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【Netflix】「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」感想 キャスト&相関図

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【Netflix】「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」感想 キャスト&相関図

大企業の部長…華やかそうに見えて、

リュスンリョンさんが演じるキム部長(51)の毎日はどこかしょっぱい。

キム部長の物語は、華やかでも劇的なこともなさそう…さてさて、どんな展開になるのか。

キャスト&相関図を紹介しつつ感想を綴ります。

「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」感想

Netflix「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」あらすじ 予告 全何話?

キム・ナクス(リュ・スンリョン)は大企業ACTの営業部長。

次こそは常務に…と意気込むが、第二チームの若きト・ジヌ部長(イ・シンギ)の方が優勢に

見えて焦っている。

ソウル市内にマンションを持ち、そこから大企業に通っていることが自慢だが、

周りの自分よりも落ち着いた行動が気になって仕方ない。

うまく立ち回ることができればいいが、昔ながらの営業気質が抜けないまま、

部下にも疎まれ、息子にも疎まれていることにうっすら気がついてもいるが、直すこともできない。

さて、キム部長の未来は???

どうなるキム部長!!!

タイトル「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」
配信Netflix
放送局JTBC
話数全12話
脚本キム・ホンギ、ユン・ヘソン
監督チョ・ヒョンタク
キャストリュ・スンリョン、ミョン・セビン、チャ・ガンユンほか

Netflix「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」相関図

「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」相関図

Netflix「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」キャスト&登場人物

キム・ナクス/リュ・スンリョン

出典元:JTBC公式H P

大企業ACTの営業1チーム部長。

有名大学を卒業し、大企業に入社。順調に出世してきたことを自慢としている。

次の昇進のタイミングで「常務」となることを目標としているが、どうも風当たりは良くない。

営業2チームのト・ジヌ部長(イ・シンギ)は自分より若いが、常務の覚えもよく、部下からも

好かれているようだ。

営業として飲み会を盛り上げて実績を上げることを得意としてきたが、部長になって、

部下たちへの指導は得意としておらず、昔かたぎの考えを払拭できずつい上から目線の自己満足会話で

終わりがち。

家族に対しても同じくで、「大企業の部長」であることを自慢に、息子にも説教をしがち。

【リュ・スンリョンその他出演作品】「キングダム」「ムービング」「タッカンジョン

パク・ハジン/ミョン・セビン

出典元:JTBC公式HP

ナクス(リュ・スンリョン)の妻。専業主婦。

色々と考えることもあり、時代に合わせて考え方を変えたり行動を変えたりしたいと思っているが、

夫の尊厳を守ってあげたいから、亭主関白な夫を立てている、優しい?女性。

今のところある種優しくて、賢さのある女性だと思う。

ナクス(リュスンリョン)の横で、世間知らずなようにも見えるが、内心は色々と考えているように見える。

【ミョン・セビンその他出演作品】「医師チャ・ジョンスク」ほか

キム・スギョム/チャ・ガンユン

出典元:JTBC公式HP

ナクス(リュ・スンリョン)の一人息子。

声の大きい、抑圧的な父親の言うことを聞いて、浪人もして今の大学に入ったが、

自分の思うように息子を動かそうとする父親に、辟易もしているが、強く否定することもできない

心優しいこ。父親に似て真面目な部分もあるが、年頃として冒険もしたい。

【チャ・ガンユンその他出演作品】「巫女と彦星」ほか

ト・ジヌ/イ・シンギ

出典元:JTBC公式HP

大手通信会社ACT営業2チーム部長。若くして部長となる。

要領もよく、抜かりなくそつなく上司や取引先とやり取りができる。

部下へのケアも怠らない、はっきり言って優秀。

【イ・シンギその他出演作品】「コネクション」ほか

ペク・ジョンテ/ユ・スンモク

出典元:JTBC公式HP

大手通信会社ACT営業本部長。常務。

ナクス(リュ・スンリョン)の先輩であり、ナクスを気にかけているが、不器用なナクスに

時々イラっと来る場面もある。ナクスを「次期常務だからな」と発破をかけているが、

どうもうだつの上がらないナクスにヤキモキしている。

【ユ・スンモクその他出演作品】「ムービング」「タッカンジョン」ほか

チョン・ソング/チョン・スンウォン

出典元:JTBC公式HP

ACT営業1チーム代理。

ナクス(リュ・スンリョン)の部下。

ナクスと営業1チームの潤滑油として色々と裏で気遣っているが…鈍感なナクスに気疲れしている様子。

【チョン・スンウォンその他出演作品】「ユミの細胞たち」「誘拐の日」「マイデーモン」「タッカンジョン」「貞淑なお仕事」「いつかは賢いレジデント生活」「TRY〜僕たちは奇跡になる」「コネクション」ほか

