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【Netflix】「あなたが殺した」感想 キャスト&相関図

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【Netflix】「あなたが殺した」感想 キャスト&相関図

奥田英朗が原作の「ナオミとカナコ」が原作のNetflixドラマ「あなたが殺した」が公開された。

日本でもドラマ化されたが、韓国版はいかに?!

D Vに気がついたら…その時、自分に何ができるか。

何をすることが正しくて、何が自分にできるのか、どの立場にいるかもそれは違うのかもしれない。

キャスト&相関図を紹介しつつ感想を綴ります。

Netflix「あなたが殺した」感想

韓国ドラマ「あなたが殺した」あらすじ 予告 全何話?

「あなたが殺した」予告

ウンス(チョン・ソニ)は百貨店外商部で働く女性。

ある日、重要顧客に呼ばれて駆けつけたところ、客の背中に暴行された後を見つける。

夫からD Vを受けていると悟るも、見て見ぬふりをしてしまう。

実は、ウンスは実家で母親(キム・ミギョン)が長年父親(キム・ウォネ)から暴行を受け続けていることを

悩んでいた。

目を逸らし続けていた事実。

さらに、高校時代からの親友、ヒス(イ・ユミ)が夫から暴力を受けている事実も知る。

そんな折、百貨店の顧客が夫の車の前に飛び出して自殺。

見てみぬふりをした自分のせいだと思ったウンスは…。

タイトル「あなたが殺した」
配信Netflix
原作奥田英朗「ナオミとカナコ」
話数全8話
監督イ・ジョンリム(「悪鬼」ほか)
脚本キム・ヒョジョン
キャストチョン・ソニ、イ・ユミ、イ・ムセン、
チャン・スンジョほか

Netflix「あなたが殺した」原作

多分、原作も読んだしドラマも見たことあると思うけど…いかんせんかなり昔のことで

あまり覚えていないが、女性二人が協力して暴力夫を殺害する、というのが

ショッキングだった気がする。

韓国ドラマ「あなたが殺した」相関図

「あなたが殺した」相関図

Netflix「あなたが殺した」キャスト&登場人物

チョ・ウンス/チョン・ソニ

出典元:Netflixkr

ラビエ百貨店外商部・代理。

有能で、顧客からの信頼も厚い。

上司からの覚えもよく、部下からも慕われている。

母親(キム・ミギョン)が父親(キム・ウォネ)から暴力を振るわれていたことを

トラウマに持っている。

【チョン・ソニその他出演作品】「寄生獣〜ザ・グレイ」「恋するムービー」ほか

チョ・ヒス/イ・ユミ

出典元:Netflixkr

ウンス(チョン・ソニ)の高校時代からの親友。

童話絵本作家。

夫(チャン・スンジョ)から家庭内暴力を受けている。

母親は認知症で施設に入っている。

【イ・ユミその他出演作品】「今、私たちの学校は…」「イカゲーム」「力の強い女カン・ナムスン」「Mr.プランクトン」ほか

チン・ソベク/イ・ムセン

出典元:Netflixkr

珍剛(チンガン)商会の社長。

ウンス(チョン・ソニ)の百貨店のイベントに現れ、時計を持ち去った男。

(なぜ時計を持ち去ったのかイマイチよくわからん。怪しすぎる…が、常識にとらわれないという意味では

よく現れてる?)

後にウンスたちと深く関わっていくことになる。

【イ・ムセンその他出演作品】「夫婦の世界」「ザ・グローリー」「39歳」「京城クリーチャー2」ほか

この人の演技、いい人でも悪い人でもなんかゾワゾワして目が離せないんだよな。

今回はいい人でよかったよ。

ノ・ジンピョ/チャン・スンジョ

出典元:Netflixkr

ヒス(イ・ユミ)の夫。

証券会社の副支店長。

支配的で独善的で狡猾で暴力的。ヒスに対して暴力を振い続けている。

【チャン・スンジョその他出演作品】「知ってるワイフ」「ボーイフレンド」「チョコレート」「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」ほか

パク・ケスン/キム・ミギョン

出典元:Netflixkr

ウンス(チョン・ソニ)の母親。

長年、夫からの暴力に苦しんでいる。

【キム・ミギョンその他出演作品】「車輪」「医師チャ・ジョンソク」「サムダルリへようこそ」「もうすぐ死にます」「愛してると言ってくれ」「白雪姫には死を」「巫女と彦星」「魔法のランプにお願い」ほか

