チャンギヨンさんが除隊後初のドラマ出演となった「ヒーローではないけれど」
「The 8 Show」でのチョンウヒさんの驚きキャラクターも話題です。
オリジナル相関図、キャスト紹介!
Netflix「ヒーローではないけれど」あらすじ・予告編・概要
超能力を持つ一家。ところが、それぞれの悩みによって生まれた現代病で、
その能力を失ってしまった。
自身の幸せだった過去へ戻ることだできたポク・ギジュ。その母親は予知夢を見ることができたが、不眠症で見られなくなった。
姉であるドンヒは太って飛べなくなってしまった。
そんな一家の前に現れた不思議な女性、ト・ダヘ。
彼女にはある秘密があった…。
タイトル | ヒーローではないけれど |
ジャンル | ラブコメディ |
放送局 | JTB C |
話数 | 全12話 |
キャスト | チャンギヨン、チョンウヒ、コドゥシムほか |
韓国ドラマ「ヒーローではないけれど」相関図・キャスト・登場人物
ポク・ギジュ/チャンギヨン
幸せだった時間に戻る、という能力があったが、過去のある事件をきっかけに能力を失ってしまった。
うつ病になって、毎日お酒ばかり飲んでいる。
元消防士。
【チャンギヨンその他出演作品】「マイディアミスター」「いま、別れの途中です」ほか
前髪が長くて猫背でお酒ばかり飲んでいて、躊躇いがちなチャンギヨンがオタクっぽくて可愛いと思うのは
私だけだろうか…。
ト・ダヘ/チョンウヒ
海で溺れたギジュを助け、その後偶然に、マヌムと再会。
過去に2回、離婚歴のある女性…だが、その正体は詐欺師一家の主演女優。
ポク家の財産を目当てに入念に調べ上げた挙句に、近づいてきた。
が、ある過去にトラウマを抱える女性。
【チョンウヒその他出演作品】「The 8 Show」ほか
「The8Show」と配信時期が被っていたけれど、全く違うストーリーに全く違うキャラクターで、
面白みがあった。
始めは悪女かなあと思いきや、徐々に可愛らしさも見えてきて魅力的なキャラクターだった。
ポク・マヌム/コドゥシム
予知夢を見ることができる。が、不眠症により予知夢を見ることができなくなってしまった。
ダヘのマッサージにより眠ることができた!と思ったマヌムは、ギジュを助けた女性がダヘだったことを知り、
彼女を運命の人だと思い込む。
予知夢で見た、株や宝くじによって財を成す。が、家族全員能力を失われた今、焦っている。
【コドゥシムその他出演作品】「マイディアミスター」「椿の花咲く頃」「私たちのブルース」「カーテンコール」ほか
感動系、泣かせるオンマもしくはハルモニのコドゥシムさん。今回はパンチパーマ当てて、予知夢をみるおばあさん。
お金のことばっかり考えているようで、実は息子を心配してるんだろうな…と思っている。
今後どう展開していくのか楽しみ。
ポク・ドンヒ/キム・スヒョン
空を飛ぶことができたが、ストレスで太ってしまい、飛べなくなった。
先に結婚した方にビルを譲ると母親に言われ、弟より先に結婚しようと焦っているが、
お付き合いしている人には散々貢いだ挙句に、太ったことからか疎まれている。
【キムスヒョンさんその他出演作品】「京城クリーチャー」ほか
キムスヒョンさんの変貌ぶりにびっくりである。そして、根性にもびっくり。
あの美しい女性がこんな姿で出てくるとは…。
モデルシーンもあるだけに納得ではあるが。多分今後痩せる展開があるんだろうな。
ポク・イナ/パクソイ
ギジュの娘。事故で母親を亡くす。
母親が亡くなってから、父親との距離は開くばかり。
いつも分厚いメガネをかけて、俯いて歩いている。誰とも目を合わせないように…。
【パクソイちゃんその他出演作品】「シスターズ」「生まれ変わってもよろしく」ほか
オム・スングン/オマンソク
ポク・マヌクの夫。ドンヒとギジュの父親。
婿養子であり、能力はない。結婚してから一族の秘密を知り、受け入れて生活をしている。
マヌクの身の回りの世話をしている。
ペク・イルホン/キムクムスン
