フランスの作家、ピエール・ショデルロ・ド・ラクロによって書かれた作品「危険な関係」を
原作とする、韓国ドラマ「スキャンダル」。
ソン・イェジンの四年ぶりのドラマ出演とあって注目していたが、いかに。

韓国ドラマ「スキャンダル」あらすじ 監督&脚本 全何話?
朝鮮王朝時代。
王都漢陽の北村(ブクソン)は上流階級の人々が住むところ。
チョ・ユン(ソン・イェジン)は北村に住み、その才気で大監(テガン)夫人として
その名声を轟かせていた。
ところが、子宝に恵まれず、最近はユン夫人が自ら側女探しをしているとか…。
ところが、北村に近づきたい一心のたばこ屋を営み財を成したプニ(ハン・ソナ)が
自分の娘ソオク(シン・ユナ)を、大監のところに送り込んできて、まんまと大監を骨抜きにした。
自分の意に沿わない若く軽薄な女に入れ込む夫を許せないユン夫人は、
従兄弟であるチョ・ウォン(チ・チャンウク)を呼び寄せ、ソオクを孕ませてくれと頼む。
急な頼み事に気分を害したウォンは、「そんな簡単なことはつまらない」と、
隣に住む左議政の長男の未亡人であるヒヨン(ナナ)を手に入れる、と言い出す。
2人は危険な賭けを始めることになる…。
| タイトル | 「スキャンダル」 |
| 原作 | ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ「危険な関係」 |
| 監督 | チョン・ジウ |
| 脚本 | イ・スンヨン、アン・ヘソン |
| 話数 | 全8話 |
| キャスト | ソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナほか |
Netflix「スキャンダル」相関図

韓国ドラマ「スキャンダル」登場人物&キャスト
チョ・ユン/ソン・イェジン

もし男だったら、必ず成功していたはず…と言われるほどの才気を持ちながら、
女性であるがゆえに、その才能を埋もれさせたことを悔やみながら生きてきた。
夫を成功させるべく内助の功として、朝鮮王朝上流社会北村(ブクソン)で
生きてきたが、子宝に恵まれず、後継を得るために自ら側女を探していた…
が、しかるべく女性を「自分で」選びたかったのに、夫は若く軽薄な女ソオク(シン・ユナ)に
骨抜きにされてしまったことが許せない。
従兄弟であり、過去に情を交わし裏切った相手、ウォン(チ・チャンウク)を呼び寄せ、
ソオクを孕ませるように言うが、断られ、危険な賭けを始めることに…。
【ソン・イェジンそのほか出演作品】「夏の香り」「4月の雪」「よく奢ってくれる綺麗なお姉さん」「愛の不時着」「39歳」ほか
チョ・ウォン/チ・チャンウク

ユン(ソン・イェジン)の従兄弟であり、朝鮮で最も有名な遊び人。
科挙にて見事な文才を披露するも、それはユンとの文通の結果だった…。
2人は惹かれあっていたが、従兄弟同士ゆえ結ばれることはなく、
逃避行を選んだはずが、約束の場所にユンが来なかったため、傷ついたウォンは
それ以来、遊び歩いている。
20年ぶりにユンから呼ばれ、急いで駆けつけるも、それはソオク(シン・ユナ)を
孕ませてほしいという思ってもいない依頼。気分を害したウォンは、「そんな簡単なことよりも、
隣の未亡人を落として見せる。それができたら、私に褒美をくれ」という賭けを始める。
【チ・チャンウクそのほか出演作品】「都会の男女の恋愛法」「サムダルリへようこそ」ほか
アン・ヒヨン/ナナ

ユン(ソン・イェジン)の隣に住む左議政(左大臣的な???)宅の長男の未亡人。
もうすぐ3年の喪が明ける。
嫁いですぐに長男が亡くなり、すぐに未亡人となってしまった。
貞節が堅いと噂の人。
ウォン(チ・チャンウク)に賭けの対象とされる。
ユ大監(テガン)/イ・ゴン
ユン夫人(ソン・イェジン)の夫。
大監(テガン)は大臣的な???
今は王から距離を置かれている様子。
子宝に恵まれず、側女を迎えようとする夫人に「必要ない」と言っていたくせに
まんまと若いソオクに鼻の下を伸ばしてしまう。
【イ・ゴンそのほか出演作品】「トリガー」「殺人者のパラドックス」ほか
イ・ソオク/シン・ユナ

たばこ屋の娘。北村(ブクソン)の生活に憧れ、大監(テガン)の側女になるように
母親から仕込まれて、大監宅に押し入りのような形でやってきた。
若く軽薄な娘。賢いとは言い難い。
プニ/ハン・ソナ

