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【AppleTV+】「PACHINKO」シーズン2キャスト&相関図 感想〜歴史ドラマとイミンホの深い演技に注目

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【AppleTV+】「PACHINKO」シーズン2キャスト&相関図 感想〜歴史ドラマとイミンホの深い演技に注目

「パチンコ」2

Apple TVで配信中のドラマ「パチンコ」。

シーズン1ではソンジャが日本で暮らし始めた頃までが描かれた。

戦前からのソンジャたちの暮らしが描かれたシーズン2について、キャスト紹介や

オリジナル相関図を紹介したい。

Apple TV+ 「パチンコ」シーズン2 あらすじ&概要

「パチンコ」シーズン2公式予告

妻子ある身のコ・ハンス(イミンホ)のこどもをみごもったソンジャ(キムミンハ)だったが、

牧師であるベク・イサク(ノ・サンヒョン)と共に、イサクの兄夫婦と日本で暮らし始める。

牧師として大阪に赴任したイサクだったが、社会主義の人たちを指導したとの罪で警察に捕まえられてしまう。

ソンジャはキムチを売りながら、夫の帰りを待ち、こどもたちを育てていた。

その頃、日本は第二次世界大戦が始まっていた…。

一方、1980年代、ソンジャの孫であるソロモン(ジン・ハ)は、

大手投資会社に勤務していたが、在日のおばあさんに肩入れをした発言によって、

勤めていた会社を辞めることになり、鬱屈した日々を送っていた。

Apple TV+ ドラマ「パチンコ」シーズン2 相関図

「パチンコ」相関図

韓国ドラマ「パチンコ」2 キャスト&登場人物

ソンジャ/ユン・ヨジョン&キムミンハ

出典元:pachinko_tv_series
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釜山から移住した女性。

釜山の島でコハンスと出会い、恋に落ち妊娠した後に既婚者であることを知る。

すべて知った上で、自分とお腹の子どもを受け入れてくれたイサクと共に日本に渡る。

強く、頑健な女性。

自分の力で、生き抜く力を持つ。

【キム・ミンハその他出演作品】「照明店の客人たち」

若い頃、そして戦後までを今作初主演のキムミンハが演じる。

【ユンヨジョンその他出演作品】「ミナリ」ほか

戦後の、在日3世であるソロモンの物語で演じるのがユンヨジョンさん。

コ・ハンス/イミンホ

出典元:pachinko_tv_series

日本人の実業家(ヤクザ)の娘と結婚し、3人いる。

聡明で度胸があるところを買われて結婚したが、妻とはうまくいっていない。

自分の息子であるノアに執着し、何かと援助を申し出る。

ソンジャのことも「自分のものだ」と思っている。

【イミンホその他出演作品】「青い海の伝説」「キング〜永遠の君主」「星がウワサするから」ほか

傲慢で、プライドが高くて、冷酷無慈悲で…いやなやつなんだけど、惹かれてしまうソンジャの気持ちもわかる!

危険ながらも魅力的なんだよ!!!

いつの時代もこういう男が魅力的に見えてしまうのだよ!(誰)

青年とした印象だったシーズン1から年を経て戦後の中年期までも見事に演じているイミンホさん。

ベク・イサク/ノ・サンヒョン

出典元:steveshnoh

牧師。慈悲深く、すべての人から信頼を得る誠実、温厚な人。

牧師であることを生き甲斐であり、牧師になるために生まれてきたような人。

シーズン1の終わりで無実の罪で投獄されてからずっと投獄されたままでいる。

ノアもモーザスも分け隔てなく愛する。

元々体が弱い。

ノサンヒョンその他出演作品】「パチンコ」「エージェントなお仕事」「サウンドトラック#2」ほか

「パチンコ」シーズン1で初めてみてから注目するようになったノサンヒョン氏。イミンホさんとは対照的な容姿だが、

その体格の良さは一歩も譲らない。体さえ強ければ絶対に負けてないぜ、イサクは。

ノア/キムガンフン・カンテジュ

出典元:pachinko_tv_series
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ソンジャとハンスの息子。本人は知らないが、なんとなく心のどこかで

ハンスが自分を気にかけてくれていることを感じている、と同時にハンスのことがどこか恐ろしい。

イサクのことを心から尊敬している。

穏やかな性格。

【キムガンフンそのほか出演作品】「椿の花咲く頃」「ミスターサンシャイン」「ラケット少年団」「財閥家の末息子」「もうすぐ死にます」ほか

戦前、戦中の少年時代を子役といえば!のキムガンフン君が演じている。

モーザス/クォンウンソン・高田万作・ソウジアライ

出典元:pachinko_tv_series
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幼少期をクォン・ウンソン君が、青年期を高田万作さんが、1980年代をソウジアライさんが演じている。

ソンジャとイサクの間の息子で、天真爛漫な優しい子。

兄みたいに勉強はできないが、母親に寄り添う優しいままに大人になっている。

ソロモン/ジン・ハ

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〈1980年代〉モーザスの一人息子。ソンジャの孫に当たる。

