ソン・ソックとキム・ダミがタッグを組んだ?
これは見るしかない!と思って見始める。
ディズニープラス作品にはあまり期待せずにみ始めたんだが、
これはこれは…当たり!である。キャスト&相関図紹介!感想を綴ります。

ディズニープラス「ナインパズル」あらすじ 話数 監督
10年前、ある屋敷で男が殺された。
容疑者は姪である、ユン・イナ(キム・ダミ)。当時高校生だった。
有力な情報も証拠もないままに10年の月日が流れる。
イナを疑い続ける刑事、キム・ハンセム(ソン・ソック)。ハンセムの元に悠々と現れては、事件が解決しないことを
揶揄し続けるイナ。今やソウル警察庁のプロファイラーとなっていた。
そんなある日、イナのもとに一つのパズルのピースが届けられる。
それは、10年前、叔父の殺害現場で見つけた、パズルと同じものだった。
ハンセムに知らせようと、マンションに向かうイナが遭遇したのは、車内で無惨に殺された女性の遺体だった…。
タイトル | 「ナインパズル」 |
配信 | ディズニープラスオリジナル作品 |
話数 | 全11話 |
監督 | ユン・ジョンビン(「ナルコの神」ほか) |
脚本 | イ・ウンミ(「ナビレラ」ほか) |
キャスト | ソン・ソック、キム・ダミ、キム・ソンギュン、ヒョン・ボンシクほか |
韓国ドラマ「ナインパズル」相関図
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ディズニープラス「ナインパズル」キャスト&登場人物
ユン・イナ/キム・ダミ

ソウル警察庁・犯罪分析官(プロファイラー)。
10年前、漢江(ハンガン)警察署の元署長だった叔父が殺害された事件の、第一発見者であり、容疑者。
発見時の空白の記憶を取り戻すために、精神科に通う。
飄々とした態度、人を食ったような態度をとる。
まるで自分が殺害したかのように、犯罪を分析する。
【キム・ダミその他出演作品】「梨泰院クラス」「The Witch 魔女」「その年、私たちは」ほか
キム・ハンセム/ソン・ソック

漢江(ハンガン)警察署・強力班刑事。
赴任したばかりの時、イナ(キム・ダミ)の叔父の事件に遭遇。真っ先にイナを疑い、10年間彼女を犯人だと疑い続けるも
有力な情報は得られず。
しつこさはピカイチ。イナの事件は解決できないままだが、そのほかでは優秀。
推理小説やサスペンス映画が大好きで、刑事に憧れて刑事になったという。
感情が昂ると蓋(帽子)をとる。
【ソン・ソックそのほか出演作品】「犯罪都市2」「私の解放日誌」「D.P.脱走兵追跡官1・2」「カジノ」「殺人者のパラドックス」「君は天国でも美しい」ほか
ヤン・ジョンホ/キム・ソンギュン

漢江(ハンガン)警察署・強力班、班長。
冷静で温厚な性格の持ち主。信念を持ち、事件や仕事に当たる。
ハンセム(ソン・ソック)から尊敬されている人物。
【キム・ソンギュンそのほか出演作品】「応答せよ1994」「恋のスケッチ〜応答せよ1988」「D.P脱走兵追跡官」「弱いヒーロー1・2」「ムービング」
チェ・サン/ヒョン・ボンシク

漢江(ハンガン)警察署・強力班マンネ(一番新入り)。
あんまりやる気がなくて、まだまだ現場に不慣れ。いつもグイグイと突っ走るハンセム(ソン・ソック)に若干
引いている。
【ヒョン・ボンシクそのほか出演作品】「D.P 脱走兵追跡官」「ナルコの神」「この恋は不可抗力」「京城クリーチャー」「ドクタースランプ」「スイートホーム2」ほか
ノ・スグァン/クァク・ジャヒョン
漢江(ハンガン)警察署・強力班刑事。
アン・ヨンハ/チャ・ウジン
漢江(ハンガン)警察署・強力班刑事。
ヒョン・ホグン/チャン・ギョクス
漢江(ハンガン)警察署・現在の署長。
イナ(キム・ダミ)の叔父の後輩に当たり、イナのことを何かと気にかけている?ようにも見える。
テ・ドンス/チョン・マンシク

