ナムグンミンとチョンジヒョン…私の中の「演技が好き」俳優の共演とあって、
気になっていたドラマ「私たちの映画」。
さてさて…
キャスト&相関図を交えつつ感想を綴ります。

ディズニープラス「私たちの映画」あらすじ 予告 全何話?
イ・ジェハ(ナムグン・ミン)は一作目の映画を撮り、大変高い評価を得た後、二作目の制作に踏み切れずに5年の歳月が経った。
「そろそろ2作目を…」を周囲から言われる中、提案されたのは映画界の巨匠である、亡き父のヒット作「白い愛」のリメイクだった。
ジェハは父を憎んでいた。
だから、リメイクを引き受ける気など毛頭なかった。
しかし、「白い愛」の原作との出会い、そして、ある女性との出会いが彼の考えを変えていくことになる。
ある女性、イ・ダウム(チョン・ヨビン)は、余命宣告をされていた。
そう、「白い愛」の主人公のように。
タイトル | 「私たちの映画」 |
配信 | ディズニープラス(日本では今のところD+のみ) |
話数 | 全12話 |
演出 | イ・ジョンフム |
脚本 | ハン・ガウン、カン・ギョンミン |
韓国放送局 | SBS |
キャスト | ナムグン・ミン、チョン・ヨビン、ソ・ヒョヌほか |
韓国ドラマ「私たちの映画」相関図
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ディズニープラス「私たちの映画」キャスト&登場人物
イ・ジェハ/ナムグン・ミン

映画界の巨匠イ・ドゥヨンの息子。
デビュー作「掃除」はヒットしたが、2作目を作らないまま5年の歳月を経る。
母を裏切り映画を撮り続けた父を憎んでいる。
父のヒット作「白い愛」のリメイクを打診される。
性格が悪い、と有名。
【ナムグン・ミンその他出演作品】「ストーブリーグ」「恋人〜あの日聞いた花の咲く音」ほか
イ・ダウム/チョン・ヨビン

若くして余命宣告を受ける。
映画俳優を目指し、オーディションを受けていたところ病気が発症。療養生活を続けていた。
余命宣告を受け、再度俳優になる夢を叶えたいとジェハ(ナムグン・ミン)の映画のオーディションを受ける。
明るく前向きな性格。
【チョン・ヨビンその他出演作品】「ヴィンチェンツォ」「グリッチ」「いつかの君に」ほか
チェ・ソヨン/イ・ソル

ジェハ(ナムグン・ミン)の1作目の映画オーディションで主役を勝ち取り、
デビュー。スターとなる。
初めての映画、初めての監督で、ジェハに恋したものの、映画が終わった後、ジェハからは距離を置かれる。
その後、結婚そして離婚をするが、ジェハに未練があるようだ。
【イ・ソルその他出演作品】「ある日〜真実のベール」「D.P〜脱走兵追跡官」ほか
ブ・スンウォン/ソ・ヒョヌ

映画会社のプロデューサー。
ジェハ(ナムグン・ミン)に新作を作るように打診し続けている。
ヒット作を作ること、お金を儲けること。それを目的に奮闘しているが…。
【ソ・ヒョヌその他出演作品】「悪の花」「エージェントなお仕事」ほか
キム・ジョンウ/ソ・イソ

ジェハ(ナムグン・ミン)のデビュー作でソヨン(イ・ソル)と共にデビュー。
ソヨンの後輩だが、実は恋仲。
コ・ヘヨン/ソ・ジョンヨン

ソヨン(イ・ソル)の所属事務所社長。
ソヨンがスターになると共に、業界の大手の芸能事務所となる。
ただ、最近ソヨンが手に負えなくなり、新たなスターを発掘したいとも思っている。
【ソ・ジョンヨンその他出演作品】「ブラームスは好きですか?」「車輪」「愛と利と」「無人島のディーバ」ほか
クァク・ギョヨン/オ・ギョンファ
ダウム(チョン・ヨビン)の親友。
ダウムの一番の理解者であり、一番の応援者でもある。
小学校から大学まで共に過ごし、ダウムの一番そばにいた。
イ・ジョンヒョ/クォン・ヘヨ
ダウム(チョン・ヨビン)の父親であり、外科医。
妻をダウムと同じ病気で亡くし、その病気の第一人者でもある。
ダウムの病気を誰よりも理解し、誰よりも治したい、と願っている。
【クォン・ヘヨその他出演作品】「冬のソナタ」「寄生獣」「白雪姫には死を」ほか
イム・ジュンビョン/イ・ジュスン

