
チェウシクとパクボヨンのメロなんて、見るっきゃないでしょ。
でも開封してみたら…メロだけじゃない、なんて奥深いドラマなんでしょう。
しんみりと優しいドラマ。相関図、キャストをご紹介します!
Netflix「恋するムービー」あらすじ&概要
タイトル | 「恋するムービー」 |
配信 | Netflixオリジナル |
話数 | 全10話 |
監督 | オチュンファン「無人島のディーバ」 |
脚本 | イ・ナウン「その年、私たちは」 |
キャスト | チェ・ウシク、パクボヨン、イ・ジュニョン、チョン・ソニほか |
コ・ギョム(チェウシク)は幼い頃からずーっと映画をみて、映画をこよなく愛してきた。
そんな彼が、映画に関わる仕事につきたいと考えるのは必然だった。
俳優を目指して、映画作りに参加したギョム。そこで出会ってしまった一人の女性、キム・ムビ(パクボヨン)。
映画を撮るために生まれてきたかのような名前を持つ、その女性は、映画を心から憎んでいた。
なぜなら、父親が映画作りに没頭していたから。
何でもふわふわと受け止め、周りをすぐに巻き込んでしまうギョムの魅力に、少しずつ惹かれ始めるムビだったが…
ある日、突然、彼は姿を消してしまう。
韓国ドラマ「恋するムービー」相関図

Netflix「恋するムービー」キャスト&登場人物
コ・ギョム/チェウシク

兄と二人暮らし。幼い頃、レンタルビデオ店の上に住み、兄がいない時はずっと映画を
みて過ごしてきた。世界中全ての映画を見尽くすことが夢で、映画に携わる仕事がしたい、と
俳優を志すも、演技力はイマイチ。
でも、人の懐に入るのがうまく、いつの間にか周りに人がいる不思議な魅力の持ち主。
【チェウシクその他出演作品】「その年、私たちは」「Witch」「新感染〜ファイナルエクスプレス」「パラサイト〜半地下の家族」「殺人者のパラドックス」ほか
キム・ムビ/パクボヨン

父親が映画作りに心酔し、幼い頃ほったらかしにされたと、映画を恨んでいる。
「映画なんて、そんなに熱意を持たなくても作れる」という信条の元、映画作りに携わることを決意。
一見、クールで冷徹にみられがちだが、本当は寂しがりやで愛情深い。
母親と二人暮らし。
【パクボヨンその他出演作品】「今日もあなたに太陽を」「照明店の客人たち」ほか
ホン・シジュン/イ・ジュニョン

ギョム(チェウシク)の親友。音楽が好きで、作曲家を目指している。
高校時代から同級生のソン・ジュア(チョンソニ)と付き合っていたが、ある日突然振られてしまう。
そこからスランプに陥っている。
【イジュニョンそのほか出演作品】「マスクガール」「バッドランド・ハンターズ」ほか
ソン・ジュア/チョン・ソニ

ギョム(チェウシク)とシジュン(イジュニョン)の高校時代からの同級生。シジュンと7年に渡り交際をしていたが、
ある日、シジュンに別れを告げて姿を消す。
脚本家になることを宣言していたが、5年後、脚本家となって、シジュンの前に再び現れる。
【チョンソニその他出演作品】「ボーイフレンド」「寄生獣〜ザ・グレイ〜」ほか
コ・ジュン/キム・ジェウク

