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【ドラマ感想】Netflix「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」 キャスト&相関図 見どころ紹介!〜コミンシちゃんの怪演と秀逸なサスペンス

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【ドラマ感想】Netflix「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」 キャスト&相関図 見どころ紹介!〜コミンシちゃんの怪演と秀逸なサスペンス

Netflix「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」

誰もいない森の奥で

木が倒れたら…

(本編始まりより引用)

始まり方がオシャレ。

Netflixオリジナルドラマとして配信された今作。

ユンゲサンにコミンシ、イジョンウンとあって何気なく

開封してみたらあれよあれよと引き込まれる演出。

感想とキャスト、オリジナル相関図をご紹介します!

Netflix「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」あらすじ&概要

「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」予告
タイトル誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる
配信Netflix
キャストキム・ユンソク、ユン・ゲサン、コ・ミンシほか
話数全8話
監督モ・ワンイル
脚本ソン・ホヨン

韓国の森奥深く、チョン・ヨンハは務めていた会社を辞め、

大きな貸別荘を購入した。

隣の同じく貸別荘を営むヨンチェらに助けられながら、一人で貸別荘を営んでいた。

ある日、そこへ一人の女性と小さな男の子が宿泊にやってくる。

笑顔を見せない女性にどこか不審な空気を感じながらも、精一杯もてなそうとする。

翌日、ヨンハは女性たちが去ったあと、別荘にある異変を感じる…。

Netflix「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」キャスト&相関図

相関図は登場人物紹介の過程でネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。

「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」相関図

チョン・ヨンハ/キムユンソク

出典元:netflixkr

定年前の会社を早期退職し、森の奥に別荘を買い、貸別荘を営む。

隣人のヨンチェに助けられながら、不慣れでも細々と貸別荘を一人営むのは、

全て死んだ妻のためだった…。

穏やかで思慮深い性格。思ったことや不満を口に出すヨンチェとは違い、

多少の不満があれど、それを口にすることはない。

謎の女(ユ・ソンア)/コ・ミンシ

出典元:netflixkr

ある日、子連れで別荘地にやってきた女。

次の日、不審な去り方をしたが、それ以来音沙汰はなかった。

ところが、一年後、またヨンハの前に現れ、別荘に住み着くようになってしまう。

【コミンシその他出演作品】「恋するアプリ〜ラブアラーム」「智異山」「SweetHome1・2・3」ほか

コミンシちゃんが見事な怪演を見せてくれました!いや〜背筋凍る!!!

ク・サンジュン/ユンゲサン

出典元:netflixkr

2000年。レイクビューモーテルを購入し、夫婦で営んでいた。

湖のそばに佇むそのホテルは、大きいとは言えずとも、夫婦二人で手入れし、

丹精込めて経営する自慢のホテルだった。

しかし、ある事件をきっかけにホテルと家族に不幸が押し寄せてしまう。

少し容量が悪くても、誠実で明るい人柄の人間。家族思いであり、妻を大切にしてきた。

【ユンゲサンその他出演作品】「犯罪都市」「誘拐の日」ほか

ユン・ボミン/イ・ジョンウン/ハ・ユンギョン(2000年)

出典元:Netflixkr
出典元:Netflixkr

ヨンハが営む別荘地のホス派出所に新しく所長としてやってきた。

あだ名は「鬼」。優秀な捜査一課の刑事だったという噂だが、なぜ地方の

派出所にやってきたのか…所員の中で憶測が飛び交っている。

2000年、新人の警察官としてレイクビューモーテル近くの交番に勤務。

イ・ジョンウンその他出演作品】「椿の花咲く頃」「パラサイト〜半地下の家族」「ミスターサンシャイン」「未成年裁判」「まぶしくて」「私たちのブルース」「今日もあなたに太陽を」「ミスナイト&ミスデイ」ほか

イジョンウンさんの刑事役…かっこよかった〜!!!正直に言って外見はずんぐりむっくり(失礼)な感じだけど、かっこいいの。とにかく。

目つきとか、水も甘いも全て飲み込んで乗り越えてきた女!というオーラが出ている。

痺れる〜

【ハ・ユンギョンその他出演作品】「賢い医師生活1・2」「ウヨンウ弁護士は天才肌」「生まれ変わってもよろしく」ほか

ちょっといつもとは違って影のある感じだけれど、それもまたよし。

素直で育ちのいい感じだけれど、思慮深い役どころが印象的なハユンギョンちゃん。

パク・ヨンチェ/イ・ナミ

ヨンハの隣の別荘を一人で営んでいる。妻たち家族は、ソウルに住む。

陽気で思ったことは何でも口に出す。

夫婦で別荘経営を始めたヨンハに、貸別荘経営のいろはを教え、それ以来、交友が続く。

謎の女と子どもは、はじめヨンチェの別荘に宿泊する予定だった。

パク・ジョウンドゥ/パク・ジファン

出典元:Netflixkr

サンジュンの友人で、近くでスーパーを営む。

若い頃はかなりヤンチャをして母親に迷惑をかけてきた。

年老いた母親と二人暮らし。

【パクジファンその他出演作品】「犯罪都市1・2」「私たちのブルース」「京城クリーチャー」ほか

パクジファンさんは、なーんか好きな役者さん。

「私たちのブルース」が始まりだからかもしれない。出てくると、嬉しくなっちゃう。

憎めない役柄も多いしね〜

ソ・ウンギョン/リュヒョンギョン

出典元:Netflixkr

サンジュンの妻。サンジュンと一緒にモーテルを経営していた。

真面目で線が細い。

この奥さんについては、そうなるよなあ…と同情する気持ちと、

ああ、、、そうなってしまうか…という気持ちが入り混じる。

【リュヒョンギョンその他出演作品】「車輪」ほか

ク・ギホ/チャンヨル/チェジョンフ(幼い頃)

