ピアノの音色が好きだ。
好きなんだな、と改めて思った。
ピアノはうまくはないし、離れてしまったかなり歳月が経つけれど、
ソン・ガンのピアノを弾いている姿にうっとりしつつ、そんなことを思った。
キャスト&相関図を紹介しつつ感想を綴ります。

韓国ドラマ「フォーハンズ 2人のソナタ」あらすじ&予告 全何話? 脚本&監督
カン・ビオ(ソン・ガン)は天才指揮者カン・スンウン(チョン・ジニョン)の孫で、
超エリートピアニストだが、父親はおらず「私生児」として知られていた。
幼い頃から母ジヘ(ユン・セア)により、英才教育を受け、祖父スンウンに認められることだけを
求めて生きてきたが、祖父にはどうしても認められず鬱屈した日々を送っていた。
一方チェ・ジョンヨ(イ・ジュニョン)は、ある事情でピアノから離れ、
普通高校に通う生徒だが、頭の中では常に音楽が流れていた。
父親の借金で苦しい生活を送りながら、戯れにピアノを弾いていた。
しかし、ある日天才ピアニスト、ト・ヒョンス(キム・ジュホン)に見出され、ビオが通う芸術学校に
転入することになる。
何としてもヒョンスに師事を受けたいビオは、ヒョンスの命によりジョンヨと連弾をすることになる…。
| タイトル | 「フォーハンズ 2人のソナタ」 |
| 配信 | Netflix |
| 韓国放送局 | tvN |
| 話数 | 全12話 |
| 監督 | パク・ヒョンソク |
| 脚本 | シン・イウォン(「グリーンマザーズクラブ」) |
| キャスト | ソン・ガン、イ・ジュニョン、チャン・ギュリほか |
Netflix「フォーハンズ 2人のソナタ」あらすじ

韓国ドラマ「フォーハンズ 2人のソナタ」登場人物&キャスト
カン・ビオ/ソン・ガン

祖父に世界的有名指揮者カン・スンウン(チョン・ジニョン)を持つが、
父親はおらず、「私生児」と陰口を言われる。
祖父に認められることだけを目標に幼い頃から努力を重ね、数々のコンクールで優勝するが、
祖父に「技巧を見せつけているだけ。」と認めてもらえず、どうしていいかわからない。
真面目で、本当は純粋で優しい心を持つ。
【ソン・ガンそのほか出演作品】「スイートホーム1・2・3」「恋するアプリ〜ラブアラーム」「ナビレラ」「わかっていても」「マイデーモン」ほか
おかえり!!!ソン・ガンくん!!!
ソン・ガンくんのお顔と存在は芸術そのものだと私は思うのだけれど、
その彼とピアノ(音楽)という芸術を掛け合わせてくれたことに、感謝しかない。
うつくしい。
彼がピアノを弾いている、美しい音色を重ねているというだけで「美」を感じられる。
そして、美しい存在の嫉妬(醜い感情)との掛け合わせよ…期待しかない。
チェ・ジョンヨ/イ・ジュニョン

幼い頃に、コンクールでカン・ビオ(ソン・ガン)と出会う。
そのコンクールで優勝したが、その後トラウマにより舞台で演奏することができなくなり、
表舞台から姿を消す。
借金を抱えた父親のもと、普通高校に通っていた。きちんとした指導は受けていないが、
常に頭の中には音楽が流れ、音楽を愛し、感情豊かな音を奏でることができる。
ある日、天才ピアニスト、ト・ヒョンス(キム・ジュホン)に見出され、芸術高校に転入、
ビオと連弾することになる。
【イ・ジュニョンそのほか出演作品】「弱いヒーローClass2」「恋するムービー」「恋は飴模様」ほか
ホン・ジェイン/チャン・ギュリ

ビオ(ソン・ガン)と同じ芸術高校に通うビオラ専攻。
ビオラの技術はそこそこだが、「良い音、良い演奏」を聞き分ける絶対的な耳と感性を持つ。
ビオの演奏が好きで付き纏っている。
ジョンヨ(イ・ジュニョン)の才能を見つけ、伴奏を頼む。
【チャン・ギュリそのほか出演作品】「その電話が鳴るとき」ほか
カン・ジヘ/ユン・セア

ビオ(ソン・ガン)の母。元バレリーナ。
ビオの父親が誰かわからない、私生児として産み、育てる。
元バレリーナ。
ビオのことを父親(チョン・ジニョン)に認められたい一心で、幼い頃からビオに
英才教育を施す。
【ユン・セアそのほか出演作品】「秘密の森1・2」「スカイキャッスル」「ヒエラルキー」ほか
カン・スンウン/チョン・ジニョン

ビオ(ソン・ガン)の祖父。世界的に有名な指揮者。
「私生児」としてビオを産んだジヘとは仲違い。
ビオの演奏は「技巧だけだ」と決して認めようとしない
【チョン・ジニョンそのほか出演作品】「ラブレイン」「不可殺プルガサル」「クイーンメーカー」「涙の女王」「マンションのお仕事」ほか
ユン・ソンジェ/ソ・ジェヒ

スンウン(チョン・ジニョン)の後妻。ジヘ(ユン・セア)とは折り合いが悪い。
芸術高校の理事長であり、財団を経営。
ジョンヨ(イ・ジュニョン)の才能に惚れ込み、奨学生として支援。
【ソ・ジェヒそのほか出演作品】「ある日〜真実のベール」「二十五、二十一」「財閥家の末息子」「誘拐の日」ほか
ト・ヒョンス/キム・ジュホン