元ハンガン警察署の刑事。イナ(キム・ダミ)の叔父殺害事件の時に、事件を担当。
現在は広域捜査隊隊長。
ハンセム(ソン・ソック)の先輩に当たる。
【チョン・マンシクそのほか出演作品】「グッドボーイ」ほか
イ・スンジュ/パク・ギュヨン

イナ(キム・ダミ)が通う精神科の精神科医。警察庁指定の病院。
失った記憶を取り戻す手伝いをしている。
【パク・ギュヨンそのほか出演作品】「サイコだけど大丈夫」「セレブリティ」「スイートホーム1・2」「イカゲーム2・3」ほか
ファン・インチャン/ノ・ジェウォン

イナ(キム・ダミ)が通う精神科病院の精神科医。イナの前の担当だったが、
あまり相性が合わず、担当が変わる。
【ノ・ジェウォンそのほか出演番組】「今日もあなたに太陽を」「殺人者のパラドックス」「イカゲーム2・3」ほか
ユン・ゴウン/アン・ソヨ

ソウル警察庁・犯罪分析課チーム長。
イナ(キム・ダミ)の頼れる上司。
ピョ・ジユン/ホン・ビラ

ソウル警察庁・犯罪分析チーム。イナ(キム・ダミ)の同僚。
【ホン・ビラそのほか出演作品】「良くも悪くもだって母親」ほか
ナム・ヒョクス/キム・ドヨン
犯罪分析チーム・イナ(キム・ダミ)の同僚。
ジユン(ホン・ビラ)とサムな関係あり?
コン・ヨンイム/パク・ソンヨン

イナ(キム・ダミ)の家の家政婦。おじさんが亡くなった事件より前から家政婦を続けている。
帰ってきたらリビングで寝ていたりと何かと不気味ではある。
【パク・ソンヨンそのほか出演作品】「ヒップタッチの女王」ほか
ナム・ナリ/イ・ジュヨン

所轄の警察官。
巡回中に第二の殺害事件の被害者であるイ・ミヨン(キム・イェウォン)を目撃。
自分を責めるようになり、精神科に通う。
【イ・ジュヨンその他出演作品】「梨泰院クラス」ほか
ホン・ラウン/パク・ミヒョン

ハンセム(ソン・ソック)の母親。
訳あって別々で暮らしている。週に一度ハンセムが訪れるようにしている。
ユン・ドンフン/チ・ジニ

イナ(キム・ダミ)の叔父。10年前に自宅で何者かに殺害される。
元・ハンガン警察署署長。
【チ・ジニその他出演作品】「ムーブ・トゥ・ヘブン」ほか
イ・ミヨン/キム・イェヨン

ハンガン警察署関係者がよく集まるバー・グリフィンの経営者。
何者かによって殺害される。彼女の死後、パズルのピースがイナ(キム・ダミ)の元に届いたことで、
連続殺人事件とイナが認定するに至る。
ハンセム(ソン・ソック)の母親と同じマンションに住む。
カン・チモク/イ・ヒジュン

連続殺人事件第3の被害者。
実業家。第二の被害者イ・ミヨン(キム・イェヨン)の昔の恋人?
【イ・ヒジュンその他出演作品】「エージェントなお仕事」「悪縁」ほか
ソ・ヤンヒ/オク・ジャヨン

カン・チモク(イ・ヒジュン)の妻。
冷徹・冷静沈着。イナ(キム・ダミ)に興味を示す。
【オク・ジャヨンその他出演作品】「悪霊狩猟団カウンターズ」「mine」「ビッグマウス」「シュルプ」「クイーンメーカー」「京城クリーチャー」ほか
ド・ユンス/イ・ソンミン