出典元:netflixkr

サンジュンの息子。

キム・ギョンオク/チャミギョン

ジョンドゥの母親。

サンジュンに同情し、ジョンドゥの友人のサンジュンを我が子のように可愛がっていた。

【チャミギョンそのほか出演作品】「今日もあなたに太陽を」ほか

チョン・ウィソン/ノユンソ

出典元:Netflixkr

ヨンハの一人娘。ソウルで薬剤師として働く。

離れて、一人別荘経営をする父親を心配する心優しい娘。

医師の夫と二人暮らし。

ノユンソそのほか出演作品】「20世紀のキミ」「私たちのブルース」「イルタスキャンダル」「配達人」ほか

デビューから全制覇して応援しております、ノユンソちゃん。

優しくて、聡明な役柄がよく似合う。

今回、イカれた女との対決シーンもあったけれど、決して負けてない感じがかっこよくてますます好きになっちゃった。

ソン・ジス/ナムジウ

ウィソンの夫で、医師。

ウィソンの父親を同じように心配する優しい夫。

チェ・ギョンナム/イ・ソンウク

ヨンハたちが営む別荘地の近くで洗濯業とコインランドリーを経営。

明るくて、調子がよく、ヨンチェには「あいつは…」と言われているが、

実は互いに信頼関係が厚い。

【イソンウクそのほか出演作品】「配達人」「気象庁の人々」ほか

ハ・ジェシク/チャンスンジョ

出典元:Netflixkr

スンアの元夫。

【チャンスンジョそのほか出演作品】「知ってるワイフ」「ボーイフレンド」ほか

チ・ヒャンチョル/ホンギジュン

連続殺人犯。

【ホンギジュンそのほか出演作品】「ストーブリーグ」「カジノ」ほか

イ・ソンラン/キムソンリョン

出典元:Netflixkr

ヨンハの亡き妻。

「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」感想〜それでも貸別荘経営に憧れる

「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」というタイトルが秀逸!

「誰もいない森の奥で木が倒れたら」という問いかけから

毎話、始まる。

誰もその音を聞いていなかったら、果たして、木が倒れる音はするのか。

つまり、ヨンハが「もしかして、殺人が起きたかもしれない…」と疑うが、

誰もそれを見たものがいない。

じゃあ、自分さえ黙っていれば、それは「起きなかったことと一緒ではないのか」と考える。

それに帰結する。

この哲学的な問いかけと、人間心理に迫ったこのサスペンス展開が秀逸。

なんだか、これまたオシャレ。

「誰もいない森」の設定がオシャレ

針葉樹林が並ぶ、静かな森。

大きなプールにおしゃれな別荘。

石造の建物、暖炉、大きなキッチン…。

コインランドリーに併設されたカフェがあって、そこに大量のシーツを持ち込んで一休み。

おしゃれ。おしゃれやん?

洋モノのホラーやサスペンスを思わせるような映像美。

日本でいうと、軽井沢みたいな大きな貸別荘。

韓国にもこんなおしゃれな針葉樹林の森があるのか?北米感があるよ?

キムチとか出てこなさそうな素敵なキッチンに暖炉やん?

と、まあなんだか全体的におしゃれなサスペンス小説を読んでいるような空気感なのだ。

静かに老後の余生を楽しむ貸別荘経営。

重労働ではあるが、亡き妻がそこに夢を見たのも頷ける。

終の住処、とヨンハが言うのも頷ける素敵な場所。

そこに突然現れた派手な容姿の女性と、男の子。二人だけの突然の訪問者にも精一杯、もてなそうと

する彼らだが、いくつか不審な点に気がついてしまう。

誰もいない森の奥で木が倒れたら、その音を聞いたものが誰もいなかったとしたら…

それは果たして「音」がするのか。

という哲学的な問いもまた、おしゃれなのだ。

「音」がしないならば、それは「なかった」ことと同じではないか。

不審な点に気が付くヨハンだが、彼はそれをなかったことにしようとする。

それもそのはず。彼が終の住処と謳うその場所は亡き妻との思い出の場所なのだ。

スキャンダラスなことが起こってしまった別荘がどうなるか。

「誰もいない森の奥」で起きたことの成れの果て

それが同時進行で描かれていくのが、ク・サンジュン(ユンゲサン)たち家族の物語。

このユンゲサンたちの物語は「2000年」という数字は出されるものの、

ヨハンが果たしていつなのか、場所がどこなのか、そういったことは微妙にぼかされている。

レイクビューモーテルが取り壊された後に、ヨハンたちの別荘が建てられたのかも…という

考えもよぎる。

果たして二つの事件が交錯するとき、どうなるのか。

実に巧妙なストーリー展開に引き込まれてしまう。

そして、コミンシちゃんの怪演ぶり。

怖い…別荘経営、怖い。優雅な老後にやってきた頭のおかしい女。

二人の攻防が始まる。

恐ろしい展開に、別荘経営なんて怖い怖いとも思うのだが、

ヨハンが営む別荘は本当におしゃれなんだよなあああ。

 

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