チョ・ジョンナム/キム・ウォネ

出典元:ssgcompany_official

ウンス(チョン・ソニ)の父親。

長年妻(キム・ミギョン)に暴力を振い続けている。

公務員。

【キム・ウォネその他出演作品】「ソンジェ背負って走れ」「悪鬼」「よくも悪くもだって母親」「貞淑なお仕事」「離婚保険」ほか

チョ・ウニョク/イ・ヒョンジュン

ウンス(チョン・ソニ)の弟。

姉、母親思いの優しい弟。

チャン・ガン/チャン・スンジョ(一人二役)

出典元:Netflixkr

珍剛(チンガン)商会で働く、ノ・ジンピョにそっくりな男。

中国系の男で密入国してきたと思われる。

ノ・ジニョン/イ・ホジョン

出典元:Netflixkr

ノ・ジンピョ(チャン・スンジョ)の妹。刑事。

横柄で義理の姉であるヒス(イ・ユミ)に対しても偉そうな態度を崩さない。

「大統領室」に入ることを目標とし、自分の出世のことしか頭にない。

【イ・ホジョンその他出演作品】「わかっていても」「ムービング」「グッドボーイ」ほか

コ・ジョンスク/キム・ミスク

出典元:Netflixkr

ノ・ジンピョ(チャン・スンジョ)の母。

夫亡き後、家庭内暴力に対する講演会を全国で行い、人気を得ているが、

本当は自分の息子のことしか頭にない人間。

アルコール中毒。

【キム・ミスクその他出演作品】「旋風」ほか

カン・ヒヨン/ハン・スヨン

ラビエ百貨店のVIP顧客。

クォン社長/ミン・ソンウク

出典元:minseongug

ヒヨン(ハン・スヨン)のDV夫。

キム・ミギョン/ソ・ジョンヨン

出典元:keyeastofficial

ノ・ジンピョ(チャン・スンジョ)の証券会社の大口顧客。

ラビエ百貨店のウンス(チョン・ソニ)の顧客でもある。

【ソ・ジョンヨンその他出演作品】「わかっていても」「車輪」「マイデーモン」「無人島のディーバ」「私たちの映画」ほか

キム・デチョル/チェ・ヨンジュン

出典元:choiyj0707

ウンス(チョン・ソニ)が通う柔術道場の館長。

【チェ・ヨンジュンその他出演作品】「ヴィンチェンツォ」「京城クリーチャー」ほか

Netflix「あなたが殺した」感想〜見るに耐えない箇所はあるが、見てみぬふりをしない大切さ

DV夫、ノ・ジンピョを演じるチャン・スンジョさんといえば「知ってるワイフ」では主人公の同僚役を演じ、

「ボーイフレンド」ではソン・ヘギョ演じるスヒョンのことを実は愛しているくせに、きちんと幸せにできない

不器用な元・夫を演じ、「チョコレート」ではユンゲサン演じるイ・ガンの実はいいやつないとこを

演じて「一見、悪そうに見えるけれど、本当はいいやつ」を演じてきた印象があるから、

なんとなく好きだったのに…

今回は骨の髄までケー○ッキなやつで、もう、ほんっとうに無理!!!!!と

叫びたいぐらいに悪人だった。(だからこそ主人公たちが選ぶ選択に共感できるんだが)

最初から最後まで主人公たちを苦しめる男、それがチャン・スンジョとなってしまったな。

まさに、怪演でござんした。

DVを受ける女性、ヒス(イ・ユミ)。

そして、それを見つける女性ウンス(チョン・ソニ)。

ウンスは幼い頃に、母親(キム・ミギョン)が自分の父親からDVを受けていたことを

見てみぬふりをしていた過去がある。

そのことでずっと自分を責め続け苦しんでいた。

見てみぬふりをすることもまた暴力に加担することと同じだ、というメッセージを

本作は含んでいるが、

母親の身である私からすると、幼い子供には見てみぬふり以外の何ができようか、とも思う。

だから、あのウンスには「あなたは悪くないよ」と私は思う。

ウンスの幼い頃の周りにいた大人、そしてヒスが声を上げようとした時に

もみ消した義理の家族たち、百貨店の人間たちがみてみぬふりをしたことは重い。

いざ、そうした場面に出会した時にどういうふうにできるか、実際にはなんともいえないけれど、

これをみて心の隅に置いておくことは大切なことに違いない。

ドラマはそんな力があると私は思う。

ヒスとウンスを助けるキーパーソンとなった、チン・ソベクを演じるイ・ムセンさん。

なんとも不気味な登場の仕方ではあったけれど、

彼がいたことで、この物語は、ウンスとヒスにとってある種、ハッピーエンドを

迎えられた。

現実にはチン・ソベクはいない。

「殺すしかない」なんてならないように。

そもそも、世界からDVに苦しむ人がいなくなるように。

自由に笑って生きられるように。

そんな世の中になるように。

そんな願いが込められているように感じる。

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