DH建設の社長。チモク(イ・ヒジュン)が最後に通話した相手。
第4の被害者。
横柄で乱暴な言い方や態度をとる。
【イ・ソンミンその他出演作品】「ミセン」「未成年裁判」「財閥家の末息子」「運の悪い日」ほか
イ・ガンヒョン/ペク・ヒョンジン

ミョンソン日報の記者。10年以上前に亡くなる。
【ペク・ヒョンジンその他出演作品】「ハピネス」「良くも悪くもだって母親」「ムービング」ほか
オ・チョルジン/ファン・ジョンミン

ソンジン建設代表。済州島在住の実業家。
【ファン・ジョンミンその他出演作品】「ナルコの神」ほか
クォン・サンボム/パク・ソンウン

元・検事長。
【パク・ソンウンその他出演作品】「ブラッドハウンド」ほか
キム議員/キム・ウンス
国土交通省・元長官。
【キム・ウンスその他出演作品】「結婚作詞離婚作曲」「星がウワサするから」「グッドボーイ」ほか
ディズニープラス「ナインパズル」感想〜被害者が豪華すぎる!誰が犯人かわからない展開に入り込む
ディズニープラスのドラマでおすすめを聞かれたら、
「ムービング」「照明店の客人たち」…うーんあとは「カジノ」も面白かったよ、ぐらいで終わるつもりでいたのだが、
今度からは「ナインパズル」も入れようと思う。
結構ショッキングな殺害現場で、グロテスクだし過激な内容が多いからもちろん好き嫌いはある。
が、サスペンスが好きならばこれはお勧めできる作品ではなかろうか。
キム・ダミ演じるユン・イナのキャラクターがまず魅力的。
警察っぽくないファッショナブルな格好で颯爽と現れる。
ジャケットにアシンメトリーなスカート。そして真っ赤なポルシェカイエン(多分)
人を食ったような態度で、斜に構えた受け答え。
そして10年前の殺人事件の容疑者という札付き。
「まだ進展ないの?」と自分を疑う刑事に言っちゃうあたり…やっぱり犯人なのでは?しかもサイコパス?とか
思っちゃう。
そして…ソン・ソックが演じる刑事ハンセムもまた負けじ劣らず魅力的であるのが
このドラマのいいところ。
ハンセムはダサい。ロングコートの中に妙なジャケットを着ているし、黒に黒を合わせてるし、
年がら年中ニットキャップをかぶっていて、しかもそれをイナに「蓋」と呼ばれる始末。
(最初に呼んだのはイナの主治医スンジュ(パク・ギュヨン)だったが)
興奮して熱くなると、蓋を取るのが特徴で、10年間イナを犯人だと思って調べ続けているが、
逆にイナに10年間付きまとわれてうんざりもしている。
情に厚くて、一度つかんだ手は離さない。イナのことを疑っていたのに、徐々にバディになっていく二人の
関係の変化もいい。
推理小説や映画が大好きというキャラ設定まで上手くできていて、この脚本、うまい!
二人のキャラクターが完璧に仕上がっているから、魅力的なドラマになること間違いなしだが、
そこに加えて、被害者や登場人物たちの豪華さよ…
こいつはモブだな、と思うところがなくて、逆に誰も彼も怪しく見えてくる。
サスペンスやミステリーで、突然豪華俳優がキャスティングされていたら、この人、犯人!となってしまうのが
日本のドラマの悲しいところ。
ところがこのディズニープラス作品、ちょっと出てきてすぐ殺される人が豪華すぎる!!!
ストーリー云々よりこの豪華さに騙されたかも?笑
とにかく最後まで犯人が「この人もあり得るな」とか思っちゃって、引き込まれる作品だった。
イナ&ハンセムのキャラクター設定が何よりも好きかな。