世界的に有名なピアニスト。スンウン(チョン・ジニョン)もその演奏を認める。
ジヘ(ユン・セア)の先輩にあたる。
ビオ(ソン・ガン)が指導を申し込むが、一旦断る。
一方でジョンヨ(イ・ジュニョン)の演奏に惚れ込み、指導を申し出る。
2人を連弾へ導く。
【キム・ジュホンそのほか出演作品】「今、別れの途中です」「ボーイフレンド」「サイコだけど大丈夫」「ビッグマウス」「無人島のディーバ」「浪漫ドクターキム・サブ2・3」「星がウワサするから」ほか
ハン・ヒョンジョン/キム・ヘファ

ジェイン(チャン・ギュリ)の母。
アーティストたちのマネジメント会社を経営。
ジヘ(ユン・セア)と友人。
チェ・ギテク/ソン・ノジン

ジョンヨ(イ・ジュニョン)の父親。元ピアノ修理技師。
借金を残し、失踪してしまう。
チョ・ヒョンチョル/イ・ミョンロ

素行は良くないが、
ジョンヨ(イ・ジュニョン)の兄貴分的な存在で、何かと心配してくれる。
キム室長/キム・ミン

貸金業。
ギテク(ソン・ノジン)にお金を貸している。取り立てのために、ジョンヨを探す。
ユン・ハンリム/イ・サンジュン

ピアノ専攻。ビオ(ソン・ガン)とジョンヨ(イ・ジュニョン)に嫉妬し、あの手この手で嫌がらせをする。
チャン・ソクファン/ユ・テジュ

チェロ専攻。
ハンリム(イ・サンジュン)とつるんで、ビオとジョンヨに嫌がらせをする。
Netflix「フォーハンズ」感想〜ソンガンのピアノ姿だけに留まらず最後まで目が離せない展開も良き
配信中、毎週楽しみにする作品だった。
見るものが多い時は、「溜まってからみようかな」と後回しにする作品も、やっぱりある。
そんな中、「フォーハンズ」は毎週配信されるのが楽しみで、配信されたら、すぐに観たくなる作品だった。
まず、ソン・ガンのピアノ姿の美しさ。これは、もはや芸術の域である。
ソン・ガンのバレエ姿(「ナビレラ」)も鼻血が出そうな美しさだったし、
遊び人な彼には弄ばれたっていいと思っちゃうし(「わかっていても」)
怪物になっても尚美しいし(「SweetHome」)、悪魔は魂すいとられてもいいと思う。(「マイデーモン」)
彼の良いところは、美しいだけじゃなくて、演技力もあるところなのだ。
ビオとして、「音楽が好きだ」という真っすぐさ、母親を喜ばせたいという切なさ、
音楽の師である祖父への尊敬の念、自分を認めてくれるジェイン(チャン・ギュリ)の愛情、
ジョンヨ(イ・ジュニョン)に対する嫉妬と同時に感じる友情の念への苦悩、そうした全てを表現する演技力がある。
彼が苦しめば、私の胸も苦しみ、彼が喜べば、私も嬉しくなる。
大変、魔性的な魅力がある。
今回、それを改めて感じた。
随所に散りばめられたピアノ曲も大変美しく、音楽のことは詳しくないけれど、
芸術に魅入られた人たちの苦悩を垣間見るようだった。
ただ、純粋に音楽を楽しめたらいいのに、そこにはどうしても才能に対する嫉妬が生まれる。
音楽が好きであれば好きであるほど、そこに近づきたい「欲」が生まれる。
ビオは純粋に音楽が好き、というのがとてもよかったよね。
ビオの母ちゃんは本当に毒親で、「全ての元凶はお前だー!!!」って叫びたくなるのだが、
そこはユン・セア氏。ビオ(ソン・ガン)に「お母さんの笑顔だ好きだった…」と言わせちゃあね。
そうよ、子供は母親の笑顔が見たいためにピアノを頑張ったんだよね!!!て涙を誘う。
そして、ヒョンス(キム・ジュホン)に最後まで支えさせる、魔性の女の底力…。美しすぎるんだろうな。
多分若い頃、バレリーナ時代は蝶よ花よとちやほやされ続けてたんだろうな。
ほんと、ビオの父ちゃんは一体誰なんだ…何があったんだ…。
ところで、ビオにはジェイン(チャン・ギュリ)がいて本当によかった。
ジェインは全てまるっと理解した上で、ビオを褒め、ビオのピアノの音色が本当に好きなんだな、と思う。
こういう子がいて、本当によかった。ジェインに褒められて、
「そうかな」とか照れながら嬉しそうに笑うビオ(ソン・ガン)の可愛さよ!!!
最後に、離れ離れになっていたビオとジョンヨ(イ・ジュニョン)が教会で再会する画がこれまた美しいこと。
きっと、「赦し」がそこにはあるのだろう。
右腕は使えなくなっても、きっと2人はこれから美しい音楽を奏でていくに違いない。
もう、連弾(フォーハンズ)ができないことは悲しいけれど、
違う形で音楽を作り上げていく2人の姿が見える気がする。
余韻も素晴らしい、素敵なドラマでした。
2人の連弾曲であるサンサーンスの「死の舞踏」。
とにかくかっこいい。
