言わずもがなの名作というか…あちこちで「良い!!!」と聞く
「マイディアミスター」。
IUちゃんを知らなくて、ここに登場するIUちゃんは暗く、表情が乏しく、
どうしても先に進めずにいたが、「ホテルデルーナ」の視聴により
再度観てみようという気になった。
ここに、例に漏れず「人生で大切にしたい作品の一つ」と言える「マイディアミスター」の
トリコになった私の感想を綴りたい。
「マイディアミスター」あらすじ・概要
タイトル | マイディアミスター〜私のおじさん〜 |
配信 | Netflix、Amazonプライム、U-Next,Hulu |
話数 | 全16話 |
キャスト | I U、イ・ソンギュン、イ・グァンイル、 パク・ホサン、ソン・セビョクほか |
ジャンル | ヒューマン |
脚本 | パク・ヘヨン |
建設会社に勤めるパク・ドンフンは3兄弟の真ん中。
兄は会社を辞め事業を起こすも失敗。弟は映画監督を目指すも鳴かず飛ばず。
「お前だけは大企業を勤め上げるんだぞ」と言われ続ける日々。
妻・ユニとはどこか冷めた関係。社内では出世からも遠ざかり、
鬱屈した日々を過ごしている。
一方、同じ社内にいる派遣社員のジアンは、毎日、暗い目をしている。
借金を背負い、取り立てに追われる日々だが、社内の人間はそんなことを知る由もない。
関わりのなかった二人だが、ある日ドンフンの元に間違って封書が届く。
その中には常務に送るはずだった賄賂が入っており…それを見つけたジアンが封書を盗んだことから、
二人が徐々に、不思議な形で関わりあうようになる。
韓国ドラマ「マイディアミスター」登場人物・キャスト・相関図
登場人物には私の感想・主観・評価も含まれます。ネタバレもありますので未視聴の方はご注意ください。
パク・ドンフン/イソンギュン
大手建設会社の安全管理チーム部長。元々は設計チームにいたが、左遷された。
社長は大学の後輩。出世争いからは離れ、やりたい仕事からも離れてしまったが、
「大企業に勤めている」ということで母親を安心させてやれる、という一心で勤め続けている。
部下からの信頼は厚い。
常務の名前がパク・ドンウンで、よく間違って郵便が届いてしまう。
ドンウン常務当ての賄賂が間違って届いてしまい、一瞬欲が出てしまったことで、
騒動に巻き込まれていくことになる。
【イ・ソンギュンその他出演作品】「パラサイト〜半地下の家族」ほか
イ・ソンギュンさん…「パラサイト」の人と聞いてもこれまで全くピンときていなかったけれど、
今回「マイディアミスター」でみて、声がとにかく低音ボイスでいい!!!
盗聴される側の立場な訳だけれど、彼の声が魅力的だからこそ成り立つドラマであり、そういった意味ですごく
魅力的でピッタリ。
イ・ジアン/I U
建設会社に派遣社員として勤務。ドンフンと同じ部署にいるが、周りと話すこともなくいつも無愛想で、全く交流がなかった。
ドンフンと同じ後渓(フゲ)に住んでいる。
親の借金を抱え、返済をしながら、耳の聞こえない寝たきりの祖母の面倒を見ている。
【I Uその他出演作品】「ホテルデルーナ」ほか
「マイディアミスター」の評判は前から聞いていたからずーっと気になっていたのだが、
この作品でのI Uちゃんが、本当にニコリとも笑わず、顔色も悪くて、1話から先へとなかなか進むことができなかった。
「ホテルデルーナ」にて華やかな彼女をきちんと印象づけてから見ることに。
この作品の奥深さと相まって、魅力がすごく伝わった!徐々に表情が豊になるジアンの姿は
すごく印象的である。
パク・サンフン/パクホサン
ドンフンの兄。3兄弟の長男。
大企業に勤めるも辞めて事業を起こし、失敗。借金だけが残る。
家から追い出され、別居中。実家に身を寄せる。
娘の結婚式のご祝儀に手をつけるなど、本当にやることなすことしょうもないけれど、
どこか憎めない!