ギョム(チェウシク)の兄。両親が突然亡くなり、それ以後一人でギョムを育ててきた。
穏やかで決して怒らず、何を求めるでもなく淡々と日々を過ごし、ギョムと一緒に休みの日には映画をみて過ごす。
ある日、事故で意識不明の重態となる。
マ・ソンウ/コ・チャンソク
ギョム(チェウシク)が慕う映画監督。ギョムは頼み込んでエキストラにしてもらう。
何度か映画の興行がこけて、現在休業状態。
でも、お金はあるから大丈夫。
【コチャンソクその他出演作品】「ボーイフレンド」「今日のウェブトゥーン」「グリッチ」ほか
カン・ヨンジュ/キムヒジョン
ムビ(パクボヨン)の母親。精肉店を営む。
感情表現が苦手で無表情でいることが多い。
【キムヒジョンそのほか出演作品】「スイートホーム1・2」ほか
パク・サンシク/キムヨンウン
ギョム(チェウシク)兄弟が住んでいる部屋の大家。下でレンタルビデオ店を営む。
後に、バーへと転向。
面倒見が良く、ギョム兄弟を見守り、そして売れずに燻るシジュンを励まし続けている。
【キムヨンウンそのほか出演作品】「ヴィンチェンツォ」「終末のフール」ほか
ウ・ジョンフ/チャウミン
ムビ(パクボヨン)の幼馴染。こどもの頃、病弱でいじめられていたところ、
ムビが庇って遊んでくれた。
アメリカに引っ越したが、帰国。
韓国ドラマ「恋するムービー」感想〜メロあり親子愛あり兄弟愛もあり!
感想にはネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
チェウシクとパクボヨンのメロ(恋愛)。それだけで見る価値ありのドラマ。
チェウシクが「その年、私たちは」以来のメロッッメロのラブストーリーを演じていて、
大変可愛らしい。本当に可愛らしい。1から100まで可愛い。
彼のこの天然モノのかわいさは何にたとえようか。
誰にでも愛されるギョムというキャラクターをチェウシクが演じることで、「うんうん、わかる、愛さずにはいられないよね。
憎めないよね〜」と納得させられる。
人の心を掴んでおきながら、姿を消してしまった男、ギョム。
自分の不幸を見せたくない、自分のことでいっぱい、余裕があるふうに見せたい…?
どれも、取り残された方からしたら、知ったこっちゃない、許せない!
だけど…なんだか憎めないのよ〜それがギョム(チェウシク)という男。
無邪気そうに見えて、本当はたくさんの悲しいことを胸に秘めてるし、不安もある。
こういうややこしい男、嫌いじゃない。嫌いになれない〜
兄弟愛に泣ける!!!
兄弟愛に元々弱い。ていうか、弱い人が多いのではないか。
古くは「レインマン」に始まり、最近だと「サイコだけど大丈夫」とか?
はじめこそギョムが面倒を見てもらっていたが、事故を境に関係性は一変する。
ギョムは俳優になる夢を諦めて、兄の看病につきっきりになる。
兄の看護のために、自宅でできる仕事を追求した結果?ギョムは映画評論家となる。
ギョムのお兄さんは穏やかそうでいて、それは実は世界に対して無欲であるようにも見える。
欲しいものも、したいこともないように見える。
もしかしたら鬱状態だったのかもしれない。
事故は、事故ではなく、ジュン(キムジェウク)自身によるもの、つまり自殺だったことがわかる。
そんな兄が再び死を選んでしまわないように、ギョムは必死だった。
そして…何も望まないように見えていたジュンにも、本当はいろんな顔があったし、
ジュン自身が、ギョムからたくさんの幸せと生きる意味をもらっていたのだった。
互いに想う気持ちが泣かせる!!!
親子愛に泣ける!!!
ムビ(パクボヨン)は一見、感情を表に出さず、無愛想な印象の女の子。
強くて逞しい印象を受けるが、本当は心の優しい繊細な女の子。
恋愛映画なんて撮りそうにないのに、「ラブ・アクチュアリーが一番好き」と言うロマンチックな内面を持つ。
すごく可愛げのある女の子だ。
お父さんっ子で、お父さんに相手にしてもらいたい気持ちの一心だった小さな女の子。
素直になれなくて、大好きなお父さんに甘えることができないまま父親を亡くしてしまった女の子。
そして、同じく一見強く逞しい女性に見られがちな母親によく似ていて、自分と似すぎたばかりに
気がつけずにいた母との絆…。
パクボヨンちゃんは、一見して可愛らしい顔立ちで、ぽやんとして見えるけれど、芯の強い役がよく似合う。
今回のパクボヨンちゃんも本当に素晴らしかった。
恋愛ドラマが最高な件
ムビと同じく、私も恋愛ものが一番好きだ。
韓国ドラマの影響で、ホラーもサスペンスもバイオレンスも見るようになったが、
何が好きって恋愛ものが一番好きだ。
悲しくなくて、笑えて、苦しくなくて、人が死なない奴がいい。
「恋するムービー」はそういう意味で、人は死んじゃうし悲しいし、切ないけれど、でも
「恋愛映画が一番いい」という点で激しく共感ができる。
出てくる映画も「私も好きだ〜」と想うものばかり。
「ラブ・アクチュアリーが一番好き」と言うムビが最高すぎる。(私は「プリティウーマン」だけど。同じものを感じる)
脚本家なのか、監督なのか…「同じですね!」と語り合いたい。