ソン・イクヒョン/シン・ドンウォン

出典元:JTBC公式HP

ACT営業1チーム課長。

ナクス(リュ・スンリョン)とはそりが合わないものとして、無難にやり過ごしている風。

不動産に詳しい。

クォン・ソンヒ/ハ・ソユン

出典元:JTBC公式HP

ACT営業1チーム社員。

ナクス(リュ・スンリョン)に対して色々と思うことはあれど、我慢している様子。

過去に、ナクスに説得されて出世を諦めた経緯がある。

【ハ・ソユンその他出演作品】「魅惑の人」ほか

ホ・テファン/イ・ソファン

出典元:JTBC公式HP

ACT営業支援本部課長。地方に飛ばされることが決定しており、

これまでの事務とは全く関係のない作業をさせられ戸惑っている。

ナクス(リュ・スンリョン)の同期。

【イ・ソファンその他出演作品】「LOST人間失格」「イカゲーム2」ほか

イ・ハンナ/イ・ジニ

出典元:JTBC公式HP

スギョム(チャ・ガンユン)の中学時代の同級生。

アメリカに引っ越したが、留学生として韓国へやってきた。

スギョムをベンチャー企業に誘う。

イ・ジョンファン/キム・スギョム

出典元:JTBC公式HP

ベンチャー企業「ジェラシーは力」を立ち上げたばかり。

スギョム(チャ・ガンユン)を誘い入れる。

パク・ハヨン/イ・セヒ

出典元:JTBC公式HP

ハジン(ミョン・セビン)の妹。

末っ子らしく甘えん坊で、姉を少し馬鹿にしている。

ハン・サンチョル/イ・ガンウク

出典元:JTBC公式HP

ハヨン(イ・セヒ)の夫。自分で起業したばかり。

【イ・ガンウクその他出演作品】「プロボノ」ほか

イ・ジュヨン/チョン・ウンチェ(5話〜)

出典元:JTBC公式HP

ACTアサン工場の作業班長。

作業員からの信頼が厚く、みんなを率いている。

【チョン・ウンチェその他出演作品】「キング〜永遠の君主」「PACHINKO1・2」「アンナ」「ジョンニョン」ほか

ナクスの友人/パク・スヨン

出典元:jtbc公式HP

ナクス(リュ・スンリョン)の友人。いち早く退職し、ビルを購入し、今では

月30万以上の収入を得ている。

ナクスには向かないから絶対にやめろ、と忠告。

精神科医/ホ・ナムジュン

出典元:jtbcdrama

ナクス(リュ・スンリョン)が購入したテナントの上階で

精神科クリニックをしている医者。ヘユム精神科医クリニック院長。

テナントの前で発作を起こしたナクスに応急処置をし、パニック障害の診断を下し治療を勧める。

【ホ・ナムジュンそのほか出演作品】「SweetHomme2・3」「その電話が鳴るとき」「星がウワサするから」ほか

看護師/キム・グムスン

ヘユム精神科クリニックで受付をする。

【キム・グムスンそのほか出演作品】「ヒーローではないけれど」ほか

キム・チャンス/コ・チャンソク

出典元:JTBC公式HP

ナクス(リュ・スンリョン)の兄。

ナクスは幼い頃、兄と比べられ続けライバル心を燃やしてきた。

車の修理工場を営む。

【コ・チャンソクそのほか出演作品】「今日のウェブトゥーン」「恋するムービー」ほか

Netflix「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」感想

ドラマが始まった時、こんなにも深く染み入る作品になると思っていただろうか…

私は全く思っていなかった。

どこに向かうんだろう、このドラマ…と思っていた。

リュ・スンリョン演じるキム部長は正直にいってややこしい。

扱いにくい。家族も苦笑いだし、部下たちも上司も「まったく…」と思って苦々しくみている。

本人も本当はそれをどことなく感じている。

それを感じながらも、欲とプライドにがんじがらめで修正しようにも修正できず、

いや修正する気がないのか?このまま常務になれればそれでいいと思っていたのか?

我が道をただただ突っ走っていた。

「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」

このタイトルの通りなら、キム部長がなんとかして右往左往しながらも常務になっていくのを

見守る物語なんだろうか…と思っていたら…

キム部長はキム部長ではなくなるし、大企業にも通わなくなり、

最後にはソウルの家も失ってしまう。

あれあれ、どうなってしまうの?

ソウルの家」も「大企業」も「キム部長」も全てナクス(リュ・スンリョン)のプライドそのものであり、

彼自身が人生全てを賭けて手に入れてきたものだった。

それをなくして、果たして彼がみたものは何だろうか。

そう、この物語は、ナクス(リュ・スンリョン)が人生を通して必死になって守ってきた、

自分をがんじがらめにしていた鎧を一つ一つ剥がしていく物語なのだった。

大企業で出世しようと必死になること。

多分、多くの人が感じている窮屈さ、生きづらさをこのドラマは表している。

ナクスの生き様が必ずしも正解なわけではない。

常務もト部長も企業に残った。

ソン課長はナクスを「尊敬する」と言う。

ソング(チョン・スンウォン)は「部長がわからない」と言って憤る。

そんな彼らをみながら、自分ならどうするだろう、と思う。

最初こそ…いや、何度もナクスの不器用さにはイライラとさせられた。

プっと笑えるんだけれど、欲望丸出しのナクスの姿には自己嫌悪のような同族嫌悪のようなものも

感じて、目を背けたくなるのだ。

みんな多かれ少なかれ持っているのでは?

小さい自分の声をきいてごらんよ。

みんな心の中にいるナクスを感じながら、ナクスをやがて愛しく思うのだ。

ナクスを最後まで大きな心で愛してくれたハジン(ミョン・セビン)という女性は、

みている私たちにとっても救いの存在である。

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