夢見がちでふわふわとしていて頼りなく、けれど情が深くて優しい。
【パク・ホサンそのほか出演作品】「刑務所のルールブック」「エージェントなお仕事」「今日のウェブトゥーン」ほか
「刑務所のルールブック」の舌足らずなおっさんが、またしょうもなくて可愛くて大好きだったんだけれど、
今回もなんともしょうもなくて笑えて可愛い役どころ!
好きだわ〜
パク・ギフン/ソンセビョク
ドンフンの弟。映画監督を志すも、ヒット作を作ることができず、定職につかずにいる。
サンフンとともに清掃業を始めることに。
神経質で口は悪いが、心根は優しい。
頼りない長兄・無口な次兄を見ながらバランスを見て悪態をついているところがある。
ピョン・ヨスン/コドゥシム
3兄弟の母親。結婚したものの家を追い出されたサンフン、いつまでも独立しないギフンと共に暮らす。
3兄弟の中でも無口で弱音を吐かないドンフンを心配し、心を痛めている。
口は悪いが、それぞれに愛情を持つ下町のお母さんといった感じ。
【コ・ドゥシムさんそのほか出演作品】「私たちのブルース」「椿の花咲く頃」「カーテンコール」ほか
カン・ユニ/イ・ジア
ドンフンの妻。二人の間には留学中の息子が一人いる。
出産したから弁護士資格をとり、働いている。
ドンフンとは大学の先輩後輩の仲。ドンフンの会社の社長である、ト・ジュニョンと不倫中。
ト・ジュニョン/キム・ヨンミン
ドンフンの大学の後輩だが、財閥と結婚し会社の社長にまで上り詰める。
創業者である会長に気に入られているが、創業者亡き後、自分の立場が危うくなると考え、
派閥争いに忙しい。
欲深く、自分の出世のために手段を厭わない。
【キム・ヨンミンそのほか出演作品】「愛の不時着」「夫婦の世界」ほか
「夫婦の世界」でも嫌なやつだったけれど、今回もすごーく嫌なやつ!!!同情の余地なし!
が、キム・ヨンミンさん…私は「愛の不時着」耳野郎から入っているため、どうしても嫌いにはなれない
俳優さん…なんていうか、小狡い顔はしてはんのよね。
イ・ボンエ/ソン・スク
ジアンの祖母。耳が不自由で寝たきり。施設に預けられていたが、料金が払えなくなり、
ジアンが施設から連れ出す。
ジアンの母親亡き後、一人でジアンを育ててきた。貧しくとも愛情深くジアンに接してきたが、
自分の面倒を見て、借金の返済に追われるばかりのジアンが不憫で仕方ない。
イ・グァンイル/チャンギヨン
ジアンの借金の取り立てをしている。父親が元々借金取りでずっと暴力を振り続けていた経緯があり、
ジアンはその父親を刺し殺してしまった。
そのことでジアンを憎むようになり、執拗にジアンに対して借金を取り立て続けているが、
元々は仲が良く、複雑な心境が互いにある。
憎むしかなくなったグァンイルの心情を思うと、どこか不憫な気もしてくる…
【チャン・ギヨンそのほか出演作品】「今、別れの途中です」ほか
どこかで見た事あるなーと思っていたら、「今、別れの途中です」にてソン・ヘギョの相手役をしてたイケメンやないかーい!
