Netflixドラマ「離婚しようよ」あらすじ・概要
タイトル | 離婚しようよ |
キャスト | 松坂桃李・仲里依紗ほか |
脚本 | 大石静・宮藤官九郎 |
話数 | 全9話 |
ジャンル | コメディ |
結婚5年目の東海林夫妻。妻のゆいは人気女優、夫は当選1回の新人議員。
二人の関係は冷え切っているが、選挙や女優としての人気など
あれこれとしがらみがあって、なかなか離婚に踏み切ることができない。
ある日、ゆいは謎めいた男・恭二と出会う。
そして、大志はかつての不倫相手と再会してしまう…
二人は果たして無事?離婚できるのか…
Netflixドラマ「離婚しようよ」登場人物・キャスト
東海林大志/松坂桃李
愛媛5区の地盤を受け継ぐ三世議員。父親の突然の死により、補欠選挙で当選した新人議員。
妻・ゆいの方が有名で、地元での人気も妻の方があることを疎ましく思っている。
「坊っちゃん」と呼ばれ、甘やかされて育ってきた分、育ちのいい優しさ・素直さは持っているが
ちょっと…いや、かなりのアホである。
世間知らずだけれど、能天気さは彼の持ち味とも言える。
愛媛への愛はほんもので、愛媛に帰ると男っぷりが上がる。
ゆいと出会った時は父親の秘書をしていた。
黒澤ゆい/仲里依紗
子役の頃から芸能界で活躍し、愛媛を舞台にした連続ドラマ「みこちゃん」でブレイク。
母親は父親が違う子どもを七人も産んでいて、一度も結婚していない。
そのせいもあり、恋愛に対する願望や幻想については低いものの、東海林に対しては
その育ちの良さや自分にはない空気感に惹かれたと思われる…が、東海林の浮気で一気に
気持ちが冷めてしまった。3年前の大志の浮気が許せずにいる。
ミステリアスで自由な恭二と出会い、心惹かれる。
加納恭二/錦戸亮
パチンコで生計を立てる謎の男。
東大を受けて、中退した過去を持つ。頭は悪くない。
色気ダダ漏れだが、言っていることは意味不明。
パチンコ以外の時間は、アートと言えるのか謎の作品を作る「作業」に没頭している。
印田薫/板谷由夏
大志が離婚のために雇った弁護士。
シャープな敏腕弁護士。バツイチ子持ちで司法試験に合格・弁護士として活躍。
板谷由夏さん、好きなんだよな。何でも歯に絹着せぬ物言いが似合う。
石原ヘンリーK/古田新太
名前がまずふざけてる。
ゆいが離婚のために雇った弁護士だが、インテリ系タレントとしてテレビにも出演。
印田薫とは因縁あり。
ゆいの話を「ワーカールぅぅぅぅ」と聞くところに始まり、終始ふざけている。(本人はいたって真面目)
古田さん…好きすぎる。
想田豪/山本耕史
野党第一党の幹事長。若手人気議員。政権打倒・世襲批判のために、自ら愛媛5区に乗り出し、大志の対戦候補となる。
「そうだ、選挙へGO」が合言葉。
いや、そのまんまやないかい。
こういう議員さん、確かにいそう…
山本耕史さんってなんでもできるよね。
三俣桜子/織田梨沙
元局アナ。3年前の東海林大志との不倫が報道されてテレビ局を退社・フリーに。
そんな女子アナ…どっかにいたようないそうないなかったような…
織田梨沙さんどっかでみたと思ったら、「コンフィデンスマンJP」のこねこちゃんやん。
ちょっと舌ったらずな可愛い不倫相手。でも、強かなのが透けて見えている。
東海林峯子(母)/竹下景子
大志の母であり、「東海林家のために!!!」をモットーに生きている人。
東海林家の跡取り、東海林家が選挙区を継ぐために、離婚には絶対反対の意思表明をしている。
竹下景子さん、グレーショートの髪型が大変素敵である。現役時代のお着物姿も良かったけれど、大志の
代になってからの洋装姿も素敵だった。
早乙女五郎/尾美としのり
東海林大志の父親の秘書をしていた関係で、大志の秘書も引き続きしている、頼れる敏腕秘書。
大志を「坊っちゃん」と普段は呼んで、あれこれと丁寧にお世話をしている印象だが、
ブチギレると容赦がない。怖い面白い。
先代に対するリスペクトはほんものだが、大志のことは内心、本気でうんざりしている…
がどこかやっぱり愛情があって懸命に尽くしている模様。
佐藤富恵/高島礼子
ゆいの母親。スナック経営。
父親の違うこどもを7人産んで一人で育てている。貧乏で、
品はないが愛情はある。
Netflixドラマ「離婚しようよ」感想〜離婚と選挙について
クドカンドラマについて
クドカンのドラマは実はそんなに見ていない。
好きな人は大好きだよなあという印象。
「あまちゃん」は見ていたから「みこちゃん」が「あまちゃん」をオマージュしてること
ぐらいはわかるよ?
