
アンヒョソプとチョンヨビンが共演の「いつかの君に」
台湾ドラマが原作のこちら。
時空ミステリーとしても面白いが、アンヒョソプとの恋模様も素敵で
胸の高鳴りが抑えられない!
オリジナル相関図とともに感想を綴ります!
Netflixドラマ「いつかの君に」あらすじ・概要
タイトル | 「いつかの君に」 |
配信 | Netflix |
話数 | 全12話 |
キャスト | チョン・ヨビン、アン・ヒョソプ、カン・フンほか |
原作 | 台湾ドラマ「時をかける愛」 |
ジャンル | ラブロマンス/時空サスペンス |
1998年、内気なクォン・ミンジュ(チョン・ヨビン)は明るく外交的な青年ナム・シホン(アン・ヒョソプ)に
好意を寄せていた。
2023年、恋人を失った悲しみから抜けられないハン・ジュニ(チョン・ヨビン)の元に、
古いカセットテープとプレーヤーが届く。それを聴きながら眠ると、次に目が覚めた時、
自分とそっくりな女子高生クォン・ミンジュだった。しかも、そこは1998年。
そして、目の前には失った恋人とそっくりだが別人であるナム・シホンがいた…。
Netflix韓国ドラマ「いつかの君に」登場人物・キャスト・相関図

ハン・ジュニ/チョン・ヨビン

2023年。
1年前に恋人を亡くし、悲しみに暮れる。明るく仕事のできる女性。
何事に対しても前向きで、行動力があり、言いたいことをはっきり言う。
恋人のク・ヨンジュンとは大学時代に出会い、交際していたが、
ジュニのニューヨーク転勤をきっかけに喧嘩が多くなり、ニューヨークへ来ようとしていた
ヨンジュンが飛行機事故で亡くなってしまう。
クォン・ミンジュ/チョン・ヨビン

1998年。
内向的で言いたいことをはっきり言うことができない女子高生。勉強も運動も苦手。
家族に対しても同級生に対してもはっきり言うことができずにいる。
叔父さんがレコード店を営んでおり、時々手伝っている。
学校で人気者のナム・シホンに憧れを抱いている。
【チョン・ヨビンその他出演作品】「ヴィンチェンツォ」「楽園の夜」「グリッチ」ほか
チョン・ヨビンの一人二役の演技が素晴らしい!!!
2023年のハン・ジュニ(チョン・ヨビン)の意識が、1998年のクォン・ミンジュに入る
のだが、二人の性格は真逆。その演じ分けがお見事としか言いようがない。
立ち姿、笑顔、口調、歩き方まで全然違い、若干ネタバレになるが、
後半の微妙に違う「ジュニが中にいるはずのクォン・ミンジュ」を演じる姿も素晴らしい!
ク・ヨンジュン/アン・ヒョソプ

2023年。
ハン・ジュニの恋人だったが、飛行機事故で亡くなってしまう。
美術学部を卒業し、木工職人として生計を立てていた。
穏やかで優しく、ジュニのことを心から愛し、包み込むように一緒に暮らしていた。
ナム・シホン/アン・ヒョソプ

1998年。
学校の人気者の高校生。明るく、みんなから好かれる。
勉強も運動も得意。インギュとは小学校からの親友。
インギュがミンジュに好意を持っていることを感じ取り、協力しようと声をかけ、
三人で仲良くなる。が、ジュニの性格が入り込んだミンジュに惹かれるようになる。
【アン・ヒョソプその他出演作品】「社内お見合い」「浪漫ドクターキム・サブ2」「浪漫ドクターキム・サブ3」ほか
チョン・インギュ/カン・フン

