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【ドラマ感想】Netflix配信韓国ドラマ「私の解放日誌」あらすじ・感想

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【ドラマ感想】Netflix配信韓国ドラマ「私の解放日誌」あらすじ・感想

私の解放日誌

Netflixドラマ「私の解放日誌」概要・あらすじ

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ドラマ概要

タイトル私の解放日誌
ジャンルヒューマンドラマ
キャストイ・ミンギ、キム•ジウォン、ソン・ソック、イエルetc.
脚本パク・ヘヨン
話数全16話
「私の解放日誌」
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あらすじ

京畿道に住む兄妹3人は、毎朝毎朝、満員の通勤電車に何時間も乗ってソウルまで通う。

変わり映えしない毎日。うんざりする日々。

それもこれも田舎に住むせいだと思うが、ソウルに住むお金も車を買うお金もない。

変わりたい、変えたいと思いながら、何も変わらない日々を

悶々と過ごす3人の兄妹。

そして、そこに父親が営むシンク工場を手伝う男が、一人。

素性の知れない男。

その男と兄妹が関わり始める時、物語が動き出す。

「私の解放日誌」見どころ・感想

一部ネタバレを含みます。ご注意ください。

セリフ、会話のやりとりが秀逸

全体的にグレーなドラマである。(色)

どんよりとした曇り空がずっと、ドラマ全体を覆っているように

空気が重い。そして、暗い。

いつも私が観ていたようなキラキラした韓国ドラマの世界はそこにはない。

甘くとろけるようなセリフを吐いてくれる美男子もいない。

畑仕事をして、首回りに汗をかき、ほっかむりをした男と女。

田舎道。

文句を垂れる男と女。

缶ビール。

焼酎。

気の遠くなる満員電車と田舎道を走るバス。

2話ぐらいを観て、やめようか、と思った。

けれど、そこで繰り広げられる兄妹の会話がなんとも面白い。

思わずクスッと笑わされる。

出てくるセリフにはっとさせられる。

苛立ちを隠せず、誰でもいいから恋がしたい、と吹聴して回る長女ギジョン。

よく喋る男、チャンヒ。

無口でじっと耐えるミジョン。

この三人に始めこそイラッとさせられるのだが、

回が進むごとに彼、彼女らの本当の強さ、したたかさが見えてくる。

そうなってくると、なんとも彼らが愛らしく、愛おしく魅力的に写ってくるのだ。

「私の解放日誌」の好きなシーン・好きなセリフ

少し、好きなセリフを挙げたい。

長女ギジョンが紹介された男性と会った時に、

「究極の愛」とは、という話を始め、

「歴史の教科書で見た斬首された夫の頭をスカートで受け止める女が思い浮かびました

子どもの頃は理解できなかったけど大人になってわかりました

”受け止めるべきだ”

”地面に落ちる前に駆け寄って受け止める”

そう思うのが普通でしょ?」

と、熱く語る。

もちろん紹介相手はドン引きである。

それを帰ってから弟になじられるが、ギジョンは開き直る。

そして、妹ミジョンに「あんたはどうなの?」と聞くと、ミジョンもまた、少し考えてから

「私も受け止める」と答える。

それを見ていた私も、「ああ…私も受け止めるべきだな」と思う。

ギジョンが何ともぶっ飛んでいるように感じるし、文句ばっかり言って自分を変えようとしない女だな、と

思うのだが、恋をしてからの彼女の献身ぶりを見ると、

このシーンの彼女の「究極の愛」とやらが理解できるからさらに面白いのだ。

キム・ジウォンの魅力

キム・ジウォン演じる、妹ミジョンもまた、内に秘めたる強さが表に出てからが大変、魅力的である。

彼女を以前お見かけしたのは「太陽の末裔」。

同じ軍隊の中で、特殊部隊にいる相手を一途に、強気に思い続ける女性を演じていた。

その溌剌とした様子と打って変わって静かに、ほとんど言葉を発さないミジョン。

前半はほぼ話さない。必要最低限な言葉のみ。

会社では小さく微笑んでいるだけ。

そんな彼女だが、内に秘める強さは尋常ではない。

酒浸りの「クさん」のところへ行って、自分の要求を突きつけるところや

クさんにだけ心情を吐露するシーン、

そして徐々にその強さを表に出していった時、彼女の本当の芯の強さが見える。

エピソード12で、クさんに「お前はもっと平凡な女になれ。ベビーカーを押したがるような、そこら辺にいるような

女になれ」と言われると

「私は子どもは背負うわ」と毅然と答える。

「あなたのことも背負いたい」

「1才のあなたを背負いたい」

これは、あなたの過去も全部丸ごと受け止めて、愛したい、ということだと私は思う。

彼女の愛情の深さ、強さが感じられるセリフだと思う。

この3兄妹、それぞれに、実はとても愛情深く、強い人たちなのだ。

「私の解放日誌」で見つけたソン・ソックの魅力

この「私の解放日誌」で初めましてだった

ソン・ソック。謎の男「クさん」を演じている。

田舎の町に現れた、酒びたりの素性の知れない男。

Tシャツに半パン姿。そこから伺える、整った体つき。

得体の知れない、危ない空気に見える魅力。

爬虫類顔、嫌いじゃないタイプである。

前半のTシャツ、半パン姿もいいが、後半のスーツ姿もまた、よき。

視線を逸らしながら笑う姿も、凄む姿もなかなかいい。

キラキラ感はないのに、引き込まれる魅力を感じる。

彼、今韓国で話題の「犯罪都市2」にも出ているそうな。

日本で公開されたらぜひ、見てみたい。

「私の解放日誌」挑戦的なラストシーン

久しぶりに挑戦的なドラマを観た気がする。(私の中で)

ラストについて、具体的には言わないが、

見るひとによってどのようにも取れるラストになっている。

決してアンハッピーエンドではないが、

ハッピーエンドかと言われるとそうでもない。

私はハッピーエンドだと感じたけれど、

どうだろうか?

すっきりしないといえばスッキリしないが、

すごく余韻の残るラストだった。

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