ディズニープラス 韓国ドラマ

【ドラマ感想】オジョンセ✖️キムテリ・ディズニープラス/「悪鬼」感想・登場人物・キャスト・相関図〜真夏の夜に背筋が涼しくなる怖さ

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【ドラマ感想】オジョンセ✖️キムテリ・ディズニープラス/「悪鬼」感想・登場人物・キャスト・相関図〜真夏の夜に背筋が涼しくなる怖さ

ディズニープラス「悪鬼」

ディズニープラス「悪鬼」概要・あらすじ

タイトル「悪鬼」
配信ディズニープラス(2023年9月現在)
放送局SBS
キャストキム・テリ、オ・ジョンセ、ホン・ギョンほか
ジャンルホラー
話数全12話
ディズニープラス「悪鬼」概要

ク・サニョンは、貧しい家庭で育った。父親がおらず、母親は病気がちで世間知らず。

自分がしっかりして、自分が我慢し、自分が稼がなければいけない…

ある日、死んだと聞かされていた父親の訃報が届く。

そして、それをきっかけにク・サニョンの周りで不思議なことが起こり始める。

一方、ヨム・ヘサンは民俗学の教授。

裕福な家庭で育ち、幽霊が見える変わり者として知られる。

ヨム・ヘサンにはずっと追いかけ続けている「悪鬼」がいた。

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ディズニープラス「悪鬼」登場人物・相関図・キャスト

悪鬼
ディズニープラス「悪鬼」
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ク・サニョン/キム・テリ

