ついにシンガポールへやってきたオ・インジュ
＃７・８、これまた怒涛の展開を見せていて、もはや予測不能であるが、
ついにオ・インジュたちがシンガポールへ足を踏み入れた。
韓国ドラマといえば豪華な海外ロケ。
しかし近年の事情のもと、海外ロケのあるドラマは
無くなっていた。
私が見たドラマでは久しぶりかも。
シンガポール！！！
インジュが宿泊したのは５つ星フラートンホテル。
有名なマリーナベイサンズも見える。おお、シンガポール！
この海外ロケの見せ方がやっぱり、安っぽくないし、ちゃちくなくて、いい。
おしゃれなカフェ、街並みの見せ方。
シンガポールは行ったことないけれど、行きたくなる。
シスターズ／物語は怒涛の展開へ
「情蘭会」「青い蘭」「パクジェサン」「ウォン・サンア」…どいつもこいつも
まともじゃない展開の中、
オ・インジュ、オ・インギョン、オ・イネ姉妹が必死で戦っている。
インジュはお金のためでもあり、やはり先輩の死が受け入れられずにいる。
先輩の死そのものもあるが、やはり「どうして自分にお金を残したのか」が気になっている様子。
そらそうかな。先輩との繋がりや、先輩を信じたいという気持ち、
自分は一体何者なのか。
お金をずっとほしいと思っていた自分が、
どういう理由があればお金を手にすることになるのか。
自分は何者にもなれない、平凡な女であると思っていたインジュ。
誰かと結婚して、結婚することでしか貧乏から抜け出せないと思っていたインジュ。
その結婚も失敗し、ずっと貧乏だと思いながら、馴染めない
会社員生活をしていたインジュ。
それがある日突然、大金を手にすることになった。
どうすればお金持ちになれるか、自分には何もない、と思っていた人生の中で、
出会った大金というチャンスに
「どうして自分なのか」という疑問がつきまとう。
対して、インギョンは知的で賢く、過去には
おばさんのお金を資金にして、大金を稼いだこともある才能の持ち主。
グイグイと強引な手口で真相に迫ろうとする姿は圧巻で、かっこいい。
正義感が強すぎて、優しすぎて弱いタイプかと思いきや、
強くてタフでかっこいい女性。
ある意味男性的な脆さと強さを兼ね備えているとも言えるかもしれない。
三女イネが、自分のことしか考えずに突き進んでいくかと思いきや、
静かなサポートを冷静に内側からしてくれる、これまた
賢い女の子。
お姉ちゃんたちが、妹を守ろうと真っ向勝負を仕掛けるのに対して、
イネは相手の懐に入りつつ、
その賢さで、敵に向かっていく。
ゴウンを事件へ巻き込むこととなったオンニの存在。
オンニ演じるチュ・ジャヒョンさん。
「グリーンマザーズクラブ」で初めましてだったのだが、
その後この「シスターズ」や「ナルコの神」など話題作で続々、目にする彼女。
どこか影のある役が多いのだが、私は好き。
美人に違いないのに、役どころで言うと
二流扱い。
でも長い髪をかきあげる仕草など、いい女っぷり。
自分の力で未来を切り開いていく強い印象がある。
このオンニはドラマの最初で亡くなってしまうが、
まだまだそこかしこでその存在がちらつく重要な役どころ。
色々と伏線があって、これからそれらを回収していく後半戦。
ますます目が離せない。