クドカンのドラマといえば…とか三谷幸喜作品といえば…という
役者さんは結構いて、それぞれ持ち味を出してらっしゃるが、
古田新太さん…好きなんだよなあ。
古田新太さん、はっきり言っていつも目が笑ってない気がする。
すんごい怪しげ。その怪しい雰囲気が好きなんだけど。
目の色が見えない。
狂気からコメディまでできて本当に好き。
狂気な役柄は確かに演技力が見えるけれど、コメディがうまい役者さんこそ
本当に演技力があると思う。
と言うわけで、松坂桃李と仲里依紗もすごく良かった。
仲里依紗さんの主演ドラマって今すぐに思い浮かばないのだけれど、
怒っている姿が容易に想像がついて面白い。
可愛いと言うよりも、もはやきちんと迫力があって面白い。
ちゃんと可愛いのにね。
大石静さんについて
大石静さんもそんなに観てなかったわ。
「大恋愛」はどっぷりハマったけれども。
それで言うと、クドカン節の方がやっぱりわかりやすかったかもしれない。
ノースリーブ選手権は絶対クドカン案だと私は思うんだけど…
どうでしょうか。
男ってちょっとアホなぐらいが可愛いのかもしれない
そう思うのは私自身がアホな証拠だろうか。
松坂桃李演じる東海林大志のアホっぷりよ。
アホなのにこの可愛さはもしかして天性の人たらしであり、
これぞもしかしたら真の政治家なのか?と思わんでもない。
大志がアホすぎてすぐ浮気しちゃうし、反省の色が全くないから
すぐにでも錦戸亮演じる加納恭二に行っちゃえよ!!!となるというと
そうでもない。
なぜって?
加納恭二もアホすぎるから。ていうか怪しすぎる。
パチンコで生計立てていて、さらに謎のアートに時間を費やし、
「作業があるから今日は帰って」とか言っちゃう。
そして、出来上がったアートを差し出して
「これ、今の気持ち」とか言っちゃう。
もう…????が頭に浮かぶ。
「いや、わからんし!」て怒鳴ってやりたい。
それを仲里依紗演じるゆいもきちんと気づいて気づいた上で
飲み込み、自分はじゃあどうするか?を決めていく…て言うところに
人生のおかしみがちゃんと込められている。
そうだな、大石さんとクドカンのドラマでただただかっこいい不倫相手が出てくる
わけがない。
加納恭二は加納恭二できっと…東大合格したけど、
俺、ふつうでいたくない病にかかっちゃった人なんだろうなと勝手に思っている。
「そんな言葉で言語化しないで」とか言っちゃってる。
いや、そもそも男とか女とかじゃなくて、人間そのものが
ちょっとアホなぐらいが可愛いんじゃないのか?
それもやっぱり私がアホだからそう思うだけなのか?
これは離婚ドラマ?それとも選挙ドラマ?いえ、人間ドラマです
かっこいいばかりが人間じゃなくて、時々、いやしょっちゅう間違っちゃうところのあるのが
人間。
勢いで浮気しちゃったり、勢いで離婚しちゃったり、それを後悔したり…
かっこ良くもない、綺麗でもない、どろどろで私利私欲があって、
間違うこともあるけれど、
本当のこともあって、ちゃんと日本や地元のことも考えていることもあって、
それでいいんじゃない?
それが、いいんじゃない?
そんな風にして、離婚のことに紛れさせてあれこれと
政治や選挙をディスりつつ、訴えかけるところきちんと訴えかけている…
本当に始めこそポンコツな大志だけれど、愛媛への愛だけはほんもので、
それこそが政治家にとって必要なことなのでは…と思わせてくれる。
政治家だけれど、その政治家は人間で、時々間違っちゃうこともあるけれど、
間違えてはいけないことはいけないこととして、
それとは別に間違っても軌道修正できることもあったりして…
少しアホで可愛いぐらいが人間の面白さだよなあと
改めて感じる、そんなドラマだった。
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これは本当に泣いた。
ゴーゴー泣いた。戸田恵梨香の演技もうますぎるし、ムロさんが演技力ありすぎて
男前に見えちゃうし?
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実はあんまり朝ドラを観ないんだが、唯一毎朝欠かさず観ていた。
長瀬智也がドラマ最後だって言うから、見たんだけど、良かった。
うん。家族のこととか介護のこととか。
長瀬智也のアツイ感じと、クドカンの畳み掛けるようなセリフがよく合ってたのかな。
だから何作もタッグを組んでたのかな。IWGPとか観てみようと思う今日この頃。