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プライムビデオ配信の「誘拐の日」はユンゲサン主演で、
泣ける!とSN Sで話題のこのドラマ。
一体、何が泣けるのか?
オリジナル相関図と合わせて、感想をご紹介します!
プライムビデオ「誘拐の日」あらすじ・全何話?放送局は?
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キム・ミョンジュンは病気の娘の治療費を得るため、
「誘拐」をするように、妻から唆されていた。
妻曰く、その家は「絶対に通報できないから心配ない」と言う。
半信半疑のまま、妻に指定された時間に指定された場所にやってきたミョンジュン。
そこへ、その家の娘であるチェ・ロヒがふらふらと現れ、彼の前で倒れた。
慌てて、車で連れ去るミョンジュン。
しかし、目を覚ましたロヒは記憶を失っていた。
とっさに、自分は「父親」だと嘘をつくミョンジュン。
さらに、さっさと「誘拐」を終わらせたいミョンジュンだが、彼女の両親とは全然連絡がつかない。
彼らの奇妙な逃避行が始まった…。
タイトル | 「誘拐の日」 |
放送局 | ENA |
配信 | プライムビデオ |
話数 | 全12話 |
原作 | チョン・ヘヨン「誘拐の日」 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | パク・ユヨン |
プライムビデオ「誘拐の日」キャスト・相関図
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キム・ミョンジュン/ユンゲサン
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妻にお金を持ち逃げされ、貧しいながらも一生懸命暮らしていたが、娘が白血病になり、
やむを得ず妻からの「誘拐」の持ちかけに乗ってしまう。
ドジでおっちょこちょいだが、身体能力は高い。
娘を誰よりも大切にしているが、徐々にロヒに対して愛情が芽生えていく。
【ユンゲサンそのほか出演作品】「犯罪都市」ほか
ユンゲサン。「犯罪都市」の奇天烈な殺人鬼のイメージしかなかったもんだから、今回すごーく愛情深いお父さん役で、
何とも可愛らしく一気に好きになってしまった。
ドジですぐに口を滑らせてしまうところも、根っからの善人で悪いことなんてできない性格であることも、全て素敵なキャラクターとして
演じてらっしゃる!
チェ・ロヒ/ユナ
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ミョンジュンに誘拐された大病院の一人娘。
ところが、記憶をなくしてしまい、ミョンジュンを「父親」だと思うが、どうも自分とは親子関係にあるように
思えないと怪しむ。11歳ながら洞察力に優れている。
それもそのはず、実は天才少女で、一度見たものは忘れない。何ヶ国語も操ることができる。
ミョンジュンを完全に下に見て、命令口調で話す。
が、本当は寂しい心の持ち主。
【ユナそのほか出演作品】「グリーンマザーズクラブ」ほか
ユナちゃんは今作品で百想芸術大賞の新人賞を受賞!
有名ベテラン俳優に囲まれた中で、大人に対して堂々たる演技!納得。
ラストでの感情の爆発が泣かせる〜
パク・サンユン/パクソンフン
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頑固一徹の刑事。融通が効かないことで、ソウルの広域捜査隊から地方都市へ赴任となった。
勘が鋭く、捜査能力も高い。
ミョンジュンを追う刑事となるが、誘拐と殺人事件が同時に起こる不可解な事件となった今回の
事件に違和感を早々にもち、ミョンジュンに対しても犯人像とは違う様子に戸惑いを見せる。
【パクソンフンそのほか出演作品】「ザグローリー」「ソンサン」「涙の女王」ほか
どうしよう…パクソンフンもいいかも。(知らんがな)
いっつも斜に構えてニヤニヤ笑って腹黒いことばかり考えてそうな表情をしていた彼が、
ただただまっすぐ、頑固一徹に事件に向かっていく姿は、普通に胸キュン。
こんなにまっすぐな目もできるんだね!