ダヘが「オンマ」と呼ぶ。宮殿サウナを切り盛り。
詐欺師の親玉。
グレース/リュアベル
ダヘの仲間。
ポム一家を調べる、姉ドンヒの結婚を阻むために、ギジュが運営しているジムのトレーナーとして働く。
【リュアベルその他出演作品】「マイディアミスター」「それでも僕らは走り続ける」ほか
ノ・ヒョンテ/ロイ
ダヘの仲間。
ポム一家の周辺を調べる役目をしている。無口。
【ロイその他出演作品】「グリーンマザーズクラブ」ほか
え?あの「グリーンマザーズクラブ」のフランス系男子?変わりすぎでしょ。笑
ハン・ジュヌ/ムンウジン
イナの同級生。ダンスクラブに所属。
イナが密かに好意を寄せている。
【ムンウジンその他出演作品】「無人島のディーバ」ほか
ギホや〜
ムンウジンくん、あどけなくて可愛らいい!今回はダンスシーンも披露してくれている。
ドラマ「ヒーローではないけれど」見どころ
超能力ものはよくあるけれど、現代病によって、その能力を失っている…からの、
対するヒロインは詐欺師ってところがポイント。
騙しにかかっていくけれど、実は過去に戻れるギジュとの間に色々ありそう。
全部で12話と短いけれど、見応えがありそうと期待している。
相関図的にもスッキリしていて、見やすいと思う。
ダヘにとっての「過去」が、ギジュにとっての「未来」というのも
何とも時間トリックがおしゃれ。
この「過去」と「未来」がどんなふうに交わっていくのかが見どころである。
ドラマ「ヒーローではないけれど」感想
※ネタバレにご注意ください
全部で12話という展開はすっきりとして見やすかった。
そして、最後まで時空のトリックの取り扱いが面白かった。
超能力一家だけれど、現代病(うつ、不眠症、過食)によって失われつつある一家。
そして、ギホは「過去に戻る」という能力はあるが、過去では誰にも触れることができず、
過去を変えることも、誰を救うこともできない。=決してヒーローではない。
しかし、彼ら一家の前に現れたト・ダヘだけは、過去で触ることができ、目の前に現れた、未来からやってきたギホを
見ることも触れることもできる。
そのト・ダヘの目的は詐欺なのだが。
この詐欺一家VS 超能力一家という構図も面白かったけれど、
なんと言ってもストーリーに絡んでくる超能力の使い道
ギホは幸せだった過去に戻ることができるが、うつ病で幸せと感じられなくなった過去には戻れなくなった。
ところが、ダヘとの過去に戻ってみると、ダヘだけは自分を見ることができた。
未来からやってきたギホによって、過去に彼らは気持ちを通わせていく。
過去を変えることはできないと思っていたが、
その選択や解釈によって如何様にも幸せになることができるのだ、と知る。
目の前にいたギホが実は未来からやってきたギホで、
たった今打ちのめされたダヘが未来のギホによって慰められ、
そして、今のダヘが未来のギホへと繋げるべく行動する。
それぞれの超能力もまた然り。
母親の未来を見る能力もどの部分を見るかによって変わってきて、
姉の空を飛ぶ能力も、誰かを救う場面が訪れる。
そして、先祖代々受け継がれてきた能力は、少しずつ進化したり変化したりする、ということが
ラストに繋がる。
このラストもまた、良かった。
彼が成長することによって、やっと繋がるのか!という新鮮さ。
ここ(未来)に来ていたから、遺体も何も見つからなかったのね、という着地点。
最後、全てが少しあっさりにも思えたけれど、それもまたそれぞれのキャラクターも守りつつで
良かった。
個人的にはチャンギヨンの引きこもりオタクかん溢れる髪型が可愛くてツボだった。
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ポクイナは初めのうちいっつもインスタント麺を食べている。
現代の家族の病として、それもまた象徴的なのかも…。
過去に流れるOSTがしっとりしていて好きだった。
時空のこととか、家族のこととか意外と深いドラマだった。