Netflixドラマ「イルタスキャンダル」あらすじ・概要・キャスト・相関図
タイトル | イルタスキャンダル |
話数 | 全16話 |
ジャンル | ラブコメ |
キャスト | チョン・ギョンホ、チョン・ドヨン、ノ・ユンソ、 オ・ウィシク、イ・ボンリョン、シン・ジェハ、チャン・ヨンナム、 キム・ソニョン、ファン・ボラ他 |
制作 | スタジオドラゴン |
配信 | Netflix |
あらすじ
数学講師のチェ・チヨルは5億の男と呼ばれる、超人気者。
講義はいい席を取るために朝から行列ができるほど。
一方、元ハンドボールの韓国代表である、ヘンソンは同じ地区で総菜店を営む。
自閉症の弟と高校生の娘を一人で養っている苦労人。
娘のヘイは、成績優秀だが、数学に壁を感じていた。
ヘイが、チヨルの数学の授業を受けたいと申し出たことで、
チヨルとヘンソンの生活が交わっていくことになる…
「イルタスキャンダル」登場人物/キャスト
ナム・ヘンソン/チョンドヨン
元ハンドボール韓国代表。ヘイと自閉症の弟を一人で面倒を見るために、韓国代表の座を諦め、
総菜店を営む。
自分があまり勉強ができない、してこなかったのでヘイは優秀だがサポートがあまり分からない。
塾だなんだと必死になっている母親たちを懐疑的に見ていたが、
ヘイのために一念発起、教育ママになると決める。
チェ・チヨル/チョンギョンホ
人気塾講師。彼の授業を受講するために朝から母親たちが席とりの順番待ちをする。
過去の傷から、食事ができず不眠症が続いている。
繊細で神経質なところがある。
我らがジュンワン(賢い医師生活)にぴったりな神経質でコミカルな役どころ。
【チョンギョンホその他出演作品】「刑務所のルールブック」「賢い医師生活1・2」ほか
ナム・ヘイ/ノユンソ
勉強がよくできるが、数学が伸び悩んでいる。
ヘンソンは本当は叔母だが、「お母さん」と呼んでいる。
思いやりがあり、手伝いもよくするよく出来た子。
「私たちのブルース」にて若くして妊娠し悩む少女を演じていたノ・ユンソちゃんが今回も苦労おおき少女役。
相変わらず可愛いし、良い子ちゃん。
【ノユンソその他出演作品】「私たちのブルース」「20世紀の君へ」「配達人」ほか
ナム・ジェウ/オウィシク
ヘンソンの弟。自閉症で体が弱い。朝の散歩を欠かさない。
動物が好きで、動物の映像をずっと観ている。
こちらも脇役でお馴染みオ・ウィシクさん。自閉症のジェウは可愛い。
キム・ヨンジュ/イボンリョン
ヘンソンの韓国代表時代からの友人で、総菜店・店員。
出会いを求めてあれこれと習い事に通っている。
恋愛ごとが好きで、ヘンソンにあれこれと吹き込む。
面倒見のいいオンニといえばイ・ボンリョンさん。私の中では年齢不詳で不思議な役者さんである。
奥さん役から独身オンニまで幅広い脇役さん。
チ・ドンヒ/シンジェハ
チヨルの助手として働く。甲斐甲斐しく世話を焼き、食事の世話から送り迎え、スケジュール管理まで。
チヨルが一番信頼をおいている存在。
イ・ソンジェ/イチェミン
ヘイの高校の同級生。ヘイのことが好きだが、ヘイには気が付いてもらえない。
母親の「勉強しろ」圧に辟易しているが、母親や兄を心配する心優しき男の子。
イ・チェミンくん。爽やかでマッチョで注目株。
イ・ヒジェ/キム・テジョン
ソンジェの兄。引きこもり。おそらく母親からの「勉強しろ」圧に耐えられなくなり、引きこもってしまったと思われる。
夜中に出かけたりして不審な点も多い。
チャン・ソジン/チャンヨンナム
子どもたちの受験の成功に心血を注いでいる。自身は弁護士。
「勉強しろ」と圧をかけまくり、精神的に追い込み、手段は選ばない。
他のお母さんたちを見下している節がある。
演じるのは「サイコだけど大丈夫」にて怖いオンマを演じていたチャン・ヨンナムさん。怖さに磨きがかかっております
【チャンヨンナムその他出演作品】「サイコだけど大丈夫」「魅惑の人」ほか
パン・スア/カンナオン
ヘイの同級生で、ヘイのことをライバル視しては何かと突っかかってくる。
勉強に一生懸命すぎて若干追い込まれている感じ。
母親に甘やかされ大事にされてきた、わがままなお嬢さんというかんじ。
チョ・スヒ/キムソニョン
出てきたらテンションの上がる脇役さんベスト3に入るキム・ソニョンさん。
スアの母親であり、塾の情報サイト「スカイママ」で「スア賢母」なるインフルエンサーとして影響力を持つ。
他のママ友たちを牛耳り、何かと発言してくる。
自分を目立たせたい気持ちが強いが、スアを想っているのも事実で、スアの勉強や健康管理に命を賭けている。
