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【ドラマ感想】チェウシク✖️ソンソックNetflix韓国ドラマ「殺人者のパラドックス」感想・あらすじ・概要・キャストex・登場人物・相関図〜殺人とヒーローと罪と罰

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【ドラマ感想】チェウシク✖️ソンソックNetflix韓国ドラマ「殺人者のパラドックス」感想・あらすじ・概要・キャストex・登場人物・相関図〜殺人とヒーローと罪と罰

殺人者のパラドックス
「殺人者のパラドックス」

Netflixオリジナルシリーズ「殺人者のパラドックス」。

あらすじと概要、相関図、キャスト紹介を踏まえて感想を述べていきます。

Netflix韓国ドラマ「殺人者のパラドックス」あらすじ・概要・監督・全何話?

Netflix「殺人者のパラドックス」
タイトル殺人者のパラドックス
配信Netflix
話数全8話
監督イ・チャンヒ
脚本キム・ダミン
キャストチェ・ウシク、ソンソックほか
「殺人者のパラドックス」概要

普通の大学生イ・タンは、何にもやる気を見出せないまま生活していた。

ある日、コンビニのアルバイトで嫌な客に絡まれた。そんな時にも言い返さないイ・タンだったが、帰りに

客の一人と遭遇する。道端で寝てしまっている一人とその場から離れようとするもう一人の客。

離れようとする客に声をかけると、激怒され暴力を振るわれた。

いつもなら反撃しないイ・タンだったが、その時はなぜか反撃してしまった…そして、相手を殺してしまった。

偶発的な殺人者となってしまった。イ・タン。殺人したという事実に苛まれる彼だったが、後日、実は死んだその人が

連続殺人事件の犯人だったことが判明する。

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Netflix韓国ドラマ「殺人者のパラドックス」相関図・キャスト・登場人物紹介