1998年。
ナム・シホンの親友。耳に障がいがあり、聞こえにくいので補聴器をつけている。
勉強はできるが、内向的な性格で、ミンジュに共感する部分があり惹かれている。
おばあちゃんと二人暮らしの優しい高校生。
【カン・フンその他出演作品】「シスターズ」ほか
ソ・ナウン/ソ・イェファ
2023年。
ジュニの同僚であり、友人。ジュニの悲しみを理解し、元気付けようとする。
【ソ・イェファその他出演作品】「ヴィンチェンツォ」ほか
オ・チャニョン/ミン・ジヌン
2023年。
ヨンジュンの大学時代の友人であり、工房の同僚。
ペ・チウォン/パク・ヒョックォン
2023年&1998年。
1998年ではミンジュの叔父さんであり、時々ミンジュが店番の手伝いをする「27レコード」のオーナー。
2023年では27カフェを経営。
ミンジュの良き理解者。
【パク・ヒョックォンその他出演作品】「mine」「ヒップタッチの女王」「財閥家の末息子」ほか
ペ・ミヨン/チャン・ヘジン
1998年。
ミンジュの母親。夫婦仲があまり良くなく、夫婦喧嘩をしては息子の親権について主張し合っている。
夜の仕事をしていて、朝は寝ていることが多い。
ミンジュのことを心配していないわけではないが、つい息子を可愛がってしまう。
【チャン・ヘジンさんそのほか出演作品】「パラサイト〜半地下の家族」「愛の不時着」「あなたに似た人」「グリーンマザーズクラブ」ほか
クォン・ドフン/イ・ミング
1998年。
ミンジュの弟。両親に甘やかされて育ち、ミンジュにも甘えている。
ミンジュに偉そうにあれこれ言うが、本当は家族思いの優しいところがある。
【イ・ミングそのほか出演作品】「グリッチ」「今、私たちの学校は…」「ザ・グローリー」ほか
オ・チャニョン/ミン・ジヌン
2023年。
ヨンジュンの大学時代の同級生。一緒に工房を開く。
ヨンジュン亡き後も、共通の友人としてジュニと交流がある。
Netflixドラマ「いつかの君に」感想&見どころ
若干のネタバレの可能性があります
一番の見どころはアンヒョソプとのときめき(個人の感想です)
アンヒョソプとの高校生活!!!!!
これを満喫できるのは個人的には最大の魅力であった。
ちょっとヤンチャで、ちょっと悪くて、でも優しい。
そんなアンヒョソプ演じるナム・シホンと、優しく勉強ができるインギュ(カン・フン)に囲まれて過ごす
高校生活…こ、これは…
時空サスペンスはとにかく話が前後してややこしく、途中まで理解するのに一苦労なのだけれど、
アンヒョソプに見惚れすぎて、それこそ話が入ってこない。
大学生の押せ押せアンヒョソプもまた良き。
時空サスペンス
1998年に自分自身は小学生で存在しているはずなのに、意識は別人の体に入っている。
そして、顔はそっくり。
でも、性格は真逆。
目の前にいるのは顔はそっくりだけど、恋人とは別人(のはず)の彼。
自分自身だけでなく、ナム・シホンも実は…いや、ナム・シホンだけではなく…てな
展開でとにかく時空サスペンスは理解するのが難しい。
けれど、ややこしいながらも(とにかくアンヒョソプにうっとりしながら
見ていた私)見続けるとうすらぼんやり理解できる。(え?)
結果…「よく練り込まれてるわあ」という感想が持てる。
チョン・ヨビンの演技が見もの
チョン・ヨビンちゃんは「ヴィンチェンツォ」で見て以来、その表情の豊さで好きになったのだが、
今回、本当に一人二役がうまかった。
同じ顔だけれど、性格が全然違う二人…表情の作り方、姿勢、笑い方、声の出し方まで全然違う。
半信半疑だったシホンとインギュも、一方はジュニにしか惹かれないし、一方はミンジュにしか惹かれない…という
状態を不思議に思い始める。見た目は同じでも、その中身に惚れるって…そこがまた素敵なところ。
そして、ミンジュの抱える葛藤について描かれていたところも
微妙な心情が描かれていて素晴らしかった。
憧れる気持ち、妬む気持ち、誰かになりたいと思う気持ち、ありのままの自分を見てほしい気持ち…
原作は台湾ドラマらしいが、こうした微妙で繊細な心理描写は原作のものだろうか。
興味がある。
美しい風景
韓国ドラマの美しい風景が好きである。
今回のこのドラマもまたその風景の描き方が美しい。
シホンがジュニに恋する瞬間を描いた雨の降る風景。
二人の奇跡的な再会を描いた雪の景色。
それに馴染む二人の美しさよ。
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原作は台湾ドラマ「時をかける愛」
台湾ドラマ、実は見たことがない…華流って流行ったこともあったけどね。
プライムビデオで配信されている模様。
「いつかの君に」作中で、それを聴くと過去に戻るカギとなった曲「僕の涙を集めて」(「with my tears」)。
「賢い医師生活」のOSTでも使われていた名曲だそう。