アルバイトを掛け持ちながら、公務員を目指す苦労人。

頼れる父はおらず、母は病気がちで世間知らずだから頼りない。

自分がしっかりして稼がなくてはならないが、どうして自分だけが周りのように

遊んで暮らすことができないのだろう…と心の底では思い、疲れ果てている。

父親は死んだと聞かされていたが、ある日父親の訃報が届き、死んでいなかったことを知る。

父と母の秘密を知ろうとするうちに、自分の周りで不思議なことが起こり始める。

そして、自分の中で何かが変わり始めるのを感じる…

【キム・テリその他出演作品】「ミスターサンシャイン」「二十五、二十一」ほか

ヨム・ヘサン/オ・ジョンセ

民俗学教授。幽霊が見える変人として有名。

一介の教授にしては裕福な生活をしている。高級マンションに住み、高級車にのる。

それもそのはず、実家はジョンヒョキャピタルである。

が、代表である祖母とは疎遠になっている。

母親を殺した悪鬼の存在をずっと追い続けている。

ある日、面識のないク・ガンモ教授から「娘を助けてほしい」と手紙が届く。

オ・ジョンセそのほか出演作品】「サイコだけど大丈夫」「ストーブリーグ」「椿の花咲く頃」「シスターズ」ほか

イ・ホンセ/ホン・ギョン

刑事。サニョンの高校時代の先輩。友人の結婚パーティでサニョンと再会する。

高校時代のサニョンにはまだ明るいところもあったのに、すっかり苦労の染みついた暗い目をした

サニョンに驚きが隠せずにいる。

事件の容疑者としてサニョンと対峙することになる。

ホン・ギョンくん…このドラマで初めて認識したのだが、男前センサーに引っかかる端正な

お顔立ち。キム・テリちゃんの事務所の後輩だとか…これから楽しみ。

ソ・ムンチュン/キム・ウォネ

ベテラン刑事。ホンセのパートナー。自殺で片付けられてしまっていた不可解な事件の謎をずっと追っている。

ヘサンの母親もまた自殺で亡くなったとされたが、その事件の担当の縁でヘサンと

親交がある。が、ヘサンの「悪鬼のせいである」という主張は信じていない。

論理的に解明しようと事件を追っている。

【キム・ウォネその他出演作品】「良くも悪くもだって母親」ほか

ク・ガンモ/チン・ソンギュ

サニョンの父親だが、死んだと思われていた。民俗学の教授をしており、「悪鬼」についてずっと調べていたようだ。

同じ民俗学でも、行きすぎた研究によりその世界からは外れていたため、

ヘサンと生前面識はなかった。

サニョンの母親とは研究の過程である村で出会ったようだ。

【チン・ソンギュその他出演作品】「ヴィンチェンツォ」「悪霊狩猟団カウンターズ2」他

ユン・ギョンムン/パク・ジヨン

サニョンの母親。夫がいない中、一人でサニョンを育ててきたが、どこか頼りない。

働きに出ても失敗しては借金を増やし、すぐに体調を崩して、結局はサニョンが大きくなるにつれ

サニョンに頼りきりの生活をしている。

それでもサニョンに対しての愛情は本物で、どうにか働こう、サニョンを守ろうとするのだが、

なかなかうまくいかない…

【パク・ジヨンその他出演作品】「シスターズ」ほか

ペク・セミ/ヤン・ヘジ

サニョンの高校時代からの友人。サニョンと同じく公務員を目指して浪人生活を送る。

サニョンと違い、養う親はいないが同じように貧乏である。人を素直に羨み、思ったことを

そのまま表現する性格。

いろんなことを内面に溜め込むサニョンとは対照的。

【ヤン・ヘジその他出演作品】「わかっていても」「天気がよければ会いに行きます」他

キム・ソクラン/イェ・スジョン

ク・ガンモの母親。ガンモ亡き後、ガンモから渡すように言われた髪飾りをサニョンに渡す。

その後、遺産と屋敷(化源斎)を遺して、死んでしまう。

ナ・ビョンヒ/キム・ヘスク

ヘサンの父方の祖母であり、ジョンヒョンキャピタルの代表。

女主人として君臨。

外部との接触を断ち、広大な屋敷で暮らしている。身の回りの世話は全てキム・チウォンに

任せている。

外孫であるヘサンにも容赦なく怖い。冷酷な経営者。

優しいオンマからこわーい女社長まで演じなさるキム・ヘスクさん。今回も化粧からして怖い…

【キム・ヘスクその他出演作品】「冬のソナタ」「賢い医師生活1・2」「スタートアップ」「調査官ク・ギョンイ」他

キム・チウォン/イ・ギュフェ

ジョンヒョンキャピタル副社長。ヘサンの家の使用人で、家の周りのこと全てを引き受けていた。

息子と共にヘサンの家に住んでいた。

今では副社長として会社のことも全て取り仕切り、ビョンヒの身の回りの世話も全て行なっている。

ヘサンの家の手配など細かなことも全てこなす。

演じるのはイ・ギュフェさん。最近よく見る。どこか不気味な雰囲気で存在感あるんだよなあ。

【イ・ギュフェその他出演作品】「怪物」「財閥家の末息子」「よくも悪くもだって母親」ほか

イ・モクタン/パク・ソイ

1958年、チャンジン里に住んでいた少女。髪飾りの女の子なのか、この子が悪鬼なのか…

鍵を握る少女。

イ・ヒャンイ/シム・ダルギ

モクタンの姉。

ディズニープラス「悪鬼」感想・見どころ〜民俗学に基づく、ゾワゾワと背中が寒くなる怖さ

民俗学を背景にしたホラー

昔からその土地で伝わる風習や伝統には意味がある。

霊を祀っていたり、弔っていたり、霊の気持ちを鎮めるためのものであったり…

現代社会でだんだんと風習が薄れていき、伝統を受け継ぐ人が少なくなっていき、

「今年はもう大変だからやめようか」なんていうことは日本でもあちらこちらで聞かれる。

そうした昔ながらの風習などが、この「悪鬼」では出てくる。

そんなの迷信。

そう言われて、少なくなっていく伝統的行事。

その裏で、悪鬼が目を覚まし、この世を彷徨い、人の欲望に食いついていく。

韓国と日本はお隣なだけあって、その風習も似たようなものは多い。

赤色で書いてはいけない。

これ、小さい頃におばあちゃんに言われたことがあるなあと

このドラマを見ながら思い出した。

なんならこれを見るまで忘れていた。

こうした風習。だんだんと薄れていっているけれど、大切なことかもしれない。

そんな風にも思った。

人の心に潜む「悪鬼」

人の心・欲望・弱さにつけ込んでくる悪鬼という存在。

もとは人間だった「霊」という存在。

悪鬼になってしまうには人間が絡んでおり、元々そこにあった欲望に

取り憑いてくる。

飢餓に苦しむ子どもが「餓鬼」となり、人のことを羨む気持ちに取り憑いたり、

死者に会いたいという気持ちが、死者を呼び込んだり…

欲望を満たすために悪鬼を利用しているのが人間だったり…

人間というものの怖さについて改めて考えせられる。

キム・テリちゃんの熱演にゾクゾク

「悪鬼」に取り憑かれてしまうサニョン。

豹変した姿を見せたりと、キム・テリちゃんの熱演ぶりがすごい。

悪鬼は扉を開けると入ってくるのだが、

他の人のふりをして「開けて!」と迫ってくる。開けた瞬間に

「開けたね…」とニヤリとわらす姿がそりゃあもう怖い。

ヘサンさんの演技がイマイチ生かされなかったことは残念なのだが、

今回はなんなら2枚目俳優な感じ。こんな役どころもできるのか…という

驚きはある。

真夏に配信されたこの「悪鬼」。真夏の夜にはピッタリである。

しばらく扉を開ける時は気をつけてしまう。

人に止まらない欲望を与える「餓鬼」という悪霊。

怖い〜

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