Netflixドラマ「君に届け」あらすじ・概要
主人公・黒沼爽子は真っ黒な髪に実直すぎる性格で誤解を受けやすい。
小さい頃から「貞子」と呼ばれ、高校に入学してもクラスに馴染めずにいた。
そんな爽子に対して、風早はいつも真っ直ぐに接してくれる。
風早はいつもクラスに中心にいて、人気者。
一見、真逆に見える二人だが、やがて惹かれ合うようになる。
タイトル | 「君に届け」 |
原作 | 椎名軽穂「君に届け」 (集英社) |
キャスト | 南沙良、鈴鹿央士、櫻井海音、久間田琳加、 中村里帆ほか |
配信 | Netflix |
企画・制作 | テレビ東京 |
話数 | 全12話 |
Netflix「君に届け」キャストに関する私的な感想
黒沼爽子/南沙良
南沙良ちゃんといえば、鈴鹿くんと同時に「ブスとバカこそ東大へいけ!」のドラマで
初めましてとなり、「ガッキー枠か…ふむふむ。なるほどかわいいな」と思っていた少女である。
「ドラゴン桜」では派手目な印象だった彼女が、真面目で実直・どちらかというと地味な女子・爽子。
どうかしらーと思ったら可愛らしい。
ちょっと声量を抑えめな感じで可愛い爽子ちゃんとなっておりました。
個人的には多部未華子ちゃんの方がイメージはピッタリなんだけど、イマドキな感じで素朴に
可愛いと思えたのは年をとったからかしら〜
風早颯太/鈴鹿央士
「サイレント」にて純真無垢な湊斗を演じてくれた鈴鹿央士くんが
これまた伝説の(私の中で)風早を演じるということで観てみたい!と思ったキャスティング。
可愛い…
可愛い…この一言に尽きる。
純粋。
ピュアホワイト。
真っ白。
風早は実は内面ではあれこれと思い悩み、葛藤があり、まっさらだけではないキャラクターだけれど、
その真っ直ぐさはザ王道少女漫画の王子様キャラクターであり、大変重要かつ珍しいキャラクター。
年代的には三浦春馬くんももちろん懐かしいけれど、「ああ、若いっていいわねえー」と思えるそんな初々しさが◎。
真田龍/櫻井海音
私の中で龍といえばもう少し背が高くて、もう少し声が低いイメージだった、かな。
漫画家キャラクターの実写化ってそれぞれイメージが違うから、
キャスティングする人のイメージに尽きるよな。
矢野あやね/久間琳加
あやねちゃんといえば、女子高生にあるまじき色気と大人っぽさを持ったキャラ、なのだが、
そんな生身の人間おらんわな。
吉田千鶴/中村里帆
この子はちづちゃんっぽかったー
背が高くて、ぶっきらぼうな感じ。
荒井一市(ピン)/三浦翔平
このピンは良かった〜。
ピンは矢野ちゃんが惚れちゃうぐらいだから、変なやつ、だけどでも真っ当な先生であり、実はかっこいいっていう役どころ。
三浦翔平の演じるピンはまさにイメージ通り。
風早の父ちゃん/杉本哲太
個人的に一番ぴったりだと思ったのが、風早の父ちゃん役杉本哲太さん。
原作では完全にキャラクター感満載の頑固親父をイメージ通りに演じてらっしゃる。
Netflix「君に届け」〜オババから見た感想・青春っていいよね
これをまさに青春真っ盛りの人が見たらまた別の感想なんだろうけれど、
「君に届け」はこの時期が来る前に読んでいたら、もうちょっと人生とか
お付き合いとか慎重に、じっくり真っ直ぐ向き合えたんじゃないの、私、と思う作品なのだが、
そんな「青春」真っ盛り満載の原作をそのままに、
ドラマでもキラキラとした青春を繰り広げて
ああ、初々しい…が個人的な感想である。
「まだまだ制服着られる」と鈴鹿くん本人もテレビで仰っていたが、
そのベービーフェイス、まさに。
映画版とは違って、最初から最後まで丁寧にあますところなく
エピソードを盛り込んであるのも良き。
(多少の設定変えと端折りはあるけれど)
個人的にはやのちゃんのエピソードがすごく好きである。
爽子や千鶴のような真っ直ぐで純粋な恋愛がしたいし、
夢にも真っ直ぐでいたいけれど、
「好きだ」と言われたらなんとなく付き合って、
大切にされたいけれど、理想通りにはいかなくて、
大切にしてくれた人を好きにはなれなくて…
そんな経験が誰しもある。
そんな彼女が自分の弱さを指摘してくれた「先生」を初めて本気で好きになって
振られるエピソードは個人的にはかなり刺さる。
そんな「先生」と出会えた彼女の人生が羨ましい。
大人に見えて、実はあれこれとただ諦めている彼女の「本気」を引き出した先生・ピン。
好きなエピソードである。
設定は北海道だがロケ地は富山県。地方設定も良きところである。