登場人物紹介や相関図に多少のネタバレを含みます。ご注意ください。

殺人者のパラドックス相関図
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イ・タン/チェ・ウシク

出典:Netflix公式

コンビニでバイトをする普通の大学生。気が弱く、言い返したりしない。

高校時代にいじめに遭っていた。

何になりたいかもわからず兵役を終えて、大学に復帰し、就職活動をする気にもなれずに、カナダに憧れて、

ワーキングホリデーに行きたいと考えている、平凡な学生。

【チェ・ウシクその他出演作品】「パラサイト〜半地下の家族」「The Witch 魔女」「In THE SOOP」「その年、私たちは」ほか

チェ・ウシクの空気感とソン・ソックの空気感…演技スタイルというか、は、似ている気がする。

肩に力が入っていないような。それでいて、狂気に満ちた演技もする。

チェ・ウシクは「ごく普通な」という形容詞がすごくよく似合う。絶対「普通」じゃないオーラを纏っているはずなのに、

彼の存在感はどこか力が抜けている。ちょっとやる気がなさそうな、こういう空気感は出そうと思って出せるもんじゃないから、

すごく希少なことだと思う。チェ・ウシクの演技は好きだなあとあらためて思う。

チャン・ナンガム/ソン・ソック

出典:Netflix

勘が鋭く、勘に沿って捜査を行う刑事。上司からは「問題をおこすな」と言われ続けるアウトローな刑事。

いつも現場でチューンガムを噛んでいる。

コンビニで被害者が最後に会ったイ・タンに目をつけ彼のことを執拗に疑うが、証拠は何もない。

が、自分の勘によりタンをずっと追い続ける。

父親も元刑事で、今は寝たきりになっている。母親がその面倒を見ているが、不仲で過去に何かあった様子。

【ソン・ソックその他出演作品】「犯罪都市2」「私の解放日誌」「D.P」「D.P2」「カジノ」ほか

「カジノ」での真面目で誠実なコリアンデスクも良かったけれど、このアウトローな空気のソンソックも良かった〜

「カジノ」では暑くても必ずスタイルは崩さない、襟付きシャツは着るよ、的な空気だったけれど(中には絶対肌着も着てるはず!)、

こちらのチャンナンガム刑事はスーツにコートな出立ちだけれど、危ない空気しか漂ってこない!仕方なく着てます、みたいな。

無精髭だし。「剃らないって決めてるんで」みたいな。どっちもカッコ良いわー。

パク・チュンジン/ヒョン・ボンシク

右:出典:Netflix公式

ナンガムと同じ課の刑事。勘に頼って突っ走るナンガムを心配しつつ嗜める心優しき先輩。

【ヒョン・ボンシクその他出演作品】「この恋は不可抗力」「京城クリーチャー」「SweetHome2」ほか

アン・ヨンジェ/クォン・ダハム

ナンガムと組んでいる刑事。乱暴だが、なんだかんだと面倒見のいいナンガムを慕っている。

ノ・ビン/キム・ヨハン

出典元:Netflix公式

イ・タンに協力を申し出る。犯罪マニアで、事件を自分なりに調べてはストックしている。ハッカーで、警察のシステムにも侵入できる。

計画を立てるのが好きで、緻密に計画を立てたがる。

自分はヒーローになれないが、「ヒーロー」を探し求めている。

ソン・チョン/イ・ヒジュン

出典元:Netflix公式

元刑事で、連続殺人犯。ナンガムが追い続けている犯人。

自分の正義を信じ、自分が「悪い」と思ったやつは殺してきた。証拠を消し、隠れて生きてきたが、タンの存在を知り、タンに興味を持って

接触を持とうとする。

ギョンファン/チャ・ソヌ

タンの友人。高校時代に一緒にいじめを受けていた。同じ大学に進み、タンとは腐れ縁のような仲。

イ・グァンフン/ムン・ヨンドン

タンが働くコンビニに泥酔した状態で、同僚とやっってきた客。態度が悪く何度もタンに絡んできた。

キム・ミョンジン/チョ・ヒョヌ

グァンフンと同僚で一緒に、コンビニへやってくる。コンビニでは酔っ払って悪態をつき続けるグァンフンを嗜めていたが…。

ソン・ヨオク/チョン・イソ

盲目の女性。タンが偶発的に殺人を行ってしまった時に、愛犬レックスと共にそこへ通りかかる。

一人で大きな屋敷に住む裕福な女性。

【チョン・イソそのほか出演作品】「mine」ほか

カン・サンムク/イ・ジュンオク

不良高校生二人を殴り殺した、と名乗り出た人。過去に不良高校生に娘を暴行され、自殺に追い込まれた過去をもつ。

【イ・ジュンオクそのほか出演作品】「無人島のディーバ」「力の強い女カン・ナムスン」ほか

チェ・ギョンア(インソン)/イム・ジヒョン

タンが釜山で働き始めた時に、同じスーパーで働いていた女性。

過去に、性的な画像をネットに晒され、それに怯え続け名前を変えて生きている。

ハ・サンミン/ノ・ジェウォン

ギョンアの小学校の同級生で釜山でたまたま再会する。

【ノ・ジェウォンそのほか出演作品】「今日もあなたに太陽を」ほか

Netflix韓国ドラマ「殺人者のパラドックス」感想〜パラドックスとは何か、殺人者とは?罪と罰を問う、ドラマに出てくる三人の殺人者

感想にはネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

殺人者たち

パラドックスとは…

正しそうな前提と、妥当に思える推論から、受け入れ難い結論が得られることを指す言葉。

む、難しい…わかるような分からないような。

イ・タンは偶発的に殺人を犯してしまう。しかし、彼が殺してしまった人間は連続殺人犯であったり、

過去に凶悪なことを繰り返していたり、とどうしようもない人間であった。

さらに、彼が犯した殺人はなぜか証拠が残らない。

綺麗に殺人の証拠が消えてしまい、立件されることがない。

そこからダークヒーローが登場!!!!!