たばこを売って財をなし、北村(ブクソン)という上流階級の生活に憧れて、
「側女を探している」というユン夫人(ソン・イェジン)を招いたが、断られたので、
娘を送り込むという強行手段をとり、大監と娘との間に既成事実を作らせる。
過去にウォン(チ・チャンウク)と関係あり。
軽薄なところがある。
【ハン・ソナそのほか出演作品】「誰だって無価値な自分と闘っている」ほか
左議政夫人/カン・ジウン
ユン夫人(ソン・イェジン)の隣に住む。
息子を亡くし、嘆き続けている。体裁を気にしている。
クォン・インホ/カン・チャニ

左議政の次男。
アン・ヒヨン(ナナ)の義弟。
ソオク(シン・ユナ)を始め、側女と知らずに言葉を交わし始める。
まじめで、ウォン(チ・チャンウク)の文才に憧れている。
【カン・チャニそのほか出演作品】「シュルプ」ほか
チルソン/クォン・ドギュン
ウォン(チ・チャンウク)の使用人。
ウンシル/キム・ジアン
アン・ヒヨン(ナナ)の使用人。
ケファ/キム・ナヨン
ユン夫人(ソン・イェジン)の使用人。
Netflix「スキャンダル」感想〜男女の駆け引きはわたしにはムツカシイ?
原作は、フランスの小説「危険な関係」。
残念ながら読んだことはない。
20年前にペ・ヨンジュン主演の映画「スキャンダル」をリメイク。
残念ながらあまり覚えていない…。
あの頃、韓流ブームでドラマやペヨンジュンにハマっていたから、
見たとは思うが、多分あまり理解できなかった気がする。
そう、男女の駆け引きはどうやら私には難しいようだ。
主人公ユン夫人(ソン・イェジン)は
「男だったら成功していた」と言われるほどに賢く文才溢れ、漢字もたしなみ思慮深い女性。
まさに完璧を絵に描いたような、上流社会でもトップオブトップな人。
夫も申し分のない身分の人で、性格も温和…しかし、子宝に恵まれなかった。
この時代において、世継ぎのいるかいないかは重要な問題。
どこまでも完璧なユン夫人は自ら夫の「側女」を探そうとした…が、
招かれて行ったたばこ屋の娘は気に入らない。が、断ったのに娘を無理やり送り込んできた、たばこ屋。
あざとい若い娘のやり口にまんまとハマる夫。
それがハラワタが煮え繰り返るほど許せない。
だから、昔の想い人であるチョ・ウォン(チ・チャンウク)に手紙を書いた。
2人は従兄弟であるがゆえ、結ばれることなく、人知れず、かつユン夫人は家のために泣く泣く別れを選んだ、という
過去があった。
そこへ急ぎ馳せ参じたウォン。
多分、まだユン夫人のことが好きに違いない。
が、そこへ「夫の側女を孕ませてほしい」という言葉。
なんで???
いや、多分ウォンも「は???」と思ったに違いない。
俺、お前に20年前裏切られたんだぜ、呼びつけて何言っちゃってんだよと思ったんでしょうね。
そんな若い女は簡単に落とせる。俺はもう国中が知る超遊び人だぜ、とうそぶく。
「それなら若後家である隣のヒヨン(ナナ)を落として見せよう」とか言っちゃう。
そしたら、そこでユン夫人も引かずに、
「いやいや、無理でしょ。あの人身持ちが堅いって有名なんだから。ふふん」とか言っちゃう。
で、賭けが始まる。
え、なんで????
2人ともプライド高すぎでしょ。
2人が好きあってるんだから、2人手に手を取り合って、あんな鼻の下伸ばしたおじさん捨てて
出ていけよ。ウォンもわかってやれよ、女心ってやつを。
言うこと聞いてやれよ、女のプライドのためじゃん。立ててやれよ〜
と、思うのだが、物語の核は2人の賭けなので、始まってしまうわけですな、賭けが。
なんとも乱れた上流社会ですよ。この人ら。
あっちもこっちも乱れて、複雑にからまっていっちゃう。
そんな中、賭けの対象にされたヒヨン(ナナ)はまっすぐ純粋。
こんなにまっすぐな女性を賭けに巻き込むなんて、ウォンもユン夫人も最低である。
ヒヨンがあまりにもまっすぐで純粋であるために、ウォンもほだされてしまうのは必然。
最後はにっちもさっちも行かなくなって、どちらも選べなくなるのもそりゃそうだ。
ユン夫人は結果、ソオクに対しては図らずも?隣の息子がやらかして
復讐は果たすが、ウォンを失ってしまうことになる…。
切ないといえば切ない。
こうやって書いてみると、やっぱり面白かったな。
意外とわかってるかも、私。笑
それにしても、冷酷な役どころなのに、どこかチャーミングさを残してるソン・イェジン。
可愛いの、なんで。