コソン財団の会長。ある日、ガンのところへきて、死んだ息子の代わりに病院の跡取りになるよう育てる、と

ガン親子をソウルへ連れていく。

周りに有無を言わせない権力を持っている。

イ・スンフン/イ・ジェリョン

コソン病院の院長。

コソンの長男だが、出来があまり良くなくて、妻に尻に敷かれ、母親には頭が上がらない。

周りに対してすぐに意地悪なことを言う。

ユン・ヘミ/キム・ソギョン

コソン病院副院長。スンフンの妻。

賢く、頭が回るのであの手この手でガンに対して嫌がらせをし、ジュンを勝たせようと策略を巡らせる。

チャン・スヒ/イ・オンジョン

ガン(ユンゲサン)の母親。ガンの父親と恋に落ちて、駆け落ち、夫を亡くし、一人でガンを育てていた。

ワンドで料理屋を営んでいた。

ガンと共にソウルへやってきたが、デパートの事故で亡くなってしまう。

ハ・ヨンシル/ヨム・ヘラン

ホスピスの看護師師長。面倒見が良くて、ホスピス周辺で育ったため誰とでも

分け隔てなく仲が良い。

ヒョンソク(キム・ウォネ)とも幼馴染。

ヨムヘランその他出演作品】「グローリー」「椿の花咲く頃」「トッケビ」「マスクガール」「悪霊狩猟団カウンターズ1・2」「マイネームイズガブリエル」ほか

イ・ソフン/ユン・イェヒ

ガンとジュンの叔母。出戻りで、経営権までは狙っていないが、

漁夫の利的におこぼれを貰おうと、虎視眈々と狙っており、何かと口を出してくる。

ペ・ナラ/イ・ジュヨン

ホスピス看護師。ガンに一目惚れするが相手にされていない。

ユン・ジヨン/ウ・ソンミン

ホスピスの患者。

キム・ヒジュ/クム・ヒョミン

ホスピスの患者。ジュンの高校時代の先輩。ジュンの初恋の人。

チョン教授/イ・ムセン

ヒジュの夫。

ミン・テシク/チョンソクホ

ヨンシル(ヨムヘラン)の幼馴染。歌手になりたい、とギターを持ってホスピスで歌い始める。

ヨンシルのことが好き。

【チョンソクホその他出演作品】「ミセン」「智異山」「キングダム」「ユミの細胞たち2」「ムービング」「となりのミスターパーフェクト」ほか

韓国ドラマ「チョコレート 忘れかけてた幸せの味」感想

立ち上がりの遅い韓国ドラマはよくあるが、本編が始まるまで長い…と感じたのは久しぶりだった。

本編をホスピスパートとするならば、ホスピスパートが始まるまで実に5話分ほどある

子どもの頃から始まり、チャヨン(ハ・ジウォン)とガン(ユン・ゲサン)の関係性は、長く、複雑な

因縁に絡まっていく。

子どもの頃、二人は出会って、互いに「初恋」となるが、そのままお互いの環境の変化により

会えなくなる。

そして、再会したと思ったら、チャヨンが自分の思いを告げる前にガンは戦地へ。しかも、「死んだ」と

聞かされる。

やっと思いを断ち切り、ミンソン(ユ・テオ)の思いを受け入れた矢先に、ガンが「恋人の親友」として

目の前に現れる。

仕方なく、チャヨンは姿を消してギリシャへといくが、数年後、死のふちに面してミンソンにお願いされた

ガンがチャヨンの気持ちなど知らずにやってきて、いやーな態度で迫ってくる。

死ぬ間際のミンソンの願いを叶えるべく、韓国へやってきたと思ったら、ガンとチャヨンは二人して事故に遭う。

いきさつが複雑!

そんなこんながありながらのホスピスパート。

子どもや若い子がいるというのは、なんとも受け入れ難いが、

チャヨンの言う「ホスピスは死に行く人たちの場所ではない。毎日を一生懸命生きている

人のための場所だ」という言葉通り、それぞれの人生が、その瞬間、キラキラと輝く。

そこに添えられる料理の素晴らしいこと。

料理の一つ一つも美味しそうに、しかも丁寧に描かれていて、「これ、作ってみたい」と思わせる。

長い時間をかけて複雑に絡まった糸が徐々に解けていき、だんだんと惹かれていく様子を

ユンゲサンが実にいい感じに演じてくれている。

ツンからのデレ!

こんなユンゲサンもありだわ。あり!!!

長い時間をかけての愛の物語という意味では、院長のエピソードも泣かせる。

複雑な人間関係だな、おい…と思うが徐々に明かされていく秘密は「そうだったのか…」と

胸に落ちる。

人生は、辛くて、複雑で、受け入れ難い感情をたくさん持っているけれど、

長い歳月をかけて収まるべきところに、感情を変えながら収まっていくものなんだな、と思う。

間違いなく、名作ドラマの一つだと言える。

 

 

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