となるのかと思いきや、そうではない。

彼の前に、ノ・ビンという人間が現れ、「君こそがヒーローだ」と言い、「僕に任せて」と言うのだが、

その実、イ・タンは殺人の記憶にずっと苦しみ続けている。

殺人の瞬間がずっと頭から離れずにいる。

狂気に満ちた殺人者へと変貌するのかと思いきや、決してそうではない。

一方、元刑事で、過去に連続殺人を犯し、逃げ続けているソン・チョン。

彼はイ・タンに興味を持ち、彼のもとを訪ね、質問する。

「何か決定的にピンとわかるのか?」と。「殺してもいい相手をどう決めているのか?」と。

彼は過去にノ・ビンに同じように言われ、手を組んでいたが暴走し始めたソン・チョンをノ・ビンが

あなたは違う」と見限ったのだった。

事実、彼は自分の物差しで殺人を繰り返している。態度の悪い人間、罪を認めようとしない人間…

ソン・チョンは殺人を繰り返しては、証拠を自ら消し、残さないようにして逃亡生活を続けていた。

イ・タン自身、「誰か」に出会った瞬間、「何か違う」君の悪いような感覚を覚えていたが、

それを「確信」とは言えなかった。迷い続け、「罪と罰」を読み、そこに救いを求めようとしていた。

そして、もう一人、イ・タンを「勘」を頼りに「怪しい」と判断し、執拗に追い続ける刑事・チャン・ナンガム。

彼が「勘」を頼りにした刑事であるというところもミソかもしれない。

そこに見えるもの、事実、証拠は全て「イ・タンは犯人ではない」と物語続けているにも関わらず、

彼だけが、「イ・タンは犯人だ」と自分の「勘」を頼りに行動し、そしてそんな彼は

相手がどんなに凶悪犯であろうと、私刑は許さず法によって裁かれるべきだと考え続けていたのだ。

そんな彼の生い立ちも語られる。学生時代に父親が同僚刑事であるソン・チャンから殴られ寝たきりの植物状態と

なってしまうのだ。それをずっと母親と不倫していたからだと思い込んできたチャン・ナンガム。

その真実を全てひっくり返された時、彼の中の信じてきたものが崩れていく。

行動原理は変わっていく。

イ・タンが真にダークヒーローへと変わっていくのは、ラストなのだ

いや、なったのかどうかは明かされていない。

少なくともこのドラマの中ではずっと彼は悩み続けている。

ダークヒーローへとなろうとする瞬間もあったものの、なりきれずにいる。

そう、彼は「普通の大学生」なのだ。

「普通」と「狂気」を演じ分ける俳優チェ・ウシク

チェ・ウシクは「普通」とか「うだつの上がらない」空気感を出すのがうまい。

持って生まれたものだと思う。

素朴、であるとか純真そうな空気感も持っていて、それでいて突然そこに「狂気」や「秘密」を抱えていたりする。

演技スタイルはどこか力が抜けている。やる気がなさそうにも見える。

今回も「普通の大学生」で、それはやる気がなかったり、ちょっとずるいことがあったり、

あわよくば逃げられるんじゃないか、と思ったり、変身願望があったりする。

それってみんな持っているんじゃないかと思う。

最初から選ばれた人間ではない、「普通」。

どこにでもいそうだ、という「普通」。

普通じゃない、と言われた時に少し舞い上がってしまう「普通」。

葛藤の表し方も、殺人に引き込まれていく様子もうまい魅せ方をするな、と思った。

演技もそうだけれど、少し明るいポップな感じにすることで、殺人に巻き込まれていく日常と狂気を

うまく見せているなあと思った。

こういう「普通」を演じる、普通じゃない人に、私、弱いんだよなあと改めて思う。

狂気と凄みを持った俳優ソン・ソック

正直に言って、こういうジャンルのドラマは好きじゃない。

だから、知らない俳優陣が出ていたら、見ていない。

チェ・ウシクとソン・ソックっていうだけですっと見られてしまう。この魅力。

「カジノ」の時のコリアンデスクも、真面目で根気を持って真相へと向き合う姿が素敵だったソン・ソック。

今回は、野生的なオーラを持つ刑事。これもまた良き。

チェ・ウシクもソン・ソックもなーんかいつも信用ならない役どころでイイんだよなあ…。

どこか影があって、秘密がありそうな男。危険な香りのする男ソン・ソック。

オールバックになったおでこだしチェ・ウシクも良かったけれど、髭面ソンソックも良かった。

ジャケットからはち切れそうな肩!!!

この二人を見るためだけでも見られる8話よ。

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原作は韓国でもすごく話題になったらしい。

ドラマ化にあたって、展開とか見せ方とか原作ファンからは賛否あるんじゃないだろうか、と思う感じだったけれど

どうなんだろう。原作はチラッと見たけれど、原作もかなりポップにアレンジされているというか、リアリティな重みのある見せ方の

部分と4コマ?と言えるような軽いタッチの絵柄で進められる部分があって、「変わってる〜」と思った。

LINE漫画なら7話まで無料で読めるみたいだ。

殺人者とこの爽やかな対比を是非とも見てほしい〜このチェウシクは本当に可愛い。

なのに、この可愛いチェウシクは滅多に見られない。

ソンソック最推しは「私の解放日誌」のク氏。危険な香りがたまらない。

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