韓国ドラマ「再婚ゲーム」あらすじ・概要
| タイトル | 再婚ゲーム |
| 話数 | 8話 |
| キャスト | キム・ヒソン、イ・ヒョヌク、チョン・ユジン |
| 演出 | キム・ジョンミン |
| ジャンル | サスペンス、ヒューマン |
| 配信 | Netflix |
「再婚ゲーム」あらすじ
キムヒソン演じるソ・ヘスンはある日突然、夫から離婚を告げられる。
他に女性がいることを知ったヘスンは悲しみに暮れるが、さらに夫はその女から裏切りに遭い、
自殺をする。
何もかも失いながらも、娘と二人前向きに生活していたが、
母親が申し込んだ結婚相談所に退会の申込みにいくと
夫を裏切り死に追いやった女がいた…
Netflix配信ドラマ「再婚ゲーム」感想
Netflixのあらすじは以下である。
超上流階級向けの特別な結婚相談所を利用して、ある計画を実行に移す女性。その目的は夫の愛人だった計算高い女への
復習を果たすこと。
以下、ネタバレを少し含みます。
「再婚ゲーム」率直な感想
「上流階級向けの結婚相談所」「復讐劇」「キムヒソン」おお、面白そうやん。
しかも８話。観てみよーということでみはじめた今作。
復讐劇には復讐劇なのだが、まず夫。
浮気である。
浮気には違いない。
浮気してる時点で、夫も悪いのだから、復讐してやる義理はない。
夫の死は悲しいことだし、女のせいで資産も何もかも持っていかれたとはいえ、
必死になって復讐に労力かけなくても…
「もうええやん。」となる。
が、ドラマ内のキムヒソンも常識的な女性で、重々それは承知の上。
始めこそ、そんなつもりはなかった。
対する愛人を演じるチョン・ユジン。
もう悪女も悪女。
妖艶な空気感も、意地悪な表情も、常識のなさも
自ら復讐されに行ってるようなものである。
うまいこと見てるものの、こいつ〜！！！！という気持ちを掻き立てる
演技をしてくれるもんだ。
ましてや娘に絡んだらあかん。
娘に絡んだら、そりゃ母親は黙ってられへん。
キムヒソン演じるヘスンも立ち上がる。
「再婚ゲーム」見どころ
⒈バチェラー？と思いたくなる女同士の取り合い
「mine」にてとんだゲス野郎だった、イ・ヒョヌク。今回はまとも？な金持ち。
少なくともサイコではないし、ゲスでもない。
上流階級を会員に持つ、結婚相談所「レックス」
そこのブラック会員の中でも「スーパーブラック」と呼ばれるヒョンジュ（イ・ヒョヌク）。
お金を持っていて、割と若く、相手による事由で離婚したバツイチ子持ち。
若く有能な女性たちがブラック会員と結婚したくて、レックスに入会。
その中でもスーパーブラックのヒョンジュと結婚したがる女性たち。
ヘスンの復讐相手、チンユヒも然り。
ヒョンジュと結婚させろ、とレックススタッフや代表に迫り、
あの手この手でヒョンジュに近づこうとする。
え、他におらんの？てか、そんなに歳の離れた人は嫌でしょうか。
まあ、話が進まないから仕方ないけれども。
⒉仮面パーティ・女の牽制の掛け合い
仮面パーティって。そんなパーティをする上流階級の結婚紹介所、
本当にあるんだろうか。
上流階級限定はありそうな気もするが。
代表チェ・ユソンの企んでます、策略だらけでございます風情も
見どころである。
女たちが牽制し合う様子を上から高みの見物。
仮面をつけた状態で自分をどうやってアピールするか。
えー。私ならその場にいたら笑っちゃうような
アピールを必死でする女性たち。
お金の前に、女性たちは必死である。
⒊愛かお金か
チンユソンも代表もたくさんの女たちが「お金！！！」と叫ぶ中、
主人公のヘスンは「もう男性は懲り懲り」「私に構わないで」
「贈り物は結構です」という態度を貫き通す。
ヒョンジュの母親もまた、初婚の女性を、地位のある女性を、
それで名誉を取り戻すのよ、みたいなことを言っている。
が、最後にはまともに。
ヒョンジュがまたお金を盾に、相手の女性を試したがる。
ダイヤの指輪に、車に…
車の贈り物を断ったヘスンに心動くヒョンジュ。
いやいや、車は普通断るやろ。ドン引きやん。
でもね、そう、やっぱり愛が勝つんですね。
というか、無欲の勝利。
でも、人間、そこまで無欲でいられるかどうかもまた謎。
そこを考えさせられる。
本当にヘスンみたいに無欲でいられる？
「再婚ゲーム」感想まとめ
その場になってみないとわからないものだろうか。
自分もそこに放り込まれたら、必死でスーパーブラックとやらと
結婚したがるだろうか。
ヘスンだけがまともに見えるけれど、
果たして自分はヘスンでいられるだろうか。
ツッコミどころが満載でも妙にソワソワさせられてしまう
この上流階級の世界。
んなアホなーと思っても、
その権力の世界に自分はいないのだからわからない。
人のフリ見て我がふり直せ、というもの。
その場に万が一我が身が置かれることがあれば、
ヘスンでいられるように、と願うばかり。
大金を持った人と結婚できるチャンスがあるとして、
自分は自分、と凛とした人間であるように。
子どもに恥じない人間でいられるように。
キムヒソンといえば、私には「悲しき恋歌」楽曲も良くて大泣きした思い出が。