スアのことを思うあまりに周りが見えなくなっている。
チャン・ダンジ/リュダイン
ヘイの同級生であり、親友。気が強く、口より先に手が出るようなタイプの女の子。
ヘイやソンジェほど勉強はできないが、ヘイを慕い仲良くしている。
イ・ミオク/ファン・ボラ
ダンジの母親。スア賢母の取り巻きでママ友。スア賢母の横にいて、やいのやいのヤジを飛ばしている。
余計な一言が多いが、憎めない感じのお母さん。
ソ・ゴヌ/イ・ミンジェ
ヘイやソンジェ・ダンジのクラスメイト。怪我で部活を辞めて、勉強を始めることになり、ヘイに勉強を教えてほしいと
頼む。ヘイに好意を持っており、ソンジェが焦り始める。ムードメイカーであり、
公平な目を持っていて、冷静にことにあたるので、ソンジェのいい友人となる。
「イルタスキャンダル」感想〜ラブコメありサスペンスあり受験戦争あり親子の感動ありの展開
チョンギョンホのラブコメ
「賢い医師生活」にしろ「刑務所のルールブック」にしろチョン・ギョンホの恋愛展開はあったものの、
ガッツリメインで見るのは初めて(私が)で、チョン・ギョンホの良さを堪能できるというという意味ではよかった。
神経質な繊細男を演じると右に出るものはないな、という感じ。
「賢い医師生活」や「刑務所のルールブック」では「オッパ」だったチョン・ギョンホが
ここでは年下男子ということもあり、それもなんだかニヤニヤが止まらない。
「ヌナ」発言もありがとう。
年下男子かつ神経質な繊細、こんなに線の細い体なのになぜだか、「ヒョン」が似合う、というのも
再確認。
ジェウとの絡みには萌える良さがある。
真面目な顔でコミカルな演技が上手いな〜と改めて思う「イルタ講師」でございました。
サスペンス展開が…
サスペンス展開が挟まってきて、ハラハラドキドキもアリーの、
過去も絡んでの重厚な作りか?と思いつつ、サスペンスの解決については
いささか疑問が…
大円団とはいかなかったのが残念。
サスペンス展開にしても、もう少し抑えめのサスペンス展開にしていれば納得がいったのかもしれない。
戻れない線、まだ戻れる線、越えてはいけない一線。
そのあたりで止まっていたなら、このサスペンス展開も
心温まる展開になっていたかも、とは思う。
受験戦争を熾烈かつコミカルにも描き出していた点
宗教と政治、スポーツ…人との話題に気をつけたいものの一つに「子どもの教育について」も
挙げられると思う。
「我が子が大事」というのは、もう動かしがたく、
我が子が絡むと冷静でいられなくなるのは必須である。
スア賢母にしろ、ソンジェオンマにしろ、行き過ぎだしやりすぎであるし、
「我が子より自分の欲望を満たしたいだけやろ」と言いたくなる節はたくさんある。
けれども、始まりはやはり「我が子」であり、我が子のために懸命なのは間違い無いのである。
人のふりを見て我がふり直さなくちゃ、
我が子をそっと抱きしめる、その腕が一番大切なのだ、と再確認させられた。
まとめ
受験戦争ありのラブコメありの叔母と姪の感動親子物語ありーので、
ラストは詰め込み感はあったものの、
ヘンソンとヘイの抱擁シーンは胸にくるものがあった。
苦労しても、大変でも自分が何を我慢したって、子どもの笑顔を見られたら
それだけで幸せ。そんな気持ちを再確認できる、最高のナム・ヘイの笑顔だった。
ずっと意地悪だったパン・スアがラストで急に大人になっちゃったけれども、
スアが途中に母親に言っていた「私だったかもしれないのよ」は胸にくる。
いつも他人の不幸に首を突っ込んじゃう母親に対してあの一撃は、私にはぐさりときたのだが…
自分が病気でしんどくて大人になっちゃったのかもね。
娘が急に大人になって、母親から離れたのを見てスア賢母も目覚めた、というところだろうか。
とにかく子どもたちの方が大人で、子どもたちに学ばさられる展開のドラマだった。
人のふりみて、もそうだが、子どもたちを見て大人たちよ、大人になろう、と思ったドラマ。
脇役も豪華だったが、子どもたちが次世代の俳優キタ!という感じで、注目したい若手俳優が
たくさんいたのもヨキ。
「イルタスキャンダル」関連おすすめ商品
総菜店の店主が主役とあって、お惣菜の美味しそうなこと。
これをまたチョン・ギョンホが美味しそうに食べるのだ。
私も差し入れして欲しくなっちゃう…
チキンパーティ。私も混ぜて。
受験生の必需品ですな。
日本では受験シーズン、これが売り切れますな。
ヘンソンの「食が基本」という姿勢は好き。「朝ごはんは食べないといけない」みたいなところ。同感。