ジェハ(ナムグンミン)唯一の友人。
頼まれてダウム(チョンヨビン)のマネージャーとなる。
「イム家の食堂」のシェフで、変わった料理ばかり出しているが、ダウムは「美味しい」と言っている。
ユ・ホン/キム・ウンビ

ジェハ(ナムグンミン)の監督の下で助監督がやりたい!と申し出る。
チ・チョルミン/ホ・ジョンド

引く手数多の映画カメラマン。
ジェハ(ナムグンミン)に是非にと誘われて「白い愛」の撮影監督を務める。
大人で周りに思いやりがある。
【ホ・ジョンドそのほか出演作品】「マイデーモン」ほか
チョ・ジンミ/チュ・ミンギョン

映画「白い愛」のメイク責任者。
メイクチームだけでなく、撮影現場全体の雰囲気を見る姉御的存在。
キム・ジニョ/イェ・スジョン

ジェハの父親が撮った「白い愛」の主人公。
イ・ドゥヨン監督の愛人であると世間から噂され、ジェハからはずっと憎まれていた。
ノ・ヒテ/チョン・ソクチャン
芸能記者。頼まれていい感じに芸能記事を書く。
コ代表(ソ・ジョンヨン)に依頼されて、ダウム(チョンヨビン)を調べる。
ハン・ソンホ/ハン・ジョンフン
映画「白い愛」のスポンサーとなるが、映画のことを数字やお金でしか考えていない。
ディズニープラス「私たちの映画」感想〜命の話なので暗くて重いのは否めない
ナムグンミンとチョンヨビンの組み合わせは、やはり見てみたい…。
二人とも演技力に定評があるし(私の中で)、この二人のラブストーリーってどうなるの?という興味が尽きない。
あまりあらすじを読まないので、誰がどんな感じで出るのか、ぐらいの情報しか持たず
とりあえずドラマを開封する私。
だから、1・2話はとりあえずみてみる。
開封してみたらば、チョンヨビンが演じているのは余命宣告を受けた患者であり、女優を目指している女性。
しかも25歳。チョンヨビンは実年齢36オーバー。
いやでも、違和感はない。
溌剌とした様子や喋り方は25歳そのものである。
ただ、彼女は早くに母親を同じ病気で亡くし、自分もいつかその病気になること、いつまでも生きられないかもしれないことを
早くに察して生きてきた。
だから、その瞳の奥にはどこか人生を達観したような深みがある。
それこそが、30オーバーのチョンヨビンがダウムを演じる理由かもしれない。
また、ダウムは映画が大好きで、いつもビデオカメラ片手にいろんなことを記録しつつ、
カメラの前で違う人間になりきってきた。それは、一瞬で人を引き込む演技力を身につけさせた。
「余命数ヶ月」というリスクを持ってしても、ジェハにこの役を演じさせたい、と思わせるに十分な演技力。
それはチョンヨビンが演じるからこその説得力。
映画は私たちの身近にありながら、映画を撮る、ということは私の身近にはない。
けれど、その命の限りというものには誰もが身近さを感じる。
今日という日をどんなふうに生きるのか。
そして、誰かを愛するということ。
そんな問いかけをこの作品は私たちに残している。
ナムグンミンが演じるジェハの性格が最高に悪いこと。笑
そして、ダウムという誰からも愛される人間に出会い、思いやることを覚えたジェハの変化。
これはナムグンミンにしか出せない味だなとも思う。