優秀な成績でアメリカの大学を出て、外資系の企業で働いていることを自慢に思っていたが、

在日である自分に対してどこか影の感情を持つ。

在日の老女に感情移入し、土地の売買を台無しにしたことで会社をクビに。

人生の逆転を狙っている。

ベク・キョンヒ/チョン・ウンチェ

〈1940年代〉

ソンジャの義姉。ヨゼフの妻。元々両班であるヨゼフの家に釣り合う、自身も良家の家出身であるが、

無一文となっても日本で懸命に生活をする、賢い女性。ソンジャのような生活力はないものの、

忍耐力は強い。

【チョン・ウンチェそのほか出演作品】「パチンコ」「キング〜永遠の君主」「アンナ」「ジョンニョン〜スター誕生」ほか

ヨゼフ/ハンジュンウ

出典元:pachinko_tv_series

〈1940年代〉イサクの兄。元々は両班の跡取りだったが、一文なしになってしまった。

一家の大黒柱として、長崎の工場で懸命に働く。

キム・チャンホ/キムスンギュ

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〈1940年代〉

ハンスの部下で影に日向にソンジェ一家を守る役目を果たす。

腕っぷしが強く、喧嘩なら誰にも負けない。

密かにキョンヒに想いを寄せるが、必死で気持ちを抑えている。

ナオミ/アンナサワイ

出典元:pachinko_tv_series

ソロモンの同僚。

賢く優秀な女性。

【アンナサワイそのほか出演作品】「SHOGUN」ほか

パチンコ 原作

ドラマ「パチンコ」シーズン2 感想〜全然話の筋と関係ない?ハンスとイサクについて語りたい

シーズン1を見てから、原作も読みたい!と思って図書館で借りたのだが、

結構な分厚さに時間だけが過ぎて返却をしてしまった…だから、

今回シーズン2を見られてホッと胸を撫で下ろす。

シーズン1での関東大震災の描写も胸に応えるが、戦前、戦中そして、戦後の

在日の人たちの置かれた環境は、これまでにみた第二次世界大戦を扱ったドラマとは

目線がまた違うから、興味深い。

そして、

彼女たちはハンスという後ろ盾がいたから、そのほかの人が置かれた状況とは

また全然違うのでは?!と思う。

ハンス(イミンホ)とソンジャ(キムミンハ)の物語も引き込まれてしまうが、今回は、

キョンヒ(チョンウンチェ)とチャンウ(キムスンギュ)の物語にも

心ときめいてしまった。

チョンウンチェさん。色白で聡明なお顔立ち。「キング」や「アンナ」でお見かけして結構

好きだったんだけれど、「パチンコ」ではちょい役?と思ってたら、シーズン2でしっかりと描かれた。

彼女の細かい人生は絵かがれていないが、良家の出身なのに、日本に来たヨゼフに嫁いで、かなり

苦労をしていることはわかる。

元々が貧乏だったソンジャとは違って、体力的にだけではなく、精神的な

苦労もあったのではなかろうか。

生活面で決して役に立っているとは言い難い彼女だが、決して弱音を吐くことはない。

いつも気高い女性である。

そんな彼女にひっそりと思いを寄せる、チャンウ。

チャンウは自分でも言っているが、おそらく韓国にいたなら身分の低い家系だった。

「本来ならあなたと言葉を交わすことすら許されなかった」と告白している。

思いを寄せながらも、決して自分のものにしようとかしない、その男らしさに

胸打たれる!!!!

近づきはしないけれど、しっかりと横にいて守ってくれるなんて最高やん?

まあ、結婚してる身なんですけどね…ヨゼフは悪い人ではないが、プライドが高くて、

やっぱり生活力が…あまりない。残念ながら。

何がなんでも這い上がってやんぞ、コラーというハンスみたいなハングリー精神が

ヨゼフやイサクにはないのである。

他人なんかどうでもいいねん、自分と自分の家族を何がなんでも守るんじゃオラー!

という精神なのがハンス(イミンホ)で、

いいえ、他人を蹴落としたりしません。愛とは犠牲なのです、がイサク(ノサンヒョン)。

まあ牧師だからね。

イサクが死んでしまっても、イサクへの感謝の気持ちを忘れずにイサクへの愛を守り抜こうとするソンジャだけれど、

家族の命を守り抜く、という強かさを持っているのがソンジャ。

戦中の「このままでは死んでしまう」状況から家族を守るために、ハンスとの距離がまた近くなる。

そうなれば、どうしても惹かれてしまう強さがハンスにはある。

自分が知らないことを教えてくれる、という面もハンスにはある。

元々好奇心旺盛で聡明な女性だからね、ソンジャは。

わかる〜!!!

そこで出てくるのがノア(キムガンフン)の葛藤。

イサク(ノサンヒョン)のことは心から尊敬しているが、どことなくハンスが自分を事あるごとに助けてくれていることも

しっかり感じている。なぜなら賢いから!!!

そして、ハンスの底知れぬ怖さにも気づいている。

ノアはハンスの子どもでありながら、その聡明さや慎重さ、優しさはどことなくイサクに似ている。

3代に渡る家族の物語…それは、移民であってもなくてもどこかで感じる「血」とか「家族」とか

ルーツとか…そういう普遍のものがある。

それぞれの時代における葛藤。

ノアのその後は描かれるのだろうか。シーズン3に期待したい。

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