てなこともあって(?)、どこか憎みきれなかったグァンイルくん。
本当に嫌な役なのよ…でも、どこか表情に憂いがあって、事情を感じさせる空気というか、
最後にはやってくれたしね。ああ、複雑な心境だったんだろうな、と。
ソン・ギボム/アン・スンギュン
ジアンの友人。ゲーム中毒で、ずっとゲームをしている。
ハッキングなどが得意なようで、ジアンとは幼馴染なのか、ジアンの頼み事をなんだかんだと
引き受けている。
チェ・ユラ/クォンナラ
ギフンとサンフンが清掃にいっているマンションの住人。
毎度、酔っ払っては階段の途中で嘔吐してしまうらしく、清掃の日でもないのに呼び出されて迷惑をかけていたが、
ギフンが今映画監督ではなく清掃業をしていると知ると「落ちぶれてくれてありがとう」と元気を取り戻し、付きまとうようになる。
女優で、ギフンの映画の主演に抜擢されたが、演技が下手だとギフンに罵倒され続け、自信を無くしてしまった。
どこか空気が読めず天真爛漫で、何度疎ましがられてもギフンに付き纏い続ける。
【クォン・ナラそのほか出演作品】「梨泰院クラス」「不可殺」ほか
クォン・ナラちゃんの空気読めない具合がなんとも可愛いのよ〜
おじさんたち相手に「落ちぶれていて安心する」と言って、固まらせてしまったり、それでも、
熱く語ってしっかりとおじさんたちの心をキャッチする。
ユニにもこれぐらいのアホさと天真爛漫さがあったなら、ドンフンとうまくいったのではないかと
思う。
ソ・チュンデ/イ・ヨンソク
ジアンのことを幼い頃から知っており、同じ社内で派遣社員のゴミ清掃員担当として働く。
ジアンのことを不憫に思い、何かと協力してやっている。
ユン・サンテ/チョン・ジェソン
社長派の常務で、ドンフンの上司。清々しいぐらいに社長の腰巾着をして、周りに悪態を
ついて回っている。
ソン課長/ソ・ヒョヌ
ドンフンの部下。3チーム。
ドンフンを慕い、ドンフンのことを思って行動してくれる。ドンフンが常務になれるように
協力。優しさが滲み出ている。
【ソ・ヒョヌそのほか出演作品】「悪の華」「エージェントなお仕事」ほか
キム代理/チェ・ドンヒョン
ドンフンの部下。3チーム。
ドンフンを慕っているが、迂闊なところがあり、つい口を滑らせてしまうところが多々あるが、
悪いやつではない…
ユン・サンウォン/パクヘジュン
ドンフンの同級生だが、ある日突然出家した。
人里離れた寺にて住職をしている。
時々、ドンフンとメールのやり取りをしたり、ドンフンが訪ねて行ったりする。
【パク・ヘジュンそのほか出演作品】「ミセン」「夫婦の世界」「毒戦」ほか
パク・ヘジュンさんは「夫婦の世界」でのイ・テオの印象が強すぎて、
あの強欲な男がこんなにも世捨て人の穏やかな表情ができるのか、と今回印象新たになって
面白かった。
イ・テオの生まれ変わりだろうか…前世で夫婦で憎しみ合いすぎて疲れたのかもしれない。笑
チョン・ジョンヒ/オ・ナラ
後渓(フゲ)サッカー会のみんなが集まる飲み屋の主人。タイに行っていたが、戻ってきた。
サンウォンの元恋人だったが、突然出家してしまったサンウォンをずっと探し続けている。
【オ・ナラそのほか出演作品】「スカイキャッスル」「ラケット少年団」「還魂」「還魂2」「エージェントなお仕事」ほか
オ・ナラさん…愛情深い役どころが多くて好きなんだよなあ。絶妙に笑わせてくれるし、泣かせてくれる。
今回も、酔っ払いながら一人で店に残るのが嫌で、みんなと一緒に「家に帰るのだ」と言い張り、街を一周して、
またこっそりと部屋に戻ってくるとか、なんだか切なくて悲しい。
恋人だった男が突然、出家し、目の前からいなくなるなんてどう考えても悲しい。
そのところは深くは描かれないものの、おそらく天涯孤独であるジョンヒ。
サンウォンがきっと拠り所だったに違いないが、独りになってしまった悲しみは大きいだろう。
酔っ払って自分の下着を洗いながら「下着を自分で洗います〜下着を洗えるうちは大丈夫です〜」と言っているシーンも
なんとも哀愁が漂うのだ。
ドンフンの母親が娘のように接していて、きっと後渓のみんなから大切にされてきたからこそ、
ジアンと出会った時に優しくできる女性になったのだろうとも思う。
韓国ドラマ「マイディアミスター〜私のおじさん」感想〜行き詰まった人生に光をくれる。誰にでも起こりうる、誰にでも起こっていいと思える奇跡
「名作」と言われるものは黙って見るべし!