ソ・ヘウン/キムシンロク
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3年前、ある日突然、家のお金を全て持ち出し、ミョンジュンの前から姿を消した妻。
そしてまた、ミョンジュンの前に現れて、娘の手術代のために「誘拐」するよう持ちかけた、誘拐の計画者。
何を考えているのか分かりにくい、腹の中に一物もにもつも持っていそうな怪しげな人物。
ミョンジュンとは同じ児童養護施設で育った幼馴染。
【キムシンロクさんそのほか出演作品】「怪物」「財閥家の末息子」「ムービング」「地獄が呼んでいる」ほか
ヒステリックな役から、まっすぐな役まで、キムシンロクさんもまた掴みどころがなくて好き。
今回はかなりのキーパーソン。
モ・ウンソン博士/ソジェヒ
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ロヒの父親の死亡ニュースが流れた後、ユナの父親に投資していた人物の一人として浮上。
自身も医師で、病院長をしている。発達障害の娘がいる。
母親であるため、ロヒに対しても少し養育者めいた行動をとる。が、
その内面には善人であろうとする自分と、自己の欲求との葛藤がある。
【ソジェヒそのほか出演作品】「二十五、二十一」「財閥家の末息子」ほか
ジェイデン/カンヨンソク
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ロヒの父親に多額の投資をしている、と言って来日。
自分の目的のためには手段を選ばない、危険な人物。
全く友好的ではない。
【カンヨンソクそのほか出演作品】「サムダルリへようこそ」ほか
サムダルリではサムダルに恋する気の優しい青年だったのに…今回はとにかく
自己中心的で危険な人物。
パク・チョルウォン/キムサンホ
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ロヒの父親の病院と、自宅の警備を担当していた、警備会社の社員。
勤勉で、よく働く人物として知られていた。
でも、事件と何やら関係のありそうな空気。
【キムサンホそのほか出演作品】「キングダム」「SweetHome」「マイネーム」「あなたに似た人」「支配種」ほか
裏切っても裏切らなくても何か持ってるな、この人…というイメージ。
髪型のせいか、表情のせいか、なんか物悲しい空気感を出してくるのよ。
ホヨン/キムドンウォン
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ボスからの指示のもと、ジェイデンに従って行動を共にする実行役。
だが、ジェイデンとは違い、彼なりの理想とポリシーがある模様。
テクギュン/ウジヒョン
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ロヒの元家庭教師で、ロヒの叔父の弁護士をしている。
チェ・ジョンマン/チョンスンウォン
刑事。パクサンユンの後輩。
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【チョンスンウォンそのほか出演作品】「ムービング」「マイデーモン」ほか
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プライムビデオ「誘拐の日」感想
複雑なミステリー展開に注目!
妻に唆されて、誘拐に手を染めてしまった、根っからの善人・ミョンジュンと、
怪しみながらも記憶がないため彼を「父親」として行動を共にするロヒ。
気が弱くて、あっというまに天才少女の言いなりになってしまうミョンジュンもおかしみがあるが、
二人の徐々に関係が深まっていく様子とともに描かれていくミステリーが実によくできている。
二転三転していく展開、殺人事件と誘拐事件が複雑に絡み合う。
徐々に明らかになっていく、それぞれの過去。
全ては30年前の事件から始まっている。
このミステリー展開にも引き込まれていくが、
それぞれのもの悲しい過去にも惹きつけられていく。
それぞれのキャラクター造詣にも注目!
ミョンジュン(ユンゲサン)の優しさ溢れる演技、そしてキムシンロクさんが演じるヘウンにも注目。
ヘウンは、どこまでも欲深い女性で、いやな雰囲気の女性だが、
本当はただただ「認められたい」「愛情が欲しい」だけだったのかもしれない。
ミョンジュンの深い愛情に、きちんと満足しておけばこんなことにはならなかったのに…。
けれども、きっと自分の生い立ちや、病気のことも、これ以上幸せになれないのでは、という
恐怖にも打ち勝てなかったのだろう。
病気さえなければ、こんなに欲を通すこともなかったのかもしれない。
そう考えると、全てを犠牲にしようとするチョルウォンの行動にも合点がいく。
彼は、彼女を不幸にしてしまったことで、それ以上の復讐をせず、彼女への
不憫さだけで全てを彼女のために犠牲にしようとしたのだろう。
彼もまた、本来なら根っからの善人であったに違いない。
ロヒとミョンジュンの関係性にほっこり
誘拐犯と被害者が徐々に心を通わせる…という展開は過去になかったでもないが、
ロヒの天才少女ぶりと、ミョンジュンのどこまでもお人よしな性格が、
妙におかしみがあって、ツボにはまる。
ロヒは早々にミョンジュンに対して恐れなんか持たずに、むしろ下に見て扱う。
その堂々たる態度に、ミョンジュンは決して腹を立てることなく従う。
それだけではなく、ロヒが危険な目にあったら全身全霊で彼女を守ろうとするのだ。
いつしか二人は固い絆で結ばれていく。
そこには決して、「ラブ」要素はないのに、親子のような、親子でないような
親友のような愛情が互いに芽生えていく…。見ていて、すごーくほっこりとする。
「誘拐の日」カメオ出演
豪華なカメオ出演はこちら
カンハヌル
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ホヨンに代わってジェイデンの元へやってきた弁護士。
流石の迫力〜。
キムヨンミン
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ミョンジュンの裁判の判事として登場。
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