「私の解放日誌」と同じ脚本家さん(パク・ヘヨン)だと聞いて、ずーっと気になっていた作品。
始まりも地味で、主人公たちもずっと浮かない顔をしている。
この作品の1話を見終わるのに実に1年以上も費やしてしまった。
見始めてみたら、「名作、名作と言われるものは本当に名作だった!!!」
の一言に尽きる。
I Uちゃんが演じるイ・ジアンは人生に行き詰まっている。
親の借金を背負い、その借金を微々たるお給料の中から返済し、利子は膨らむばかり。
さらには、耳の不自由な寝たきりのおばあちゃんの介護もその小さな肩に
のしかかっている。
人生を諦めた人たち
行き詰まっている、というよりもむしろもう諦めている。
自分の人生に楽しみを見つけようとしていないし、他人と関わろうともしない。
自分の人生が今よりいい方向に変わるなんて思ってもいない。
全ての表情が「諦め」ている。
一方で、パク・ドンフン(イ・ソンギュン)もまた。どこか人生を諦めた顔をしている。
兄が借金を背負い、弟は定職についていない、二人とも母親のところに身を寄せて生活している中、
母親の葬儀の心配をする兄から「お前だけはなんとしても大企業に勤め続けろ」と言われる日々。
息子は海外へ留学し、妻とは会話もない。
そんなくたびれたおじさん。
周りでは、経営をめぐって派閥争いが繰り広げられているが、
二人にはそんなことは関係ない、はずだった…が、
始まりは盗聴?
ひょんなことから間違えて、ドンフンのところに常務(パク・ドンウン)宛の
賄賂が届く。それを目撃したジアンがその賄賂を盗み、借金の返済に充てようと
したことから二人の交流が始まる。
社長がドンフンの妻と不倫をしていることを知ったジアンは、ドンフンを会社から
追い出してやるからお金を渡すように社長に持ちかける。
そして、ジアンはドンフンのスマホに盗聴器をつけ、ドンフンの会話の全てを盗聴するようになる。
いつでも、どこでもドンフンの会話を聴く日々。
ドンフンと後渓(フゲ)サッカー会のおじさんたちとの会話。
ドンフンと3兄弟との会話。
ドンフンと同僚たちとの会話。
ドンフンの息遣い。
ドンフンの足音。
ドンフンの泣く声。
ドンフンが怒る声。
盗聴という本来後ろ暗く、やってはいけないことの中にジアンははっきりと希望を見出す。
ドンフンという一般的にはどこにでもいるおじさん(アジュシ)。
そのおじさんを盗聴したことで、ジアンは明らかに希望を見出したのだ。
盗聴の中で、ジアンは救いを見つけ、盗聴の中で生きる喜びを得て、
盗聴の中で、癒しを受けて、盗聴の中で生きる力を得ることができた。
ドンフンを嵌めるつもりだったジアンはやがて、純粋にドンフンに惹かれて、
ドンフンを応援するようになる。
徐々に、心の交流が始まる二人。
少しずつ変わる関係性
おばあちゃんの介護をするジアンを見つけて、「えらいな」と褒めるドンフン。
無知ゆえに、介護に苦しむジアンに、国からの援助を受けるように伝えるドンフン。
小さな体に傷をいっぱい受けるジアンに同情し、ジアンのために動くドンフン。
本来知るはずのないこともジアンは盗聴によって、全て知る。
そうして、
ドンフンのために、何の見返りも求めず、ドンフンのために捨て身で
生きていこうとするジアン。
互いが互いに、自分の人生に突然現れた天使のような存在となる。
恋愛ではないが、そこには「愛」が存在する
ここで大切なのは、
ジアンはドンフンを好きだ、と言うがドンフンは決して下心を持ってジアンに接することはない、ということ。
恋愛ものじゃあないのよ。
おじさんたちのしょうもない会話も、ドンフンが絶対にジアンに対して下心は持っていないことから、
観ているこちらを安らがせ、「しょうもない会話してるわー」「かわいいわー」と思える。
ドンフンは愛情はあっても、下心はない。ここ大変重要。
会話を盗聴されるって、本来どんなことを言ってるかわからないし、
現に周りはしょうもないことを言ってくる。
けれど、ドンフンに下心がなかったことで余計にジアンは救われたに違いない。
世のおじさんたち!!!
下心のあるなし、会話には気をつけようと思うに違いない〜!
魅力的な登場人物たち
ドンフンだけではなく、他のおじさんたちも魅力的!
パク・ホサンさんが好きなんだが、彼が演じるサンフン。
娘の結婚式でご祝儀をくすねようとするし、ドンフンにお小遣いもらってるし、
「おじさんの生活に若い女の子が〜!!!」とか言ってるし、
何かといえば「母親の結婚式に花をズラーっと並べることが夢だ」とか言ってるし、
夢見がちで、ワクワクするようなことがしたいとか言って、兄弟揃いのサングラスを買っちゃうし、
とにかく情けないけど、憎めなくてかわいい。
弟のギフンは映画監督になることを夢見ていたが、鳴かず飛ばず。口が悪く、
いつも悪態をついているが、昔イジメ抜いていた女優のユラとのやりとりが何とも
可愛らしく…
自分の悪いところ、悪かったことを認めるってできるもんじゃない。
この3兄弟の絆もまたいいんだ、これが。
喧嘩して悪態ばかりついてる3人だけれど、
誰かが悲しんでいたら、気がついて、心配して怒ってる。
サンフンが母親の前で土下座をさせられたと聞き、ドンフンが怒りに行ったこと。
殴られた顔のサンフンを見て、「どこのどいつだ〜!!!」と興奮して走り回るギフン。
サンフンの妻が不倫していることを知って、泣いて怒るギフンに、それでも怒りを抑えて
ユニに優しく接するサンフン。
「兄さんが悲しんでる時に笑っちゃだめなんだ」と言ってしかめ面をしているギフンがまたかわいい。
最後に、ドンフンが大切にしている子だから、と無条件に受け入れて、
ハルモニの葬儀を盛大にしてあげるサンフンには泣けた。
そしてその葬儀を手伝う後渓(フゲ)のおじさんたち。
ユニは、この後渓(フゲ)を大切にし続けるドンフンについていけず、
いつも何を考えているかわからないドンフンに寂しさを感じて
不倫してしまったけれど、もう少し頭悪く楽観的でいられたら良かったんじゃないの〜と
私は思う。
後渓(フゲ)の面々はおじさんもおばさんもそれぞれ素敵である。
オ・ナラさんが何も言わず聞かずにジアンに優しくするところも、彼女の
人生の哀愁と相まってなんだか切なく、良かった。
ああ…大切にしたいシーンやセリフがたくさんある。
メモをとって、何度も何度も読み返したい。
何度も何度も見たいドラマの一つとなった。
ずっと、一生…大切にしていきたい作品の一つとなった。
「私の解放日誌」もそうだったけれど、すごくすごく心に沁みるいい作品だった。
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「私の解放日誌」をみて、パクヘヨンさんってすごい!と思ったのだが、
この「マイディアミスター」でも脚本力の強さを感じた。
ひとことひとことのセンスもいいし、
始めは重く静かなのに、徐々に感情が爆発していく瞬間に本当に心が湧き立つ。